西野亮廣さんの講演会は前を向ける気持ちにさせてくれる
2024年4月18日(木)、大阪市で行われた西野亮廣さんの講演会に行ってきました。
副業をはじめた頃(2000年4月)に西野さんのvoicyを知り、「自分の力で稼ぐこと」に向き合ってきました。
今回ぜひお話を聞きたくて講演会に参加し、得た事を記録しておこうと思います。
挑戦の正体
性能のよいブレーキを持っておく
「できそうにないこと」は挑戦ではない。
「挑戦」は失敗してもつぶれてしまわないような状態を作ってから始める。
挑戦にはブレーキが必要だと。
大きく事故(失敗)をしないように、適切なところ・必要な所でブレーキをかけられないといけない。
この「つぶれてしまわないように」という状態づくりが大切で、チームでしっかりと共有しないといけないんだなと思いました。
失敗することを計算に入れておくという知識は、経営をする上ではとても大切。
はじめから成功するとは思わずに、仕組みを作ってから挑戦をすること。
挑戦し続けるために
エンタメの世界では、1回目の挑戦は多くの製作費をかけて行われる。
その場合、ヒットしないと2回目はないのだそう。
2回目以降の挑戦をし続けられるには、色んな事業を展開して組織化することが必要。
挑戦は「1発当てるぞ」という1回にかけることではないのなら、受け止められる失敗を知っておくべきなんだと思いました。
「成功者」の行動パターンの共通点は「ローリスクハイリターン」を意識しているということ。
「挑戦はうまくいかない」と思っておいて「失敗しても次がある」という状態にしておくことが必要!
客観視する意識
西野さんが好きなことば「自分のものさしではかるな。自分のものさしを問え」がとても心に刺さりました。
自分を客観的に見ることは、普段から意識してトレーニングしておかないとできないなと思います。
自分だけの価値観でものごとを捉えないように、色んな価値観や経験が多くあることを知る努力が必要なんだと思いました。
「モチベーションがないんです」に答えが!
モチベーションは最近のことば
モチベーション。
よく聞くし、使うなぁと思っていました。
きちんと定義したこともありません。
モチベーションということばが辞書に掲載されたのは2001年くらいだそう。
すごく最近!
それ以前は「モチベーション」という概念や定義は存在しなかったようです。
TRFの楽曲「オーバーナイトセンセーション(1995年)」という曲で初めて「モチベーション」ということばが使われたみたい。
モチベーションは「生まれる」ものではない
モチベーションの定義を検索すると色々出てきて、「動機」や「原動力」のような表現があります。
西野さんは
「モチベーションは生まれるものではなく、育むもの」と表現されていました。
何かのきかっけがあって、「行動」してみてうまく結果がでたあと「何かやる気でてきた!」
この時のやる気が「モチベーション」だと。
結果がでて、進んでいる感覚。
次もがんばりたいという感情。
きっかけ→行動→モチベーション→行動→モチベーション……続く。
足りていないのは「きっかけ」なんだと。
今ある毎日の同じ生活のままだと「きかっけ」は絶対にうまれない。
だから、よほど意識をして探しに行かないといけない!
付き合う人を変える、環境を変える。
きっかけはどこにあるか分からない。
考えてもいなかったことをしてみて、それがうまくいって、モチベーションが育つ。
わたしは「きっかけ」は見つかり、普段からも「きかっけ探し」は意識しているけれど、「行動」の質や方向が未熟なんだなと痛感しています。
以前の自分よりは成功(すごく小さいけれどそう呼ぶ)しているので、モチベーションはある。
やっぱり「行動」だなと。
会う人を増やし、マネする人を増やす。
自分を納得させられるような結果が出れば、またモチベーションは育つんだな。
大きな目的を掲げなくてもいい
「こんな夢をかなえるんだ」「こんなことをするんだ」と初めから大きな目的があるわけではない。
何かやったことがない小さなことでも始めてみれば、そこから何のためにがんばればいいのかが見つかるのだという。
毎日の生活の中の「意識」と「アンテナ」だな。
「準備が整う日は来ない」
西野さんの周りの方で「準備ができたらやってみたいです」という方がいるそう。
そんな日は来ない!
先に決めてから、「さぁ、どうすればいいんだっけ?」を試行錯誤する。
やったことはないけと、強引にスタートしてみる。
映画、ミュージカル、盆踊りの大きなイベント…西野さんを象徴するすごい結果は準備ばっちりで始まっているわけではない。
「西野さんだからできる」感はある規模だけど、準備に時間をかけずに「先に決めて動け!」はわたしのマインドを加速させてくれました。
具体的なビジネス戦略
講演会では、
事業を継続させるヒントや知っておかないといけない戦略を聞けました。
このnoteではマインドセットを多くアウトプットしていますが、具体的なビジネスのこともたくさん聞けました。
「夢と金」を教科書に学びを整理する
2023年4月に発売された、西野亮廣さんのビジネス薯「夢と金」では、お金の「作り方」と「守り方」などを学べます。
知識をいれることは「失敗をしないこと」、「しても最小限で生き残れること」を証明してくれています。
わたしも事業を進めていく身である以上、必死でやらないといけない。
あっという間の90分
最前列で拝聴させて頂いた講演会。
毎日voicyで聴いている声の主が目の前にいるという感動!
笑いと学びが混ざり合う最高の時間でした。
行動する事で何かが変わり、新しい目標が生まれる。
今日、和歌山から大阪のHEP FIVEに行けたことが本当にうれしかったです。平日(木曜日)にも関わらず「行ってきていいよ」と言ってくれ、家事や子どもの事を引き受けてくれた夫に感謝です。
わたしが、時間やお金をかけて色んな学びができているのは、夫・家族のおかげ。
明日からも、家族のことを笑顔にして、学びを深めていこうと思います!