航空身体検査予約から当日まで

こんにちは
GIDで操縦士へ挑戦です。
やはりまずは、航空身体検査についてお伝えできたらと思います。
今回は初めて航空身体検査を受診して、航空機操縦練習許可証を申請する流れを書かせていただきます。

操縦士になるためには、第一に健康でなくてはいけません。
飛行中に意識が無くなったり、飛行に影響があるような健康状態では飛行中に事故が起こりかねませんからね。

航空法第31条により、操縦士は国土交通大臣又は指定身体検査医による航空身体検査証明を取得する必要があります。
自家用操縦士を目指すのであれば、身体検査基準の第2種。
事業用操縦士であれば、身体検査基準第1種といったものです。

この航空身体検査は、人間ドックのようにほとんどの病院でやっている訳ではありません。

↑の一般財団法人 航空医学研究センターや国土交通省ウェブサイトに記載している病院でしか行っていないため、事前に日程の確認をして予約を行なってください。病院によっては、月に2回程度しか行なっていない場合もあるため早めに予約することをおすすめします。病院によって金額は異なりますが、約4万円ほど必要だと思っておいた方がいいです。
※ネットから申請できる航空身体検査申請システムがありますが、病院によってはまだ対応していないところもあるため、病院へ事前に電話で確認をした方がいいです。

今回は、病院へ電話をして予約できたとします。
病院へ連絡する際に、どの基準で検査するか聞かれると思います。
その際は、自分が最終的に目指すライセンスに必要な項目でお願いをしましょう。

さて、ドキドキワクワクで航空身体検査当日になりました。
しかし当日にお金だけを持って病院へ行ってはいけません。

当日持っていかないといけない書類が数点あります。
① 航空機操縦練習許可自己申告確認書
(この書類は、持病や入院・手術歴を記載するものです。)
②航空機操縦練習許可申請書
(主に医者が検査結果を記載する用紙ですが、住所・氏名・入院歴・常用薬等々の記載があります。①の書類と重複するところもありますが、記入漏れがないようにしっかり書きましょう。)
①と②の他に、病院から持ってきてほしいものを言われたらそちらも忘れずに持っていきましょう。

私の場合①、②共に性別適合手術歴や、ホルモン治療歴の記載が必要なため枠に収めようと文字を小さく書くことが大変でした。

さて、次は航空身体検査の内容です。

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