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1970年代ベストアルバムランキング 50~11位

前回がこちら。

50. Meat Loaf - Bat Out of Hell (1977)

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かなり売れたという事実があるにも関わらず個人的にはジャケットで人を選んでるなとは思うが、万人に聴いてほしい作品。ヴォーカルの声質も好き嫌い別れるとは思うが、ドラマチックで壮大なロックオペラで美しい。

49. Roxy Music - Country Life (1974)

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このバンドについてはやたらとセクシーなお姉ちゃんをジャケットに起用しているという印象でしかなかったが、色んな作品を聴いてると捻くれたポップセンスで踊れるし、グルーヴもしっかり音楽でとても面白い。現代の音楽好きも気に入る要素あると思う。

48. Led Zeppelin - Led Zeppelin IV (1971)

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47. Funkadelic - Free Your Mind... (1970)

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46. Funkadelic - America Eats Its Young (1972)

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Funkadelic良いですよね。。個人的にはParliamentよりこっちのほうが踊れる。

45. Van Morrison - Wavelength (1978)

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この次の作品で低迷から復帰したと言われているらしいんだけど、個人的にこれ大好きで、なんでかって言うと、すごいキャッチーでポップなんですよね。それが渋い男Van Morrisonのイメージにそぐわないからあんま人気ないってのはわかるけど、持ち前の歌唱力は相変わらず変わってないし、これはこれで完成度高いと思うんだけどなあ。

44. Lou Reed - Berlin (1973)

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43. Van Morrison - Moondance (1970)

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42. Fleetwood Mac - Rumours (1977)

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70年代の名盤として絶対と言っていいほど挙げられる作品。ほんとみんなこれ大好きっていうイメージ。私はぞっこんっていうほどではないけど確かにこの作品は凄く良くて、ポップなんだけどどこか陰りが見えるし、ほかのバンドでは見られないポップセンスが遺憾なく発揮された名盤だと思う。

41. Bruce Springsteen - Born to Run (1975)

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40. Billy Joel - The Stranger (1977)

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39. Brian Eno - Music for Airports (1978)

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アンビエントなんて一生聴かんと思ってた時期もあったけど、こうして良さが分かる時が来るとは。聴かなくていい。聞こえてくる音楽に身をゆだねるとこんなにリラックスできるとは思わなかった。

38. Marvin Gaye - Let's Get It On (1973)

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37. Led Zeppelin - Presence (1976)

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36. Lou Reed  - Transformer (1972)

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35. Stevie Wonder - Where I'm Coming From (1971)

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この次から才能が開花していくみたいだけど、私はこの作品もかなり好き。やっぱこの人は歌がめちゃくちゃ上手くて聴いててリラックスできるし、良すぎてゾクゾクするというかそういう魔法の声質を持ってますよね。それにこのアルバムは比較的リラックスできるポップで落ち着く。

34. Van Morrison - Veedon Fleece (1974)

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彼の大傑作Astral Weeksと雰囲気が似てて、つかみきれない不思議さと「なんかよくわからないけど」満たされる感じがこのアルバムに詰まっていて、一概に特徴を捉えるのには難しいんだけど、兎に角聴けば良いことには変わりはない、Van Morrisonの70年代で一番の名作だなと思います。

33. Blondie - parallel Lines (1978)

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Blondieの今作は前作から化けて凄まじくクオリティの高い作品となっている。プロデューサーが変わったらしいけど、だとしたら相当に優秀な人ですよね。Blondieは正直初期の作品を聴く限りは、ヴォーカルの歌唱も演奏隊の技術もおぼつかないけど、ソングライティングにはポテンシャルを感じるものであって、それが爆発したのがこの作品。後追い勢が何を言ってんだっていう話ですが笑

32. Joni Mitchell - Court and Spark (1974)

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Joni Mitchellはフォークからキャリアをスタートし、彼女の探求心によりジャズやフュージョンの方向に行くが、その途中の最高傑作だと思う。優雅で上品なポップスでまさにJoniならではの天才肌のアートを存分に味わえる作品で聴いたことない人は是非とも落ち着く場所で聴いてみてほしい。

31. Marvin Gaye - What's Going On (1971)

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歴史的重みのある作品ではあるが、何年経ってもサビが生えない不思議な作品で、表題曲のWhat's going onなど歌詞は重いのに、この曲、そして作品全体もどこか風通しの良い爽やかな出来となっている。

30. Elton John - Tumbleweed Connection (1970)

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29. David Bowie - Hunky Dory (1971)

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28. Neil Young - After the Gold Rush (1970)

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Neil Youngは確かに偉大なアーティストだと思うが、70年代の作品を聴く限りは割とムラッ気のある人だと思う。そういう完璧ではないところに人間臭さを感じてこの人の魅力が際立つのかなと思うが、この作品に関しては絶好調の中の絶好調。「Only Love Can Break Your Heart」が一番のお気に入り。

27. Pink Floyd - The Dark Side of the Moon (1973)

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傑作であることですごく有名な作品、最初、というか前半聴いてるとどこら辺が凄いの?って思ったのだが、後半の展開がとにかく異次元すぎる。「やっぱ音楽って最高だな」って感情に浸るほどロマンチックな気分になる。こう感じてしまうと最初は微妙に感じていた前半もこれはこれで良いよねってなるのもしょうがない。

26. Paul McCartney & Linda McCartney - Ram (1971)

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その後のWingsの活動を見るに元The Beatlesのポールマッカートニーはバンドをやりたくてしょうがないのかなと考えてしまうけど、70年代のキャリアで一番すげえと思うのはこの作品かなあ。こう考えると皮肉にもバンドサウンドでは生まれなかったであろうこの作風とポールマッカートニーのポップセンスの爆発。

25. Bee Gees - Saturday Night Fever (1977)

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このサントラ、冒頭のBee Geesの4曲がホームラン級のキラーチューンでいきなりノックアウトされる。ディスコの時代を象徴した一番有名なこの作品は、その後の収録曲もキラキラとしたディスコポップ、オーケストラとの融合、勢いを感じるギラつきを感じる傑作だと思った。

24. Stevie Wonder - Songs in the Key of Life (1976)

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23. Heart - Dreamboat Annie (1976)

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アメリカ出身のロックバンドで姉妹がバンドを率いているらしい。聴いてて驚いたのは、兎に角メロディが良い。。。!!!ってこと。デビュー盤とは思えない完成度の高さでアレンジが秀逸。現代のインディーポップ、ロック、フォークが好きにも全然古臭さを感じないと思う。ちょっとジャンルはずれるけど2018年のKacey Musgravesのアルバムが好きなら気に入ると思う。

22. David Bowie - Aladdin Sane (1973)

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21. Electric Light Orchestra - Eldorado (1974)

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E.L.Oと調べると「ジェフリン 天才」とサジェストが出てくるがこの作品を聴く限り、確かに天才だと思う。間違いなく天才。気になったら聴いてみてください。

20. The Clash - London Calling (1979)

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The Clashのデビュー盤を聴きながら思ったけど、パンクの音楽性ながら知性を感じるバンドだなとどことなく感じてた。勢い任せというわけではなく、どこか冷めてるのかな?わからんけど、今作ではパンクだけでなく色んな音楽を包括している。それも器用に。この作品は名声高いアルバムとは知っていたけど、確かにそれがうなずけるほどの完成度の高さを感じた。これは長い付き合いに絶対なる作品だね。

19. Genesis - Nursery Cryme (1971)

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プログレはそんなに知らんのだけど、Genesisは、なんか聴きやすいんだよね。とっつきやすいメロディしてるから好き。それにやっぱりPeter Gabrielの歌唱もダミ声だけど聴きやすいから個人的にGenesisの今作はプログレながらポップな出来でお気に入り。

18. Wire - Chairs Missing (1978)

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17. David Bowie - Station to Station (1976)

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前作に当たる『Young Americans』はどこか手探り状態な感じがして、消化不良だったのだが、今作でその答えを見つけたのかDavid Bowieなりのブラックミュージックに対する答えなのかなって感じ。6曲と短い構成だが、どれもグルーヴが心地よくて、いつまでも聴いていたい。

16. Electric Light Orchestra - Out of the Blue (1977)

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E.L.Oの最高傑作だと思うのがこれ。ジェフリンはやはり天才だった。The Beatles、特にポールマッカートニー的な甘いポップセンスが今作ではよくみられる。もとはプログレバンドでもっとロックよりだったような気がするが、こうしたポップ路線は大成功だと思う。

15. Funkadelic - Let's Take It to the Stage (1975)

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このランキングに散々登場したFunkadelicの最高位がこの作品。Funkadelicというバンドは勿論名前通りファンクバンドであるが、ロック好きでも普通に聴けると思う。たぶんだけどレッチリのお陰かなと思う。Funkadelicは歌モノとしてもカッコいいのは多いし今作はバンド演奏もめちゃくちゃカッコよく興奮する。聴いたことない人いましたら是非聴いてみてくださいね。

14. Elton John - Madman Across the Water (1971)

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あまり自信のない情報だけど既にこの時点で売れていたらしいが、後の人気の爆発を踏まえると、その爆発前に出したElton Johnの作品らのほうが好きだなと思う。Elton Johnの歌唱力、中音域から高音域の安定感の高さは、全身を委ねるほどの信頼感を寄せられる。彼はイギリス出身であるが、この作品はアメリカっぽい泥臭さがあってそこが自分のツボにはまったのかもしれない。現代のポップロック好きで聴いたことない人いたらElton Johnの初期はどれもかっこいいので聴いてみてください。

13. Talking Heads - More Songs about Building and Food (1978)

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12. Simon & Garfunkel - Bridge Over Troubled Water (1970)

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ハートウォーミングかつ泣けるメロディに詰まった傑作。Ceciliaみたいなポップナンバーのハモりもすげえいいし、The Boxerみたいな綺麗なバラードも最高。アレンジが良いんだよな。たぶんPaul Simonの才能なんだろう。

11. The Band - Stage Fright (1970)

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私はもともとthe Band贔屓なんでこの作品はほかのメディアのランキングには絶対現れないだろうとは思う。この作品は前作の泥臭いthe Bandから一転、ポップな路線へと少し変わり色んな実験的を伺える。そして3人の味のあるヴォーカル、作曲メインのRobbie Robertsonの素晴らしい楽曲。ファンとしては好きにならないわけがないんですよね。

#洋楽 #音楽 #1970s #アルバムランキング

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