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ぶらり週末旅行から思ったこと

こんにちは!今日のnoteは久しぶりに旅をテーマに書いてみたいと思います。

皆さんは旅に出られることはありますか?私は旅行が趣味と言えるほど旅に出ているわけではないのですが、それでも一般的な日本人の方に比べると、比較的旅に出ている方だと思います。そもそもシンプルに旅が好きです。

知らない街を訪れ、そこで美味しい料理をいただいたり。忙しい日常から離れ、ゆったりとした時間の流れを楽しんだり。そこに何かがあるわけではないんだけれども、ただ単にいつもと違う時を味わうのって、なんか心がリセットされる気がするんですよね。

そんなわけで、今週もついさっきまでちょっと旅に出ていました。行き先は山形県。米沢牛を楽しみ、温泉に浸かり、ちょっとした街歩きを楽しんだだけの小旅行だったんですが、なんかとても充実した週末となりました。

私、必ずしも旅に目的なんてなくてもよいと思うんですよね。なんとなく「この週末はどこか遠くへ行きたい!」だとか、直感的に「本場の◯◯が食べてみたい!」と思ったから来てみた、みたいのでも十分人生を生きる醍醐味になるんだろうと思います。

旅からもらったエネルギーが仕事の活力となり、また次の旅に出るために仕事が人一倍頑張れる。そんな好循環を作り出せる力が旅にはある気がするんですよね。

今日のnoteではそんな不思議な力を持つ旅という行動について、少し思いを傾け書いてみたいと思います。

旅の楽しみ方に正解はない


旅というのは、基本的には計画を十分に練りに練ってから出掛ける方が、効率良く観光地を回れたり、お目当てとしているものに出会える可能性が高くなるのは確かです。なので、基本的には計画的に出掛ける方が良いのですが、後から振り返ってみると計画的な旅行よりも、その場の状況判断でやってみたことの方が案外記憶に残っていたり思い出になっていたりすることが多かったりもします。

つまり、計画性と柔軟性を兼ね備えると旅は2倍も3倍も楽しめるというのが私の持論です。

例えばレストラン。予約を取っていないと入れないお店もあったりするので、そこにどうしても行きたい場合は事前予約が必須かと思いますが、特にないのであれば、その場その場でお店を検索してふらっと立ち寄るのも案外良かったりもするんですよね。

今でも妻とよく話すのが、バルセロナに行った時にガイドブックでなんとなくチェックしていた海沿いのレストラン。閉店間際に駆け込みで入ってたら頼めるメニューが少なくて、残っているメニューの中から頼んだタラのパエリアがめちゃくちゃ美味しかったというネタ。

恐らくその時のシチュエーションも影響しているんだと思いますが、予想していなかったからこその驚きだったんだろうなと思います。

もちろん全くの無計画はあまりにも無謀すぎて悲惨な結果にもなりかねないのであまりおすすめはできませんが、旅に出てから移動中に計画を立てていくのも面白いと思います。

旅は知見を広げる


旅の目的が帰省や決まった行き先への出張等でない限り、基本的に旅は未知との遭遇です。

今まで地図上やインターネットの中の世界だけで存在していたものが自分の目の前に現れるわけです。この違いは100倍、いや何万倍も知見として異なると私は思います。

例えばナイアガラの滝。もちろん滝の素晴らしさもありますが、周辺にどのように街が形作られているのか?アメリカ側、カナダ側、それぞれからの違い。ニューヨーク、トロントといった近郊の大都市からのアクセス状況、中国資本やアジア系が多いなど、行ってみてはじめて分かることが多くあるんですよね。また、こういった経験がきっかけでその地について詳しくなることにつながったり、歴史や地理、あるいは地域経済を学ぶきっかけにもつながるわけです。

今回の山形への旅では、福島駅から山形県内(米沢駅)が案外近いということがわかりました。また米沢は上杉家とも関係の深い街。上杉家と縁のある上杉神社など、この地の歴史を学ぶきっかけともなった旅となりました。

旅こそ何かが変わるきっかけ


と、このように、旅に出ると多くのインスピレーションを受け取ることができるんですよね。これって、普段仕事や家事・育児をしているだけだとどうしても得難い経験。

でも旅に出ると、案外自分の抱えている課題に対して、思いがけぬヒントをもらったり、仕事の悩みなんて気づけば「そんな大した悩みじゃないな」って思えたりしてくるから不思議です。

旅にはどこか、見えない力が働いているように思うんですよね。しかもそれって、自分の身を旅に任せていればいるほど得られる気がする。思い悩まずに旅の電車に揺られるがままに、旅館やホテルで流れる時間をぼんやりと過ごすがままにいればいるほど、何か変化の兆しをもらえる気がするんです。

だから旅に一旦出ちゃったら、あとは流れに身を任せればいい。何も考えずに、行き去る景色を横目に、出される食事を楽しみつつ、ふらっとしたいところを散歩がてら訪れればいい。それだけで何かポジティブな変化が起こるように思います。

私のこのnoteも散歩のような心で書いてみました。何も得られていないようにも思いますが、それでいてどこか自然体で満足のいく文章が書けたような気もしてきます。(多分勘違いだと思いますがw)

世間は師匠も走る年末に向けて忙しい師走に入りました。でもそんな中、ふと思ったら週末どこかへふらっと出かけてみるのも面白いかもしれません。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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