投資開始から4ヶ月、新NISAでの個別株投資に向けてわかってきた3つのこと
こんにちは!今日のnoteは、マガジン「 #私の株式投資 」について、ここ最近の状況を書いていきたいと思います。
2023年4月から本格的に株式投資を始めて4か月が経ちました。ありがたいことに、日々勉強させてもらっているなぁ〜と感じます。
日本株は、6月までの上昇一片相場から一転、7月以降は上がったり下がったりのボックス相場に変わりました。バフェット効果の終焉、米国での追加利上げ、そして、日銀のイールドカーブコントロールの見直しなどが、それに一役買っている状況です。
私の投資売買も、その乱高下に一喜一憂し、ガチャガチャやっていまして💦、結果としてコスパ/タイパともにイマイチのこの2か月でした。😅
それでも、なんとか全体ではマイナスにならずにここまでやってこれたのは、4月から6月の上昇相場と、毎月コツコツと続けてこれたこのマガジン連載のおかげなのかもしれません!😎
来年から開始される新NISAに向けて、どう私らしいポートフォリオを組めば良いのか?そんなことが徐々に見えてきたように感じています。
結論として、現在保有している半数以上の個別株は、9月末に配当権利が確定した後に、機を見て一旦売却しようと思っています。そこから来年に向けて、自分らしいポートフォリオの設計に時間を使っていきたいと思います。
今日のnoteでは、そんな現在の私が、ここ1~2か月の個人の売買を振り返り、気づきをまとめてみます。
このnoteがこれから個別株投資を始める人、来年からの新NISAで個別株投資に挑戦する人の何かヒントになれば幸いです✨
初心者は、まず単元未満株から買え!
この1~2か月の投資で一番の後悔は、保有しておくべき個別株を売ってしまったことでした。具体的には、アシックス、マツキヨココカラカンパニーなど。ちなみに現在(2023年8月13日現在)の株価はこんな感じです↓
いずれも100株ずつ持っていたのですが、急激に下げたタイミングで、耐えきれずに利益確定売りしちゃったんですよね。。でも、グラフでご覧いただけるとおり、いずれもここ数日で爆上がりしているんです。😭これがね〜、もう本当に悔しいんです!!!
焦ってもう一度買い直したくなるんですが、既にあの日のキミはここにはいない。。って感じで、上がっていく株価をぼーっと眺めながら、「アシックスよ、また会う日まで。。」と心の中で呟くわけです。
すべては結果論なんですが、もっと下がるんじゃないか?って思ったら全然だったってこと、本当に多いですね。
でも、なぜこうなってしまうのか?を考えることが大切だと思います。
ひとえに、単元(100株)で買うと高額だからだと私は思うんですね。
確かに、単元株にはたくさんのメリットがあります。
手数料がかからない(あるいは安い)
売買がリアルタイムで行える*
*SBI証券のS株の場合空売りができる
上がった時の儲け幅が大きい
株主優待の対象となる
自由度が高く、何でも容易にできてしまうので、これが良くも悪くも失敗の原因になるんです。
一方で、"適度な不便さ"のある単元未満株なら、「今すぐ売りたい!」という感情に程よくストップをかけてくれるんですね。
単元未満株には、日内のベストなタイミングで売却ができない、売却時に手数料が多く取られるなどの特徴があるため、これがある意味で行動をストップさせるためのメリットとして働くんです。
為替次第だが、米国個別株もアリ!
なかなか知っている企業が少ないと思われる米国株。ですが、単元未満株と同様に魅力的な投資対象の一つだなって改めて感じています。
米国株は、日本株と異なり購入単位は1株。ですので、国内単元未満株と同じように少額での投資が可能なのです。
為替レートを見ておく必要はありますが、円高が進んだ際に仕込めば、円安局面では、株価が上がっていなかったとしても、プラスが出ることになります。
かつ、米国株は日本株以上に安定的に高値に動く傾向が強いように思います。これは、日本と比べ、世界からより大きな資金が米国市場に流入しているからでしょう。(たぶん。)
ただ、問題は、何の株を買えばいいか?ということです。
私たちは、残念ながら、アメリカ企業のことをそこまで詳しく知りません。ですので、日本株のようにより幅広い産業にうまく分散して投資することができないのです。
ですので、米国の個別株投資には躊躇しがち。ですが、私はそんな中でもいくつか株を買っています。
多くは次の2つです。
自分がお気に入りの海外企業の株
自分のキャリアで関わってきた業界の海外企業の株
私は、ヘルスケア業界で長く仕事をしてきているので、世界の主要な製薬会社の名前や、薬のラインナップに関しては、世間の人から比べると、知っている方だと思います。ですので、他の人よりも、より解像度高くどの企業の株式を買うべきか、目利きが効くのです。
具体的な事例で見てみましょう。
アムジェン
イーライリリー
ノボノルディスク
これらは、実際に私が現在保有している米国株です。業界に詳しくない人からすれば、「えっ?どうしてファイザーやジョンソン・エンド・ジョンソンじゃないの?」と思われるでしょう。
もちろんそれらも王道として悪いわけではないのですが、せっかくなら、より自分らしい銘柄を選びたいじゃないですか?
もちろん企業の今後の成長性も加味した上で選んでいます。いずれも少なくとも直近2~3年の成長が見込まれる、それなりに配当が出る、などの理由で保有しているのですが、ありがたいことに株価は今こんな感じ。(ちなみに、数株しか持っていないので、利益は全然大した事ないです😅)
日本株を見てもそうですが、製薬会社の株って結構上がったり下がったりが大きいので、現状に浮かれていても仕方ないのですが、必ずまた下がる局面が来るので、そのタイミングまで待って、買い足しを考えていきたいと思います。
このように、まずは自分の知っている業界から米国株を狙ってみるのは面白いですし、健全で安心できる資産運用につながるのだと思います。
Window Shoppingで、株価をチェック!
これがここ1~2ヶ月の学びです。
単元株投資をやっていると、「まぁとりあえず買ってから様子見よう!」と財布の紐が緩くなりがち。ですが、そこそこ大きなお金を扱っているので、株価が気になってしかたなくなるんですよね。
そうではなく、そもそも少額だけを投資に回しておいて、その購入した個別株に対する次の一手が打てる状況を常に作っておくことの方が、よっぽど勝てる力が付くように思うんですね。(もちろん、10年くらい見て、今が結構底値と思われる場合は、一括もいいかもしれませんが。)
なので、いいなと思う個別株を見つけたらすぐすべきことは、
その場ですぐに買う!
ではなく、
まずは、お気に入りにその株を登録する!
ことなんだと思います。
ベンチマークが欲しい場合は、一旦数株だけ買っておいて、それを基準に様子を見ていくのでもいいかもしれません。そうすることで、ある時に急激に上昇した時に含み益が出ることになりますし、反対に下がった時には、「やったー!バーゲンセールだ!!」となれるわけです。
いずれにしても、こうすれば、上がることのみを期待するだけでなく、案外下落の場面でも、虎視眈々とポジティブに待ち構えることができるようになるんだなと思いました。
さいごに
なぜここまでの境地に私が来られたかをお伝えして、今日のnoteを終わりたいと思います。
それは、大いなる失敗があったからです。
リアルな結果から言いますと、今の状況はこんな感じです。
ちなみに、投入している金額は、含み益の少ないグループほど投資金額が大きい状況です。。。_| ̄|○
また、売却益も主に国内単元株投資では出ていますが、そんなに大した金額ではないです。(これを含めても、含み益は恐らく5%程度でしょう。)
そう考えると、やはり一気に大きなお金を動かすよりも、安定的に高配当株を少しずつ買い足していく方が得策です。
もちろん右肩上がりの株価を示すものであれば、一気買いの方がより大きな利益を得られるのですが、下がった場合に正直、心の平穏が保てないですし、損切りで売るか、追加でナンピン買いするしかなくなってしまいます。いずれにしても、気分は良くない。
買っている金額が小さければ、下がった時のダメージは少ないですし、下がった時に少ないダメージの中、買い増しか売却かを冷静に選ぶことができます。
繰り返しになりますが、楽しく・賢く・株式投資をやりたい人におすすめの方法は、次の3つです。
まずは、お気に入りに気になる個別株を登録する
小さく始める(買う)
上げも下げも両方期待しつつ、投資をEnjoyする
私の夏休みの自由研究はまだまだ続きます。これからも引き続き、素人投資家らしい発信を続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!