娘の小学校入学でライフスタイルが変わった!
3月20日。
娘は小学校を卒業しました。
じっくりふり返ると娘と私にとって6年間は、長く充実していました。
元号も平成から令和に変わり、4年生の春にはコロナウイルスの流行。
118㎝だった娘の身長は156㎝にのび、心も体もしっかり成長しています。
6年前。
小学校入学の時に現れたのが「小1の壁」
子どもにとっての小1の壁は、「保育」から「教育」への環境の変化に、心と体をどのように対応していくかなどに直面することです。
働く母親にとっての小1の壁は、これまでのフルタイム勤務が続けにくくなり、勤務時間を短縮したり変更したりする必要が出てくることを言います。
私も、娘の小1の壁を丁寧に超えていくために、娘と家族にとって一番よい方法を探しました。
小1の壁は私にとって「これからの人生後半戦をしたたかに生きよう!」と考えるきっかけになりました。
この記事では、娘の小学校入学がきっかけで変わった、私のライフスタイルや考え方を記していきたいと思います。
私の6年間の変化とはじめたこと
35歳~41歳までの6年間。
あらためてふり返ると、とても長く充実していた期間だったと感じています。
小学校に入学したことで娘は「小1の壁」を経験することになります。
保育園での生活から一気に環境が変わるので、親が娘のメンタルをしっかりフォローしていくことが必要です。
フルタイム勤務では、私が時間やこころに余裕がもてなくなるのは想像できました…
働き方を変えよう!
でもどんな働き方がいいのかすぐには決められず、娘の入学までの間迷っていました。
娘が入学して生活の変化に慣れていくために、職場の上司に相談してフルタイム勤務を時短勤務に変えてもらいました。
出産や子育てに理解があり、大変働きやすい職場でした。
時短勤務とはいえ、いざはじめてみると仕事を残したまま終わることが多く、仕事を家に持ち帰っているような状態。
退勤時間は16時でしたが、きっちり勤務は終わらない事がほとんどでした。
娘が小学校に入学したころ、下の男の子は保育所の年少クラス。
学童と保育所の2か所へのお迎えはとてもバタバタして、急いで運転をするので危なかったです。
職場から保育所・学童へお迎えに行き、帰宅するまでに1時間15分くらいかかっていました。
それでもフルタイムで働いていたころに比べると、夕方に時間ができ、娘の話をゆっくり聞いたり遊んだりできました。
小学校へ入学してすぐのころは、給食がなく午前中で帰ってきます。
授業参観、家庭訪問、地区児童会の集まりなどの行事や会合は平日にあることがほとんどです。
もう少し時間を捻出できるような働き方を考え、夏休みなどの長期休暇に向けて、転職することにしました。
約10年間勤務した職場を離れ、訪問看護ステーションの非常勤として働き始めました。
ちょうど娘が夏休みに入る前のタイミングでした。
訪問リハビリではスケジュールを組みやすく、勤務内容もやってみたい分野だったので、私自身も新しい環境に飛び込みました。
新しい職場の業務に慣れるまではとても大変でした。
ストレスのかかる緊張感のある現場なので慎重な対応が必要です。
勤務にようやく慣れてきた、娘が小学校2年生のころ、時間と心のゆとりができてきました。
そこで考えるようになったのが「収入」です。
収入の減少
収入はフルタイムで働いていた時の半分に減少。
幸い夫の収入でも生活はしていけます。
自宅も夫の祖父母が住んでいた住居をリフォームして暮らしているのでローンや家賃はいりません。
でも、収入の減少をきっかけに「お金のことを勉強しないと」と漠然と考えるようになりました。
「収入が減ったから何とかしたいなぁ」「働きたいなぁ」という気持ちは強く、とにかくお金のことを勉強してみようと、「節約 お金」というキーワードで調べ始めました。
雑な検索で調べはじめると、副業、フリーランス、投資、などのジャンルをよく目にするようになりました。
今までなら「怪しい」「だまされそう」などのイメージしかなかったジャンルの内容が「真剣に勉強してみようかな」と。
すると、今まで何をしてきたんだと情けなくなるくらい、無知だったことを痛感しました。
「収入が減ったから節約」することしか知識がなかった私が、大きく成長できる道を見つけたのです。
投資を知る
これまでも家計簿はつけていましたが、どこまで固定費を削れるかを意識したことはほとんどありませんでした。
ムダすぎる保険と、サブスク、子どものやる気がない習い事、などなど軽く4万円くらいは超えていました。
固定費を削ると、投資に回せるお金が生まれました。
金融投資について、書籍・YouTubeなどですきま時間を全て使って勉強をしました。
個別株を売買していた時期もありましたが、やはり投資の基本のインデックス・長期・分散・積み立ての投資に力をいれはじめました。
積み立てNISA、iDeCoともに夫婦2人分の投資上限額を積み立てています。
売買のタイミングを考えずにすむので精神的に安定しました。
2年程、株式や投資信託などを学んでいくにつれていろんな知識に触れていきました。
投資といえば「金融投資」というイメージだったのですが、一番の投資は「自己投資」だということを知り、とにかく自分にスキルをつけて、自分の力で稼ぎたいという気持ちが大きくなっていきました。
副業スタートと継続
「投資資金を増やしたい」「自己投資をしたい」
そんな思いで副業をはじめてみようと考えるようになりました。
でも、自分には何があっているのか、何ができるのかは分かりません。
すぐに決断できるわけでもなく、毎日書籍やYouTubeを見て、副業の知識をたくさんつめ込みました。
私がはじめた副業は「せどり」でした。
主にアパレルで、お洋服や靴、カバンなどを仕入れてメルカリやラクマなどのフリマアプリで販売するという仕事です。
今まで家の不用品をメルカリで販売して売れた経験はありましたが、本格的に継続していくためには経験者の指導を受けた方がいいなと考えるようになりました。
オンラインでせどりの方法や指導、ビジネスとして進めていくマインドなどを教えてくれるメンターを見つけて、本格的にはじめていきました。
2020年4月のこと。
ちょうどコロナウイルス感染が広がり、小学校が全国一斉休校となっていた時期です。
当時娘は4年生でした。
本業は時々休みになることもありましたが、コロナ禍でも仕事は継続してありました。
慣れない副業で時間の使い方もむずかしく、家族に迷惑をかけていた時期でした。
せどりの副業は、月に6桁を安定して稼げるようになり、フルタイムで働いていたころの収入近くになった月もありました。
今まではお給料をもらっていて自分の力で稼ぐことはしていなかったので、個人で事業として考えていくことはとても勉強になりました。
副業でもしっかりと目標を立てて、目標に達するための行動を細分化していくことをメンターに教えてもらいながら、少しずつマインドを変化させていきました。
また、実績や結果を出している人に直接会うことの大切さや、すでに目標を達成している人がいる環境に入る事の大切さも知りました。
2021年に開業届を出して、小さくではありますが個人事業としての自覚をもって副業に取り組むようになりました。
2021年はせどりでコツコツと継続をしていましたが、ふとしたタイミングで「自分の考えや経験したことを発信していきたい」と考えるようになってきました。
2021年11月ごろ「ブログって稼げるんだ」ということを知り、とても興味が沸いてきました。
私は興味を持ったら考えの切り変えや行動はとにかく早い方で、ブログ関係の記事やYouTubeをみまくりました。
「やってみよう!」と思ったことはとても興味深くて楽しく、時間を忘れてインプットをしていました。
半月ほどたって「これはブログで成果を出している人がいる環境に入ろう!」ときめて、ブログのオンラインサロンに入りました。
2021年12月に入会したオンラインサロンでは、ブログに関する詳しいノウハウを学び知識を深めることができました。
本業や家事・育児をしながらの副業は家族の理解がないと継続できません。
今でも継続ができているのは、夫のおかげです。
1年程ブログ運営をしながら、2023年1月からWebライターも始めました。
朝活をはじめる
せどりをしていた頃は、子どもが寝てから22時くらいから作業をはじめて、1時や2時まで取り組んでいました。
明らかに睡眠不足で、朝起きても頭が痛いし日中もぼーっとイライラしていました。
ブログをはじめたことをきっかけに、朝活をはじめるようになります。
1年以上の夜型を、すぐに朝型に変えるのはむずかしくて苦労しましたが、今では朝4時頃からブログの執筆、Webライターの仕事や読書などの作業ができています。
朝は集中力が高まってアイデアが生まれやすく、時間の進み方が夜とは違い効率がいいのです。
夜は21時頃に寝るので、質よく睡眠がとれている実感があります。
朝活は1年継続して、生活リズムが整うのでイライラすることも減りました。
暮らしがミニマルに
副業は、本業や子育ての間にすすめていくことになるので、時間をどれだけ確保できるかが大切です。
そうじや片付けの時間をどうにか減らせないかと考えて、大規模な断捨離を行いました。
使っていないもの、使うか分からないものなど、大量に手放しました。
もともと部屋は片付いている方で、整理整頓を心がけて生活をしていましたが、モノは多かったです。
部屋からごっそり不要なモノが減ると、ものすごく心がすっきりして快適な気分になりました。
不要なモノを手放して部屋が整っていると、金運やご縁がアップするというなんだかスピリチュアルなことも経験しました。
小さく豊かに生活をすることを目標に、今も必要なもので満足できる暮らしをしていくように心がけています。
行動をして変化を自分でつかむ
もし私が小1の壁があっても働き方を変えていなかったら、投資や副業を始めるなどのマインドの変化は無かったと思います。
変化をすること・行動することがとっても大切だと実感しています。
娘の小学校入学で私は転職し、時間ができたことで家族の将来について考えることができました。
フルタイムのまま忙しく時間に忙殺されたままでいると、ゆとりをもって考えたり調べたりすることができません。
夫の収入があるからといって勉強をしないのもいけません。
自分や家族に必要なお金の勉強をすることで、生きる目的を再認識できます。
なぜ働くのか、どう生きるのか。
自分の力で稼いで身の丈に合った豊かな暮らしができる。
何の変化やチャレンジもないまま過ごしていた6年間を想像すると、怖いです。
行動をしていると、次にまた新しいジャンルに興味が広がって、とても充実した毎日になります
6年間で自分なりに学び、変化ができたのでこれから先の5年、10年の変化をより楽しんでいくためにさらに学んでいきます。
子どもや親の健康を祈りながら、キラリと元気に!
人生100年時代の女性の生き方は、これからが本番です。
人生後半を明るいものにするために!