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タンスの肥やしを着こなす術

今朝、なんとなく点いてるテレビから、
「タンスの肥やし」って言葉が聞こえてきて、
最近あんまり聞かなかった言葉だなとなんとなくテレビに目を向けると、
いわゆるタンスの中で眠っちゃってる洋服たちを蘇らせよう!
みたいなやつでプロの方がアドバイスする。
みたいな、どっちかっていうと昼にやってそうな
そこそこどうでも良い企画をやってましたm(_ _)m

マイクを向けられた街の人に
「タンスの肥やしになってる洋服はありますか?」
って聴くと、
柄モノのシャツが眠っている。とか、
デニムジャケットが眠ってる。とか、
確かに眠らせて肥やしになっちゃってる理由を聴くと共感するところがあったりで、
(ん。オレんとこにも眠ってんな。)
って朝ごはん食いながら数枚の洋服を具体的に思い浮かべたりして、
どっかでどうでも良くなくなっちゃって、
なんなら興味がちょいと高まっちゃったりして見てたんです。

で、
プロはさすがなわけです。
ガラモンはこんなでこんなでインナーとしてアクセントに使えとか、
デニムジャケットにはこんなのを連れてきちゃうのも面白い。
なんつって、
実際にそれを合わせて画面に出てくる街の人が見事に、
肥やしになってた洋服を
美味しい果実【かじつ】として着こなしてるわけです。

(さすがはプロだよな。)
って思いながら朝ごはん食べ終わるくらいに、

(ちょっと待てよ。)
って食後の飲み薬を飲むタイミングくらいでふと思い直したんですけど、、

(てか、合わせてるそのオサレな服はどこの??)
(そのデニムに合わせた裾にフレア効かせたパンツってやつ、どした?買った?)
(肥やしを果実にするために、また新たな果実を買わなきゃいけなくなってない??)
(家にあるので合わせないとダメくない??)
って朝からうるさい自分が出てくるわけです^^;
「これ」って結局のところ、

「こいつ」のために「それ」を用意したら、
「それ」のために「あいつ」を用意しよう。
みたいなやつで、

「これ」という工夫によって「こいつ」は新たな価値を生んだ素敵な果実にはなったのかもしれないけど、
「それ」持ってきたり、
「あいつ」まで用意したりして、、

そうなら、
そもそも「こいつ」で良かったかな。
みたいな。
すんません。
訳のわからないことを言い散らかしてますが酔ってません(^^)

なんかですね、
病気に対する薬の処方と似てるよな。
って思ったんです。

「こいつ」に対処するために「それ」を飲むと
こんなことになるから「あいつ」も飲んどきましょう。
ってことで、2種類の薬が処方されるやつ。

「これ」で確かに「こいつ」は良くなるんですよね。
症状は軽くなる。
治った気になる。
でも、「こいつ」のための「それ」のために
「あいつ」も。。

病気ってカラダからのサインでもあるんですよね。
なんらかの合図。
何かを教えてくれてるとも言えなくもない。
食べ過ぎとか飲み過ぎとか、
睡眠不足とか働きすぎとか、
そもそもの自分の体質だったりとか、
仕事や仲間内での人間関係のストレスとか、
毎日気温も湿度も変わって季節は巡ってる。
それが巡るごとに必ず加齢がやってきてる。
いろんな状況に対して、
なんらかの合図をカラダは示してる。
とも言えるわけですよね。

だから、
タンスの肥やしなんて誰がつけたんだか知らないけど、
最近着てない洋服である「こいつ」と、
自分に合図を送ろうとしてる病てある「こいつ」も
どっちも肥やしっちゃ、肥やしみたいなもんで、
実は肥やしが、
素敵な果実を生むんだよな。
ってことで似てるなと。

で、
それを安易に新しい洋服を買ってきて素敵にしちゃうのは、
薬だけに頼ってカラダからの合図に耳を傾けないってこととも
よく似てるかなって。

新しい服を買うのも、
薬ですぐに対処するのも、
それがダメだなんて言いたいわけじゃないんですけど、
「こいつ」買った時のお店、
「こいつ」に惚れたあの瞬間、
「こいつ」着て鏡の前で、悪くないって思った瞬間。
そこを思い出してあげるのが、
サインであって、
肥やしなんだろうなって。

カラダにやってきた病である
「こいつ」に対しても薬で対処するにしても、
「こいつ」がやってきたサインがどっかに隠れてる。
それに注意をすることでか、
もう余計な服は買わないようにするように、
もう余計な病にはなりたくないって感覚で、
予防って工夫に注意が向く。
それがカラダに対する肥やしなんだろうなって。

結構と、
テレビを含むマスコミって劇薬ですよね。
これが良い!悪い!
って影響力が強い。
ネット環境もそうなりつつありますよね。

タンスの肥やし。
実は、
幸せという果実のための肥やしなのかも。
なんて思ったりもしちゃうのは
東洋医学の勉強のしすぎでしょうかね(^^)


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