11/22(水)のマーケットレポート
おはようございます。
昨晩の米国株式は、主要3指数+小型株のラッセル2000ともに上昇しました。
S&P500は、直近の高値に迫ってきています。
【米国市況】株反発、インフレ期待高まり利回りは上昇-149円台後半
長期金利
長期金利は若干の下落です。
後述する経済指標で若干動いたようですが、感謝祭前ということで売買も低調だったようです。
トレンド的には下向きは変わらず、週足では短期トレンドラインにタッチしてきています。
ユーロ圏経済の低成長、金融安定リスクを増幅する恐れ-ECB
為替
ドル円は反発し、ドル高円安になり、ちょうど50日移動平均線上で終わりました。
原油
原油価格は下落しました。
Bloombergによると「石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が週末に予定していた会合が延期となり、OPECプラスが供給引き締めに動くとのトレーダーの期待に水を差す格好となった。」
とのことです。
200日移動平均線に跳ね返された格好になるので、トレンド的には下向きなのかなと思っていますが、引き続き注視します。
OPECプラス会合が延期、生産水準で厳しい交渉-原油下げ拡大
経済指標
昨日はいろいろな経済指標が出ました。
方向性は一方的なものではなく、様々だったなと感じています。
人々はインフレは根強いと感じていて、労働市場は引き続き堅調という感じではありますが
確実に景気減速の足音が近づいてきているなというのが、個人的な印象です。
米消費者1年先インフレ期待、7カ月ぶり水準に上昇-ミシガン大
米耐久財受注、10月は予想以上に減少-民間航空機の受注減で
米新規失業保険申請、6月以来の大幅減-継続受給者2カ月ぶり減
センチメント
Fear & Greed Indexの数値はさらにGREEDに傾いてきています。
ただ、まだ小型株は上昇トレンドに乗れていないこともあるので、上昇余地はあるかもと思ってはいますが
上昇ピッチが速いので、警戒は必要だなと思います。
個人的には明日の日本のCPIにすごく注目しています。
数値もそうですが、それを受けての長期金利や為替の動きはチェックしたいと思います。
そして、この先の金融政策も。。。
この辺りのニュースとの関連性もあるんでしょうね。
日銀がリスク資産購入から静かに撤退、異例の政策から正常化の兆し
いろいろありますが、今はとにかくどっしりと構えていきたいと思います。