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1人ぼっちになって自分の居場所を作った話

前回のブログで

家族に対して完璧に心閉ざしてしまった私は

その後どういう行動を取ったのか

ざっくり書いていきたいと思います。


家庭環境が荒れてしまい、

学校でも家庭でもうまくいかない日々が続いていました。

(学校編は、また詳しく別の回でぼちぼち書いていきます)

そんな私は、いつのまにか一人ぼっちになっていました。

居場所がないなら、自分で作ったり

他の場所に入り込めば良い

そう思った私は、勉強そっちのけで誕生日プレゼントに買ってもらったゲームにのめり込むようになっていました。

特に私が好きだったゲームは、

ポケモン

当時流行っていた

ファイアレッド、リーフグリーン

と言うポケモンのカセットで

ひたすらポケモンのレベル上げをしていました。


出てくるポケモンがとても可愛いし、なんといっても頑張って育てれば素直に育ってくれる。


レベルも上がれば使える技も増え、いろんな場所にも瞬時に移動できる。

ポケモンを捕まえてポケモン図鑑を完成させたり、各地のジムリーダーに戦ってみたり、イベント等で珍しいポケモンを捕まえたり


とにかくゲームをしてる時間は楽しかった。

そして、いつの間にか、私の居場所はゲームの中になっていた。

とにかく日々のストレスや悲しいことを忘れるため

ひたすらポケモンをレベルアップして

ポケモンを可愛がってました。

また私は音楽が好きだったのでよくいろんなアーティストさんのCDを聴いてました。

特に大好きだったのが大塚愛さん


小学生の時にさくらんぼが流行って


毎日毎日鬼のように聞いてました。


私の青春時代をずっと大塚愛さんを聴き続けていつのまにか大人になってきました。


楽しい時は明るい曲を、悲しい時は悲しい曲を聴く

そして布団の中でひっそりと泣いている自分がいた。

音楽を聴いてるときも本当に幸せで

お母さんのお腹の中にいる感覚に近かった。

そして初めて、イヤホンを買った時は感動でした。

周りの音をシャットダウンして、音楽の世界にどっぷりつかれる。この感覚が心地良い。


そんな感じで私は、自分の居場所を作った

というか、他の世界に逃げ込んだのだ。


他の世界に逃げ込んだことで、初めて安心感を得られた。

ゲームの世界、音楽の世界の中で自分の居場所を見つけた私は、そこからいろんなことを学んだ。

歌詞の中から人間関係や人生のことを学んだり

応援ソングを聞いて、自分がまた立ち上がって生きれば良いことを気づかせてもらえたり

ポケモンを育てながら、愛情を持って何かを育てることって素敵だなと言う気持ちが芽生えたり、

数え切れないことを教えてもらいました。

ここから自分の実生活にもつなげていければ他の人たちとうまく関わりを持っていけるのではないかと考えるようになりました。


何かと辛い日々が続いていましたが、実際音楽やゲームがあったおかげで心が穏やかで居られて本当に助けられました。

荒れた家庭で育った私は、逃げ場がなく
本当に生きるのが大変で困難でしたが家を出るまで本当に心の支えになりました。

ありがとう

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