10/11 レポート
おはようございます。
昨晩のマーケットは注目経済指標のPPI(米生産者物価指数)が予想を上回る内容だったものの
米金融当局者の発言がハト派寄りだったこともあり、長期金利が下落し株価も上昇となりました。
市場参加者にとって重要なテクニカル分析ツールとして注目されている21日移動平均線をサポートラインにしたような感じにした感じです。
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【米国市況】株4日続伸、金融当局者の発言を意識-ドル149円台前半
米金融当局者の発言はいずれも追加利上げなしの可能性を示唆しています。
昨晩は9月のFOMC議事要旨が公開されましたが
この中では、現在の金利水準を当面維持すべしという内容ではありましたが
引き締め過ぎのリスクとインフレ鈍化を維持することとのバランスを取る必要があるとの見解もあったことも
後押しになっているのではと思います。
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アトランタ連銀総裁、インフレ低下が続く限り追加利上げは不要
ウォラー理事、米金利に関し状況「見極め」可能-追加措置講じる前に
FOMC議事要旨、高水準の政策金利「当面」維持が必要と判断
一方、上記に完全に隠れてしまった形のPPI(米生産者物価指数)は予想を上回りました。
エネルギー価格上昇の影響もありましたが、食品・エネルギー除くコアPPIも予想を上回っているのは心配です。
米生産者物価指数、9月は予想上回る伸び-ガソリンや食品が上昇
為替は米長期金利が下落しましたが、日本の長期金利も下落しているため
若干の円安となっています。
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原油価格は下落しています。
イスラエルとハマスの戦争で急上昇した原油価格ですが、供給への影響は限定的となるとのことで下落しているようです。
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センチメントは「FEAR」ではありつつも、長期金利が下落していることで株価は回復してきています。
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本日はCPI(米消費者物価指数)の発表です。
PPIの内容は気がかりではあるものの、順調にインフレが鎮静化してきているのは間違いないと思いますので
一旦買いに入ろうと思います。
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