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やっぱりプレゼンが好き! | 私流プレゼン術
今日のnoteは久しぶりにプレゼンについて書いてみたいと思います。
私事ですが、転職して早4ヶ月が経とうとしています。前の職場では、トレーニングの担当者だったり、アサインされていた仕事柄、誰かに何かをプレゼンする機会に恵まれており、年がら年中プレゼンしていたのですが、転職してからはすっかりそんな機会からはしばらく無縁の生活を送っていました。仕事が変わるとこんなにもプレゼンの機会って減るんだなと正直驚いていたんですよね。
そんな私ですが、先週ついにプレゼンをする機会をいただいたんです!!
「えっ、なんでそんなテンション高いの?!」って思われた方もいるかもしれません。いやぁ〜久しぶりにプレゼンしてみて、その時感じたんですよ、やっぱ僕、プレゼン好きなんだなぁ〜って。しみじみと。
なんでしょうか、こう、まるで水を得た魚のように、ついに今の会社でも自分の居場所を確保できたって感じがして、嬉しくなったんですよね。
今日のnoteは、そんな久しぶりのプレゼンを終えた私が、今回プレゼンを準備した中で、そして当日を迎えた中で、意識したことについて書いてみたいと思います。単なるプレゼン好き一般社会人が、自己流のプレゼンmethodについて紹介するものですので、その点はご容赦ください。そして、話半分で気軽に読んでいただければ幸いです!
なお、本気でプレゼンのmethodを学ばれたい方は、自分コンテンツ化プロジェクトルームや、当オンラインサロン内のプレゼン部で、澤円さんやメンバーから学ばれることを超、超、オススメします!
❶ まず最初に、思考を外に出す
私はまずここから始めます。パワーポイントを開いて資料を作り始める前に、一旦紙にとにかくグァーっと書き出してみます。
伝えたいメッセージは何か?
Actionがある場合、それはいつまでに?
それを理解してもらうために、必要な情報は?
頭の中にあるものを、まず一旦すべて外に置くイメージです。あまり何も考えずに浮かんできたキーワード、メッセージ、想い。ごちゃ混ぜでも構わないから、とにかく書く、書く、書く。
料理で考えるとイメージしやすいかもしれません。
まず、今日食べたいなぁと思うものを想像する
↓
必要そうな食材・調味料を一旦調理台の上に並べる
すべての材料が並んだ段階で、次のステップへ行きます。
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❷ 聞き手を想像しながら、ストーリーを組み立てる
ポイントは、聞き手を想像しながらです。なぜなら、聞き手ごとに得たい情報は異なるからです。
社長、上長といった忙しく、時間の確保が難しい人に話すのであれば、結論Firstのスライド作りが望ましいでしょう。
一方で、新入社員へのオンボーディングや、実務担当者への業務説明では、背景や前提、説明内で出てくる専門用語の説明などを1つ1つ丁寧に行った方が良いでしょう。
与えらえた時間や目的と照らし合わせ、ストーリーを構成し、まずはラフにスライドを作っていきます。❶で作ったメモを見ながら、でもそこに書かれていないことでも思いついたことがあれば適宜加えながら、反対にメモにあっても「やっぱり、これはいらないかも?」と思ったら組み込まなかったりもします。
とにかく、Audienceの前で自分がプレゼンする当日の様子を思い浮かべながら、あまり深いことは考えずに、どんどん積み木を積んでいくイメージです。
一旦最後までスライドができたら次のステップに進みます。
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❸ 資料作りの肝、情報を剪定する
このプロセスが、プレゼンの質を決めるといっても過言でないと私は思っています。
ドラフトできた資料は30ページとか、40ページとかいった、思ってたより長いスライドセットになっていることがよくあります。これを大胆に間引いていくのがこのプロセスです。
もったいない。せっかく作ったんだし。って気持ちが頭をよぎります。ですが、その感情は一旦脇に置いておきます。(今までの時間が無駄になったとかも考えないのがコツです。)
このスライドは、本当に必要か?
このスライド、1つ前のと同じこと言ってないか?
このスライドの説明、文章長すぎないか?
今まで自分が作ってきたものを批評するように見ていくのです。こうしていくと、あれよあれよとスライドの枚数が減っていきます。40ページからスタートしたものが35ページ、30ページと。
以前勤めていた会社で言われました。
スライドはどんなに長くても20ページ以下にせよ。
本当にその通りです。どんなに大量の資料を作ったとしても、人の記憶に残るのはせいぜい3~5ページ程度です。そして、その3~5ページはイメージ情報です。テキスト情報ではないのです。
ですので、私は必ずスライドにはイメージ図を載せるようにしています。パワーポイントに搭載されているイメージやアイコンを使うことも多いですし、良いのが見つからない場合は、外部のフリーアイコンサイトなどを活用したりもします。
図やイメージを活用することによって、聞き手が飲み込みやすい形を目指すのです。
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❹ 背景やスタンスにもこだわる!
ここまで資料の作成について書いてきましたが、それ以外のこだわりポイントについても書いていきます。
背景とは、いわゆるオンラインプレゼンでのバックグラウンドのことを指します。私はなるべく背景にもこだわりを持ってプレゼンするようにしています。
大事なプレゼンの場面では、バーチャル背景ではなく、リアル背景の前で行います。その方が見ている側にも自然だし、素の私という存在を知ってもらうことにもつながると思うからです。その何か防御壁のない姿勢・態度が、相手の中に受け入れ態勢を作るように私は感じています。
我が家には勝負服ならぬ勝負壁があります。一昨年マンションを買った時にカスタマイズでオーダーしたグレー基調の壁です。この前でプレゼンすることで、私は私らしく話すことができるのです。
もう1つこだわっているポイントがあります。それはプレゼンは必ず立って行うということ。
立ってプレゼンすることで今風に言えば、よりエモくプレゼンすることができるように感じるのです。
手や体を使うことで感情を込めやすくもなりますし、何よりも情熱を持って語りかけることができます。その熱は聞いている側にもよく伝わります。
結局、何がプレゼンの印象を決めるか?それは意外とコンテンツではなく、その人自身のプレゼンに対する姿勢だったり、笑顔だったり、情熱だったりが影響するんじゃないかな?というのが私の思うところです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
❶ 思考を外に出す
❷ 聞き手の想像とストーリー作成
❸ 間引く、削る
❹ エモくするために背景や方法にもこだわる
あくまで一般の社会人として意識していることを書いてみました。ただ、ありがたいことに、これまで多くの方からプレゼンについてお褒めの言葉をいただいてきています。
たかっしさんのプレゼン面白かった、わかりやすかった、楽しかった。
そんな言葉は魂のごちそうです。
※「たまごち」の詳しい意味を知りたい方は、こちらをどうぞ。↓
話が逸れましたが、久しぶりのプレゼンは、楽しい瞬間そのものでした。実は相手が社長だったんですが、え、なんでこんなに緊張しないの?と思うほど自然体で臨むことができました。自分のプレゼンにも自信がついてきたということかな?
これからプレゼンできる未来が待っていると思うと、またワクワクが止まりません!!😆
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました✨