11/27(月)のマーケットレポート

おはようございます。
昨晩の米国株式は、感謝祭の祝日明けでしたが、主要3指数+小型株のラッセル2000ともにほぼ横ばいでした。
ヒートマップも秋の色って感じですね。

【米国市況】債券高の流れ継続、株下落-ドル一時148円55銭に下落

長期金利

先週末に上昇して、行方を注視していた長期金利ですが、しっかり下落(債券価格上昇)でした。
昨日は2年債、5年債の入札で、強弱まちまちでしたが、しっかりと長期債券に買いが入った形となっております。

米10年債利回り低下 2年債と5年債の入札への反応は限定的=NY債券概況

米国債の劇的回復、本格的上昇の序曲か-インフレや雇用が裏付け

為替

ドル円は米長期金利下落の流れを受けてドル安円高になっています。
日米金利差通りの展開であることと、50日移動平均線を下に切ってきました。
日米金利差もゆっくりとピークアウトの形になってきていると思います。

ここからドル安円高の流れが来そうな感じですが、データをしっかりと注視していきたいと思います。

マイナス金利解除、日銀が地ならし ショック回避探る

円は対ドルで148円台後半に上昇、米金利低下や株安で買い優勢に

原油

原油価格は横ばいでした。
Bloombergによると「石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が30日の会合で一段の減産を決めるとの見方がある一方、供給過剰のサインが相場の重しとなった。」

とのことです。

経済指標

今朝発表された米新築住宅販売は前月から減少し、市場予想も下回りました。
また、前月分も下方修正されました。

「高水準にある住宅ローン金利が需要を圧迫している状況」
となっており、FRBの金融政策が確実にブレーキを効かせている感じです。

米新築住宅販売は減少、全ての予想下回る-高いローン金利が圧迫

米コアインフレ率の鈍化は緩慢、FRBは高金利維持へ-エコノミスト

センチメント

Fear & Greed Indexは引き続き、GREEDの水準です。
確実にFRBの高金利政策が効果を表している一方で、BNPL等である意味借金をしてでも、消費活動をしている点は気になります。
この流れが後の混乱を引き起こすかもしれないなと思っています。

とはいえ、データをしっかり注視しつつどっしりと構えていきたいと思います。

ウォール街メルトアップの様相、ジャンク債や小型株買い-弱気派後退

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