すべてお見せします! 英文レジュメのつくり方(my事例あり)
今日のnoteは、「英文レジュメのつくり方」というテーマで書いてみたいと思います。
私が昨年末に頑張ったことの1つとして、来月から働き出す企業への転職活動がありました。応募するにあたって最初に必要になったのがレジュメです。(まぁそりゃ当然ですよね^^;)
私は外資系の企業に勤めており、目指していたポジションも、英語を使うお仕事でしたので、英文でレジュメを用意しました。
この英文レジュメ、日本の一般的な履歴書と随分書き方が違うんですよね。「こう書いたらいい!」という決まった形がない。真っ白な紙の上に、自分らしい経歴を描いていくようなものです。
このnoteをお読みいただく方の中には、これから就職活動、転職活動を検討されている方もいらっしゃると思います。今日のnoteはそんなみなさんのために、私が実際に転職活動に使った英文レジュメを公開し、そのつくり方のポイントについてお伝えしていきたいと思います!
これから就職、転職活動される方のお役に少しでも立てることを願って✨
↓実際に転職活動で使った英文レジュメはコチラ!↓
※ 個人情報や所属会社名はダミーです(又は伏せています)
❶応募するポジションに合わせて書く
レジュメをつくるにあたって私が最も意識したこと、それが応募するポジションに合わせた内容にするということです。
私の場合、キャリアのスタートは営業職です。ですが、今回応募したポジションは事務系の職種。
ですので、営業でいわゆる"成果"とされる売上額や達成率といったものは全く記載しませんでした。応募するポジションにはほぼ関係ないからです。
代わりに、事務系の職種でも重宝されると思われる達成内容を記載します。私のレジュメに書いた事例では、新入社員のメンタリングや医療従事者向けの講演会の企画運営などがそれにあたります。
これらのスキルは、営業以外でも転用が可能なスキルです。こういったもののみを記載することで、不必要なところは短く、コンパクトにアピールする方が良いと思います。
そのためには、まず募集要項とにらめっこし、どういったスキルが求められているのかを吟味します。
その上で募集要項に沿った形で書いていくのです。ポイントは、募集要項にあるキーワードを引用すること。私のレジュメでいえば、SEDA*、PMDA*などの用語は、まさに募集要項から取ってきて当てはめたものなのです。
(*専門用語の解説はここでは省略します)
❷コンパクトに。でも、生かせることは全部書く
コンパクトにまとめること。ダラダラと書かないこと。これも大切な事柄です。
英文レジュメは枚数が決まっていません。何ページでも書こうと思えば書けますが、理想的にはA4用紙2ページくらいに収めた方がいいです。(つまり、私のレジュメはちょっと長いです。)
不必要な情報は除きます。すなわち、日本の履歴書で一般的な、年齢、性別は記載しません。顔写真の掲載も不要です。
(余談ですが、日本の履歴書は、配偶者の有無や扶養家族など、他にもたくさん、採用に不必要なことが盛り込まれていますが、完全に世界標準から逸脱しています。)
職務経歴もなるべくシンプルに書くのが理想です。箇条書きにして1つの会社やポジションに対し、アピールポイントを3点程度に絞り、1点あたり最大2行以内で書いていきます。
フォントの制限はないですが、私はUSのビジネスマンが好んで使う「Calibri」を使用しています。(個人的には、Arialよりも読みやすいと感じるフォントです。)
社内での昇格や昇進は重要なポイントです。具体的な時期も含めてしっかりと記載します。
また、経験としてアピールに使えるのなら、どんなに些細なことであってもレジュメに記載します。私のレジュメには、わずか2ヶ月間のカナダ・バンクーバーでのインターン経験が記載されています。これは、英語圏での実務経験があることを示す重要な情報です。英語を使うポジションに応募するのであれば、いわゆる正社員勤務の経験でなくても、レジュメには盛り込んだほうがいいというのが私の意見です。
❸完璧な英語に拘らず、自分らしい表現で書く
知っています。日本人はみんな英語が苦手です。私の英語もネイティブが読めばきっとひどいものでしょう。ですがあえて言います。ネイティブチェックはお勧めしません。
わかります。完璧な書類に仕上げた方が書類通過率が高くなるってことは。ですが、そういった作戦は、面接時にボロが出て、それが期待値を下げ、結果面接通過が難しくなると思った方がいいからです。
英文レジュメを出したとしても、ほとんどの場合は相手もnon-nativeです。ですので結論意味さえ通じればいいと思います。文章が多少稚拙であっても、シンプルでわかりやすい表現が好ましいです。(相手が辞書を引かなくても意味がわかる言葉選び。)
一番大事なポイント、それは、その人らしさが文章に滲み出ていること。
私の場合、レジュメの最後にOtherという欄を設け、そこで過去にnoteで記載したような社内でのD&I活動のことや、このnote発信のことも記載しました。(noteについてはリンクまで貼っています。)自分らしい方法で、積極的に自己を開示していくことが、ひいては相手がこちらを理解することを助け、結果「とりあえず1回、まずこの人に会ってみたい!」と思わせるきっかけにつながるのだと思います。
まとめ
ポイント❶:応募するポジションに合わせて!
ポイント❷:コンパクト。でも全部!
ポイント❸:完璧を求めず、自分らしい表現で!
いかがでしたでしょうか?英文レジュメというと、ハードルを感じてしまう方も多いかもしれませんが、私の個人的な意見としては、日本の履歴書よりよっぽど書きやすい、というのが率直に感じるところです。
日本の履歴書は、仕事での経験よりも、学歴や職階(ポジション)にフォーカスしたようなテンプレートになっており、私のような普通の大学卒(学士課程)で非管理職期間が長かった人間にはつらいフォーマットだなぁと感じることが多かったです。
ですが、私は、英文レジュメに出会ってから、自分らしい表現ができるようになりました。以前は、日本語で書き起こしてから英文化していましたが、今回の転職では、そもそも日本語版を用意することすら億劫になり、結果、この英文レジュメ1本で最初から勝負し、見事に合格できたのです。
日本は終身雇用制度が崩壊に向かいつつあり、今後はグローバル化などにより、より世界標準のレジュメ形式(つまり英文レジュメ形式)が日本語版でも求められるようになってくるでしょう。
そこから逆算して、自分がどうありたいのか?どう自己を表現していけるのか?そんなことを考えながら一緒に、このVUCAと呼ばれる時代を生き抜いていきたいと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
おまけ
いやぁ〜恐らく誰もおらんやろう・・と思いつつも、LINEのオープンチャットを作ってみました!😆
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