新しい職場で感じたモヤモヤをマインドマップに書いてみた
今日のnoteは、職場で感じたモヤモヤからの学びを書いてみたいと思います。
私ごとですが、先月新しい仕事に就きました。会社は違えど、従来とほぼ同じ職種でのお仕事です。それなりに今までのスキルや経験も使えるなぁ〜と半ば楽観的に考え、新しい職場での仕事をスタートさせました。
でも実際に蓋を開けてみたら、気づいたんです。いやぁ〜そんな楽観的にもしてもいられないぞ・・と。(遅っ!!w)
具体的な業務内容や社内用語が分からない、慣れないもありますが、それ以上に特に掴めないなぁ〜と感じたもの。それがこの会社で働く人です。
私の会社では、昨今のコロナ禍ではほとんどの社員は在宅勤務。ですので、出社しても、同僚と雑談できるチャンスはほとんど持てない状況にあります。
もちろん、Microsoft Teamsを始めとし、オンラインでもコミュニケーションが取れるツールはたくさんあります。
でも、目的があってからコミュニケーションがスタートするのがオンラインです。雑談を目的にする会議を設定したり、チャットを普段から活用する文化でなければ、なかなかオンラインでのコミュニケーションはスタートしづらいのです。
果たして、私は、これまでほとんど、同僚と仕事以外の話をする機会は持てていないのが実際のところです。
入社後1週間くらいは、「まぁこんなものか」と楽観的に構えていました。
会社変わったんだし、そりゃルールも違うよな
会社変わったんだし、使う用語も違うよな
オンラインだし、コミュニケーションが少なくなるのも致し方ないな と。
でも、そんな心のモヤモヤは、日々拡大していきました。
業務が引き継がれ、どんどん私の役割が明確になっていく中で、そしてのそ役割の1つに、私が今後のチーム運営のキーを担うことになる中で、「このままではいけない」と感じる場面が出てきたからだと思います。
そんな感情を少しずつ持つようになってきたのです。
どこから始めよう。そんなことを考えていた時ふと思い浮かんだのがマインドマップでした。
今日のnoteでは、私のこの経験から描いたマインドマップワークから見えてきた私の価値観について書いてみたいと思います。
マインドマップから見えてきた3つのモヤモヤ
描き進めて、途中で疲れてきて、手が止まりそうになりましたが、なんとか完成です!^^;
見えてきたもの。それは、私が持っていた価値観とのギャップでした。
時間の使い方
コミュニケーションの方法
ガバナンス(統治・管理)
❶ 時間の使い方
歯に衣着せず言いますと、長時間労働について私はモヤモヤを感じていました。※長時間労働といっても、法定規則内(月40時間以内)です。
多くの人は「そんなの気にすることじゃない」と言うかもしれません。
ですが、「引っかかった。」という事実は、私の中には常に残るのです。
そもそも人が足りてなくて採用したわけだから、残業になっているのかもしれない。もしくは、単に個々人の働くスタンスなのかもしれない。(実際、私にも過去、仕事に熱中していて気づいたら夜8時になっていた、といった経験はあります。)
ですので、一概に長時間労働、あるいは夜間の労働が悪いと言いたいのではありません。その部署、その人、それぞれに事情があります。
ただ、私が率直に気になるのは、その人たちの健康面です。
この時間まで働いて、いったい食事はいつ取っているのだろうか?
家族やプライベートの時間をどう確保しているのだろうか?
そんな疑問が私の中に生まれたのです。
❷ コミュニケーションの方法
業務でのやり取りは、メールで行う。オンライン会議は、全員画面OFF。
これが今の私の日常です。
こんな状況は、どこの職場でもよくあることなのかもしれません。コロナ前は、ほとんどの組織でそれがデフォルトだったようにも思いますし、それでコミュニケーションが取れない、ということは決してありません。
ですが、これも正直に感じたのです。
「何だろ?やりづらいな。」って。
そもそも、コミュニケーションの目的とは何なのでしょうか?
情報シェア?それとも認識合わせ?円滑さの向上??
情報シェアや社外とのコミュニケーションなら、チャットを使わないのもわかります。ですが、目的が認識合わせや円滑さの向上に置かれるのであれば、これは一度立ち止まって考えた方が良いことかもしれません。私たちの今のコミュニケーション方法が、目的に対して最適な手段であるだろうか?と。
❸ ガバナンス(統治・管理)
膨大な資料にルール、ステークホルダーの多さ。そんなものに圧倒されているだけなのかもしれませんが、これも引っかかったことの1つに挙げられます。
単純に次のように感じました。
「なぜ、こんなに書類が多いのか?」と。
プレゼンテーションスライドを例に挙げてみましょう。
スライドにびっしり敷き詰められた文字・文字・文字。まるで行政の説明資料を見ているようです。
ガバナンスとは、本来どういったものが理想でしょうか?
スッキリ・シンプル、わかりやすい。これが基本になると私は思うのです。
文章は短く、
スライド枚数は少なく、
理解を深めるため、図、チャート、業務フロー、イメージなどが用いられたもの。
資料の読み手にとって飲み込みやすく、受け取りやすいもの。作り手と読み手がキャッチボールできるレベルで作られた資料こそが、ガバナンスを効かせることにつながるのだと私は考えます。
ですが、どうしてその真逆のようなことが起きてしまうのでしょうか?
その原因は、不安からくるのだと私は思います。
「ミスが起こらないように、◯◯も書いておかないと」
「誤解を招かないように、◯◯も書いておかないと」
「問い合わせが増えないように、◯◯も書いておかないと」
気持ちはとてもよくわかります。でも、こうした不安が資料の肥大化を生み、結果として複雑性を高めているようにも私は思うのです。
資料の作成にはある意味割り切りが必要です。
「この情報は、補足だから省こう。」
「この注意喚起は、重大なイシューにはならないから省こう。」
「問い合わせは、窓口かFAQを置き、ここでは触れずにいこう。」
こうすることで、理解の促進とインタラクティブなコミュニケーションが生まれ、結果としてガバナンスが効くようになるのだと、私は考えます。
目的に立ちかえることが1にも2にも大事
こうして書き出してみて気づいたこと。
それは、目的に立ちかえることの重要性です。
私たちが仕事をする上で最も大切なこと、それは何でしょうか?
「自分は一体、何のために働いているのか?」
これを考えることだと私は思います。
「雇われているんだから、組織に貢献しなくちゃいけない。」
「家族を支えるんだから、お金を稼がなくちゃいけない。」
「上司・会社がこうしろというから、そうしなくちゃいけない。」
確かにそれもある意味目的です。
ですが、これは本来の目的ではなく、副次的なものではないでしょうか?
「お金を稼ぐこと」は目的ではなく、家族との幸せな時間を過ごすため。あるいは、より充実した暮らしを実現するためだと思いますし、「組織への貢献」も目的ではなく、貢献によって受け取る「ありがとう」「助かった!」というフィードバックによる幸福感・自己効力感だったりするのではないでしょうか。
だから、私はこの本来の目的(いわば1次目的)を意識することに注視したいのです。
この問いに対する私の答えはこうです。
「自分・周囲・そして社会に、ワクワクを通じた価値を与えること」
そのために、まずは何から始めるのか?
私は、まず次のことを確認しています。
第一に、私自身が健康であるか?
私自身がワクワクできる状態にあるか?第二に、家族やチームのメンバーが健康であるか?
個々人が自分らしく生活できているか?第三に、組織や社会に対し影響を与えられているか?
自分やチームが持つ価値を提供できているか?
仕事をする上で最も大切なこと、それは健康だと思うのです。まずは自分自身が健康であること。その上で、周囲も健康であること。これが整ってこそ、はじめて組織や社会への貢献は実現できるのだと思います。
アンパンマンは、元気100倍アンパンマンであるからこそ、バイキンマンが倒せるのです。
自分の顔の一部を誰かにあげたままの顔では、バイキンマンは倒せませんし、顔を誰かに食べさせるのは、なにも戦いが終わってからでもよいわけです。
「まずは、ピッカピカの顔を、いつもあなたに届けたい。」
私がジャムおじさんならきっとそう思うでしょう。
そのために、今の何が私にできるでしょうか?
まずは、しっかりと自身の身体を健康に保ち、どこへでも"アンパンマン号"を運転していける体力を身に着けることだと、私は思うのです。
なので、まずは健康第一。そのためには、良い週末を。
全てはそこからはじまるのだ!と、改めて感じる日曜の午後のひとときでした。
よし! 来週もがんばろう!!🍺