2023年7月④ プノンペンからシハヌークビルまでの高速道路にのった
カンボジアのプノンペンからシハヌークビル(海に面したリゾート地ですが、国際物流の最大拠点である南部港湾都市でもある)へ中国様がつくった高速道路に初めて乗った。開通してからまだ1年もたってないこの道路だが12ドルの通行料金でシハヌークビルまで行くことができる。初めてシハヌークビルに行ったのが2013年ごろののちょうど10年前くらいで2016年にも一度訪れている。海のきれいなまだ砂埃の道が残るいいリゾート地であったのだが・・・・
プノンペン国際空港の北側からインターチェンジがあり、そこから乗っていく。ああ、カンボジアにも高速道路ができたんだな~と思いながらゲートをくぐった。できて間もない事もあり道路は綺麗である。
シハヌークビルまではおおよそ180キロで180キロでいくと1時間で行ける計算だが90キロ前後で走行して途中パーキングエリアにもよってい2時間半ほどでシハヌークビルについた。ノンストップで90キロくらいなら2時間で行ける計算だ(帰りはジャスト2時間でシハヌークビルからプノンペン国際空港へ着いた)。途中の景色は田園と牛。そして牛。以前は1本道を7時間くらいかけてゆっくりシハヌークビル間で行くときの景色とそう変わらないが90キロ飛ばしていくカンボジアの道は爽快感がある。
シハヌークビルへ入っていく道で前知識で中国の投資で色々建物や道路が綺麗になっていたのは知っていたが想像を超えていた。以前に宿泊したことがあるクイーンコホテルをすぎると景色は一変する。道路は整備され高層ビルやホテルが立ち並び、そしてコロナで開発がとまったのか作りかけで止まっているホテルが眼前にかなり飛び込んできた。これは私の知っているシハヌークビルではなく、日本で言うと昭和30年から平成元年くらい変わった景色である。
ショッピングモールからスターバックスまでできている。10年前は生ビールを50セントで飲んでマッサージが10ドル以下だったこの街は国が変わっていた。夜になると中国化したライトアップでビーチ沿いの店は賑わい、私を見ると「ラオバン!ニーハオ」とほぼ中国人認定される。
シハヌークビル内はカジノだらけになっており(以前もあったが)中国人がバカラや牛牛を楽しんでいた。以前は2ドルからブラックジャックを楽しんだように思うがもうそういう温泉のゲームセンターカジノではなくマカオのような雰囲気であった。今回は遊ばずに何件かカジノを見学した。
下の写真が8年前。そう、この景色には見覚えがある。しかし今は上記の景色で同じ位置からみるとこれくらい変わっているのが見える。
ここで同行者がとったもう一枚の写真をツイートから引用させてもらおう
この上記写真沿いにいっぱいある重慶火鍋屋で火鍋を食べて翌日のフライトの為に早めにホテルへ戻った。中国人のオーナーらしき人はいたがスタッフは全員現地のカンボジアスタッフ。つたない中国語で注文するとつたない中国語で応えてくれたw 美味しくいただいた。
シハヌークビルは欧米系の人がスローな空間をたのしむカンボジアのリゾート地だったのがマカオのようになっていて、中華系の大型スーパーが24時間で営業していた。1日3ドル以下でリゾート地で暮らす穴場ではなく熱い鉄火場になっている。開発途中のビルが再開するようなことになればマカオ以上のカジノの数になるんではないか?と思う。急速に開発してビルが倒壊したりいろんなことがあったり(日本の詐欺グループがいたり)するんだけどこのスピード感を見ると5年後が果たしてどうなっているか・・・。
ちなみに今回はくるまをチャーターしたのでシハヌークビル~プノンペンは2時間だが、乗り合いバスなどになると3時間半くらいみたほうがいいかもしれません(市内の乗り場からインターチェンジの時間)
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