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この1年で始めたこと・止めたこと | 2020を振り返って

澤円さんの言葉を借りて言うなら、"新型コロナウイルスにより世界同時にリセットがかかった"年、2020年。社会的にも激動の年となったこの1年だが、私個人としてもより多くのことに挑戦し学びを得た変革の1年だったなと率直に感じる。この1年を改めて振り返り、次の1年をデザインする基盤としていきたい。

2020年に始めたこと

Voicy視聴

Voicyとの出会いは荒木博行さん。グロービスのクラス受講をきっかけにVoicyというメディアを知った。今やすっかり日常の学びの場。Voicyで発信されているコンテンツはどれも視座が高く、気づきが多い。オンラインサロンに参加している澤円さんの「深夜の福音ラジオ」を含め、いくつか視聴しているが、最近は「#1分で話せ」でもおなじみの伊藤羊一さんの「明日からの元気の源になる話」が学びが多くお気に入り。来年も視聴から多くのことを学んでいきたい。

ジョギング

何年も前から運動習慣を身に付けたいとずっと思っていたが、コロナ禍で在宅勤務が増えたことにより重い腰がついに上がった。最初は家の近所を1周する程度(距離にして1kmほど)。そこから徐々に距離を延ばしていき、今はお気に入りの5kmのコースを30分で走る、というのが習慣化されてきた。数年前に買ったランニングシューズもようやく日の目をみた。Apple Watchのお陰で運動量、消費カロリー等も数値でわかるため、達成感や動機付けにもつながっている。また、続けることで体調管理もしやすくなり、この1年近くは風邪もひいていないように思う。2021年も継続的に取り組みたい習慣の1つだ。

オンラインでの学び

グロービス経営大学院(MBA単科)コース受講がきっかけ。もともと通学のクラスを受講していたが、コロナでオンラインへスイッチ。これが意外と良かった。向き不向きがあると思うが、活発なクラスメンバーだとオンラインでも十分にオフライン並みのディスカッションができる。またどこでも受講できるので、ちょっとした隙間時間(例えばランチタイムや夕食直後)に受講ができるのもメリット。コロナによってオンラインコンテンツが増えたことは有難い恩恵だ。Peatixには無料で提供されているコンテンツもたくさんあるので、自分に合ったものをこれからも受講していきたいと思う。

note

そう、コレ。2019年末の段階では、「note」というウェブサイト自体、認識できていたかも怪しいほどだった私が、なぜnoteを始めることにしたのか?そのきっかけについては、改めて初回の投稿を再度見直してみたい。いずれにしても、運動習慣と共に、ずっと始めたいと思っていたことの1つをスタートできたことは本当に嬉しい。またこの投稿がコンスタントに毎週継続できていることは、外ならぬ澤サロンnoteもくもく会のメンバーのおかげ。これからも自分らしい発信を続けつつも、このコミュニティへも貢献していきたい。

2020年に止めたこと

通勤

もともと私の会社では在宅勤務が推進されつつあった状況もあり、2020年には通勤は漸減させたいと考え、自宅のワークスペース整備を進めていた。コロナ禍も後押しし、結果として現状は、月に1~2回程度のオフピークタイムでの通勤となった。通勤時間が減ったことで読書の時間が明らかに少なくなったが、その分仕事・家事・育児に充てられる時間は増加し、結果的には自分らしく生きられることに繋がっているように思う。

会食

独りでいることが好きな私にとって、"正当な"理由での会食機会減少は有難い状況。一緒にいたい人とのコミュニケーション機会が減ったことは残念ではあるが、そこは自分の意志で切り開いていけばいいのだと思う。何よりも会食が減ったことで、その分のお金を別のものに使えることが大きい。チェーン居酒屋で安い飲み放題コースにお金を使うより、雰囲気の良い、おいしい料理を出すレストランのランチにお金を使いたいし、スーパーで買えるちょっと良いお酒にお金を使いたい。

食べログ投稿

投稿に割ける時間も限りがある。noteの投稿を始めてから明らかに食べログ投稿への熱が下がりつつある。なぜか?そこで発信している情報にオリジナリティを出せないから、出す必要がないからだ。人々が食べログを利用する目的は、店の雰囲気、料理、人気を知るためだ。あくまで情報を得るために人は食べログを利用する。そして既にサイトには情報が溢れかえっている。だから私の投稿熱は冷めてきているのだと思う。ただ、そんな中でもまだ誰も投稿していないようなお店、ここは本当におすすめ、といったお店は投稿を心掛けたい。なぜなら、その情報が誰かの役に立つものになるから。

読書

これは「止めたこと」というよりも、「残念ながら止めてしまったこと」「減ってしまったこと」と言えるかもしれない。通勤がなくなったことで、読書時間は確実に減った。でも本当は本をもっと読みたい。どうすればいいかを今検討中だ。今年後半のチャレンジとして、耳読(みみどく)を始めた。家事をしながら耳で読む、風呂に入りながら耳で読むなど。使っているのは、iPhoneの読み上げ機能。これを使ってkindleやnoteなどをSiriに読んでもらう。多少おかしな読み上げもあるが、慣れてくると何の読み間違えかもわかるようになるので、そこまで困らない。速度も以前は1~1.25倍を使っていたが、最近では、1.5~2倍でも徐々に聞けるようになってきた。私の場合活字を読むのが遅いため、この方が速く読めて却って有難い。まだAudibleは挑戦していないが、来年は視野に入れて、耳読頻度を上げていきたい。

2020年のさいごに

こうして思い返してみると、2020年はこれまで以上に新たな発見と別れが多かった年かもしれない。多くのことを学び、失敗や恥ずかしい思いも沢山経験した。でも過去からも感じていて、この1年も大切だなと思ったことが1つある。それは、変化を受け入れ、常に新しいものに取り組み続けること。その中で結果的に捨てざるを得ないものもあるだろう。今年始めた多くの取り組みも、未来永劫続くわけではなく、新しい挑戦によっていつしか止めることになるのかもしれない。でも、そんな変化を楽しみつつ、成長していける私でありたいと心から思う。来年、2021年も素晴らしい年にすることを胸に抱きしめて。

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