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コロナ禍の石川県

三月に新型コロナウイルスの感染が拡大してもう三か月が経とうとしています。石川県の場合政治の状況を見れば感染拡大真っ最中の間に知事が金沢へ旅行に来てほしいと発言したり、コロナウイルスに感染した金沢市議会議員が自宅待機中にも関わらず休業要請の対象になっていたパチンコ店に行ってしまったり、コロナ禍における医療従事者や休業要請に応じてくれた飲食店等の補助が?だったりと行政が何とも残念な対応が続いております。

変化に対応出来なかった石川県

このような問題が次々起きた原因は先ず知事や市長、議員が今まで石川県で大きな災害も経験せずにのほほんと政治活動をしてきた背景があります。コロナ以前の石川県は戦後から見れば空襲にもあわず、能登半島沖地震や大雪はありましたが大きな災害にも遭遇せず平和に北陸新幹線効果で観光で潤っていました。それが突然今年の三月から観光が完全にコロナで止まってしまい、行政の方も今まで経験したことがなかったため知事もコロナに対して認識不足かつ半ばどうしていいのかわからずあのような発言になってしまったのだろうと思います。コロナ禍の急激な変化に全くついていけず何をしていいのか分からなくなっていたんじゃないかと思ってしまうくらいでした。

知事はコロナ対応に熱意や気概が感じられない。

コロナ禍で石川県の休業協力金に小規模事業者は協力金の対象にはいっていません。具体的には床面積100㎡以下の小規模事業者は対象外になっています。その為個人でバレエなどのカルチャー教室を営んでいる人たちでこの縛りを撤廃するため要望書が知事宛に提出されましたが未だにこの縛りが撤廃されていません。あと医療従事者の方が県庁に支援をお願いに来たのをテレビで見ましたが知事の答えは「国に要請する」の答えしか出てきませんでした。こんな味気ない事務的な答えにがっかりしたんじゃないかと思ってしまいました。知事なら何とかしてやろうと気概を見せてほしかったです。こんな石川県知事ですが七回連続で当選し今年で知事のキャリアは27年目です。このことは次回で書きたいと思います。



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