腹鳴【ふくめい】
今日は4限授業で夕方まで
iPhoneを睨みつけてのオンライン授業なんですけど、
いつものことなんですが、
12時をまわるかってくらいに
ちゃんと
鳴ります。
腹が。
これが腹鳴って言うわけです。
読んで字の如し!なやつですが、
鳴る。ってより、鳴く。
って感じですよね。
腹の虫が収まらない。
よく読めばあまりに気持ちの悪い慣用句がありますけど、
虫の鳴く音なんかじゃないですもんね。
もっとでかい。
ネズミみたいに
チュー。って可愛く鳴く時もあれば、
象?
なに、どっから連れてきた?
って感じで、
パオーン!とか鳴いちゃう時もあって、
それが個室だったりすれば、
さすがに知らんぷりは出来ないと諦めて
頭ポリポリする。
ま、いろんな鳴き声がやって来ちゃうものですが、
あれは腸の蠕動運動【ぜんどううんどう】
によってガスや空気が移動してる音ですよね。
これ、自分の耳には届かないんですけど、
お腹押したりして聴診器で聞けば
鳴ってる。
というか、
鳴らないのは病変だってことなんです。
腹鳴に近い名前ですけど、
グル音って言って小学生がつけたような名前ですけど、
正式な名称。
5分も鳴らないなら
急性腹膜炎とか麻痺性イレウスだったりの
病変を疑う。
虫のようにウネウネ動く蠕動運動してないよ。
だから、腹の虫は収まっちゃういけなくて、
ちゃんと動いてるかな?
ってのが確認できる。
ってことなんです。
今日もいい感じでワタシの腹は鳴きましたから、
元気そうです。
机を前に椅子に座って、目と手先しか動かしてないように見えて
体内の腸はワッシワシ動いてくれてる。
ありがたいもんです。
そんなことを考えてたらなんですけど、
腹っていろんな使い方しますね。
腹が立つ。
って、ねー、なんだと思ってんでしょうね。腹のこと。、
勝手に立てるな!
腹を立てちゃいそうなって感じだったり、
あの人
腹が座ってるね。
って
褒められてんだか、なんだか。
腹が黒い。
って
ワタシの顔のことだったら納得しますけど、腹ですからね。
腹鳴。
これは随分とわかりやすいですよね。
腸の活動から仕方なしに聞こえてくる
腸の声。
腹から声出せ!
なんて言われたこともありますから、
腹ってのとは、
上手に付き合ってがないといけないってのが、
上手に生きるコツだよ。
なんて、先人が教えてくれてるような
気がしなくもないです。