公開!私の新NISAポートフォリオとその心
こんにちは!今日のnoteは、いよいよ明日に迫った2024年の目玉、新NISAについて、書いていきたいと思います。
いやぁ〜いよいよ来ましたね、新NISA!😆年間で最大360万円の非課税投資ができる新制度。これまでは一般NISAか、つみたてNISAか、そのどちらかしか選べなかったこの非課税投資枠が、全員その両方を持てるというのが大きな違い。また、売却しても次年度には投資枠が復活する、というのも魅力の1つです。
そんな新NISAに向けて、2023年はいろんな投資系YouTuberさんがポートフォリオはこんな感じで組んでみては?と提案されていました。
全世界株一択だ
自分はS&P500一本でいく
成長投資枠で買うならこのアクティブファンドはどう?
うん、どれもさすがの理由。ごもっとも。確かに資産を形成する観点から考えるとそうだよね、って思いました。
私も新 NISAを全て資産形成、つまり将来的にそのお金で生活費を賄っていこうとするのであれば、全世界株式やS&P500などのインデックスへの分散投資がいいんだろうなって思います。
でもね、私はあえて、自分らしくその選択を放棄し、成長投資枠では日本企業の個別株投資でポートフォリオを組みたいなって思ったんです。今日はその背景や実際に選択した銘柄について、その想いも交えて書いてみたいと思います!
つみたて投資枠は全て全世界株へ
まずは年間120万円のつみたて投資枠。こちらは全てeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に月10万円のつみたて設定を行いました。
つみたて投資枠は、一部の投資信託しか投資対象にできませんので、必然的に選択肢は絞られてきます。資産形成を主目的とするのが投資信託。その中で最も安全に資産形成できそうなのはこれだろうなって思ったんですね。
長期的な値上がりをより期待するのであれば、S&P500やNASDAQ100も選択肢には入ってくると思います。ですが、私は成長投資枠では個別株を選択する以上、つみたてはより手堅く行く方が良いだろうと考えました。
一番ほったらかしておけそう。これが、私が全世界株を選んだ心です。
成長投資枠は日本個別株&インド株インデックス
年間240万円の成長投資枠。こちらは、つみたて投資枠での手堅さとは一転し、日本企業の個別株を中心にポートフォリオを組むことにしました。ざっくり分けるとこんな感じです。
インド株インデックス 年12万円(月1万円つみたて)
日本企業個別株(20銘柄分散投資) 残り全部(年228万円)
日本企業個別株のポートフォリオはこちらです👇
なんだかんだで結構手堅め?でもまぁまぁチャレンジしてるものもあるんじゃないかな?って個人的には思います。
ご覧いただけるように、基本的には一個別株あたり5万円を目安に買っていますが、今後の個々の値下がりを鑑み、初回投資金額を調整しています。一旦、全体で100万円くらい入れてみて様子見しようと思いまして、今週木曜に購入手続きを行いました。(つまり、もう約定済みです)
これらの個別株を選んだ理由は、個々にストーリがあります。
でも端的に言えば、自分は就職できないけど、自分のお金を就職させるなら、こんな企業に入ってみたいかも!といった基準で選んでみました。
そもそも優秀な人が働いていそう
海外でもプレゼンスを発揮している
洋上風力発電・全個体電池など、これからの分野に投資している
国内である程度安定した基盤を持っている
コンテンツへの期待
個別にはこんなところです。
新NISAの場合、一度お金を投じたら、少なくとも2~3年(できれば5年)は売却しない方が良いので、まずはそれくらいのスパンで考えた場合に、投資先として向いていそうだなと思ったものを組み入れてみることにしました。
ものによっては正直、高値掴みだろうなって思うのもあります。ですが、こればっかりは買ってみないとわからないですし、3月が配当のタイミングだと考えると、まずは半分くらい買っておいてもいいかもな、と思って100万円ドンと入れてみました。
投資を行う上で大切にしていること
それは、自分なりのストーリーや信念を持つことです。
特に新NISAでの投資の場合は、一度保有してしまうと、基本的には売却はしばらくできない(しない)のが基本です。だとすると、しばらくはその企業と付き合うことが前提となるのです。例えるなら、特定口座での投資が、"アルバイト"や"派遣契約"とするなら、NISA口座での投資は"正社員採用"です。
あくまで長期雇用が前提。だからこそ、"志望動機"を大切にしたいなって思うんですね。
なぜ、その企業を選んだのか?
自分(のお金)が実現したいことは何なのか?
3年後、5年後、自分(のお金)はどうなっていたいのか?
これが明確になっていれば、転職後に辛いことがあっても、きっと乗り越えられるんだろうって思うんです。
私が成長投資枠の9割を、日本の個別株にした理由、それは、2023年1年間、素人ながらも投資をやってきて感じた日本復活への想いからです。
生身の私自身は、ずっと外資系でキャリアを歩んできました。とはいえ、ほとんどの時間を過ごしてきたのはここニッポン。海外に比べてもずっと安心して暮らせる治安があり、鉄道や通信のインフラがあり、社会保障もある。こんな世界に誇れる側面のある日本をこれからも守っていきたいじゃないですか。
だから、もうオワコンだと言われている我が国ニッポンに、最後のチャンスになるかもしれないこの新NISA開始のタイミングで、それに賭けてみたいなって思ったんですよね。
この週末Voicyを聴いていて、DJ Nobbyさんが、ちょうど放送の中でこんなことをおっしゃっていました。
私のNISAもこんな感じなのかもなぁって、なんか通ずるところを感じたんですよね。
正直、私のNISA個別株ポートフォリオは、全世界や米国株のインデックス投資に将来的に負ける可能性も結構高いでしょう。でも全世界株投資よりも、明らかに日本の未来のために、自分の意思を持って投資できているなって自己満足感が高いんですよね。
さぁあなたはどうする?! 新NISA
そんなわけで、私は新NISAについて自分なりの一定の答えを出しました。そうは言っても、ある程度大きな日本の貯金資産がアメリカ株を中心とする海外の資金に流れることはまず間違いないでしょう。世帯構成、世帯年収、業種・職種によっても選択すべき投資戦略は変わってくるでしょう。NISAといえど投資ですので、リスクの取り方も人それぞれ。
ですが、私がこの方法を選んだのには理由があります。前述したことに加え、私はそこそこ良い条件で管理職として働かせていただけているということ。ビジネスキャリアで今後もなんとかうまくやっていけるだろう、そこから得られるお金を投資にも回していけるだろうと思えるので、こう選択しただけのことです。状況が違えば、今回のような行動はとっていなかったでしょう。
大事なことは、投資はあくまで余剰資金でやるということ。私の場合、個別株投資ですので、最悪企業が倒産してもヨシとしよう。くらいの覚悟では考えています。(とはいえ、1銘柄現状5万円くらいですからね。まぁギャンブルですったくらいに考えられる水準ですw)
余剰資金をどの程度手放せる覚悟があるか、これが個別株をやった方がいい人、そうでない人の違いだと思います。
さて、あなたはどうされますか?
インデックス一択?
インデックス+アクティブ投資信託?
それとも、インデックス+個別株?でしょうか。
どれで行くとしても、悔いのないNISA投資をされてくださいね!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました✨