兎眼【とがん】
ウサギの目が赤いのかは、
今のところウサギと見つ目あったことがないのでわからないのですが、
兎眼って症状は白と黒であって欲しい人間の目が、
赤くなっちゃうんですよね。
まばたきを何秒我慢できるか?
なんて勝負したことありますよね。
水に顔を何秒つけてられるか勝負と、
どうでも良い勝負ランキングで良い勝負な
くだらなすぎる勝負たちですけど、
まばたき我慢の方は
息を我慢してブッパーー!って感じじゃなくて、
ア!!やっちった!!
って感じで負けますよね。
いかにも不随意【ふずいい】で
勝手にやってくれる。
で、勝手にやってくれるってのは、
呑気だったり面倒くさがりなワタシの指図では心配だから、
キミには任せておかないよ。
ってルールになってるくらいに大事な機能ってことで、
この兎眼は、
目がちゃんと閉じなくなっちゃう病なんです。
閉じないと乾燥しちゃいますよね。
黒目の角膜【かくまく】がやられちゃいます。
白目の結膜も赤くなっちゃいますよね。
乾燥によって外敵にやられてしまう。
ということです。
目を開けるのは
上眼瞼挙筋【じょうがんけんきょきん】がやってくれてて、
動眼神経が操ってます。
閉じる方は、
眼輪筋【がんりんきん】って、
目のまわりをぐるっとな筋肉を
顔面神経が操ってる。
なので、
動眼神経がウリャー!!って瞼を引き上げて頑張っても、
顔面神経がそんなの無視して、
ポチって閉じちゃう。
という仕組み。
顔面神経が麻痺【まひ】してしまうと、
兎眼になるというわけです。
ポチっとは、
涙のバリアを張るわけです。
涙って体内からの分泌液が、
乾燥しないようにしてくれてて、
分泌液の抗菌作用でもって空気中には見えないけれども、
ワイワイといやがる細菌やらの敵をチャッとやっつけて、
目を守ってくれてる。
目だけじゃなく、
人体を守ってるわけですね。
これ、
口だって鼻だって同じです。
言い換えればカラダに穴が空いてるわけですから、
そっから何が入ってくるかわかんない。
危険なわけです。
だからビシャビシャと分泌して、
外からの敵を早いうちに叩いとく。
それが唾液だったり鼻水だったり、
涙なんですよね。
今朝、起きた時、
口の中が、
まー、カッピカピだったんです。
陽も短くなりましたしね、
寒くもなりました。
明日からは12月です。
空気が乾燥してますね。
カッピカピは危険です。