電子書籍出版で歴史を自由に語りたい!
「noteEXPO2021」に参加させていただきます。
「夢を語る」ことがテーマということで、
✅学会にいない歴史好きとして、これからはSNSの議論やネットにおける意見の公表も厳しくなるため、歴史を解説した分かりやすい内容の電子書籍出版に大いに可能性を感じること。
✅ただ、現在では電子書籍人口はまだ少なく、歴史について読む人の需要はそれほどはみこめないため、準備をしながら、今後の電子書籍の普及を待ちたいこと。
について述べたいです。
なお、私に関しては、ここで言う歴史は主に中国史に関することであることは先に断りをいれておきます。
ネット上の自由な歴史語りはもう無理なの?
先日、私がtwitterで活動休止している間に、歴史学会を中心としてtwitterにおいてある事件が起きました。
内容については、こちらの記事を参考にしていだければ、幸いです。
内容についての深い言及は避けます。
とにかく、議論が成立するお互いへの信頼関係は破綻しており、もう、ネット上における歴史に関する批判や議論自体が、相当に危険な行為であるということは判明してしまいました。
相手に、意見への批判であって、人格攻撃ではないという言い分が通用する保証などどこにもありません。
今後は、相手との理論を戦わせ、より高い歴史解釈を求めるための歴史語りどころか、歴史に関する意見公表も、特定の相手の意見を強く否定するものであれば、相当に難しくなったでしょう。
そうでなくても、歴史関係は、相手への非難、悪口や初心者への知識マウントを好んで行う方や、特定の研究者や有力な歴史マニアに追随して、一緒に非難を行う方が多いのは事実です。
私自身も、ネット上の独説を流布する歴史マニア相手に強い批判を行ったことはたびたびあります。twitterにおける活動を休止していたのも、それを原因としたらしい強い人格攻撃を受けたためです。
もう、学会の論文発表は別として、ネット上の自由な歴史語りは無理なのでしょうか?
電子書籍出版に感じる歴史語りの大きな可能性
ですが、希望はあります。
電子書籍技術の発達によって、自費出版で手軽に個人で出版できることが可能となりました。
ここに大きな可能性を私は感じました。
元々、歴史をネット上で語るということはどこでも問題があります。
✅twitter→画像の魚拓をとられ、陰口を匿名掲示板で言われる。いきなり、無茶苦茶な引用ツイートやリプライが来る。(反応が少ないは、フォロー数を極端に増やして、ツイートの内容がよければ、反応は間違いなく来るので却下します)
✅匿名掲示板や動画のコメント→誰でも何回も匿名で書き込めるため、とんでもない人物に荒らされやすい。多数派工作がしやすい。
✅ブログでの発表→読まれない。読まれてもコメントが来ない
✅wikipedia・ニコニコ大百科・ピクシブ百科事典→苦労して編集しても理解力のない誰かに変えられたり、消されたりするリスクがある。
これは、皆が抱える悩みだと思います。
自力で対処するしかないのですが、もう、twitterもダメになったら、どうすればいいのか。
ですが、ここに希望がありました。
個人で出版できる電子書籍の存在です。
確かに、私はこういった記事を書いたことがありました。(「noteEXPO2021」を主宰されている、のみやさんの記事をシェアして作成した記事です)
内容は、「1万5千字程度の電子書籍では歴史は深くは語れない。だから、出版に向かない」というものです。
確かに、今でもその考えは変わりません。
ですが、状況は変わりました。
もう、歴史を深くは語る必要はありません。そういった内容はどうせ、発表できないので、学会の論文で発表していただければ十分です。
これからは、「難しいはずの歴史の内容を分かりやすく、できるだけ短く、興味深い内容として伝える」ことが学会にもいない研究者でもない立場としてはこころがけるべきです。
とすれば、テーマを一人物や、特定の文化だけにしぼって出版すれば、完全に読まれないということはありえないのではないでしょうか?
私はいまでは、そう考えています。
確かに、時期尚早ですが、いずれ時は来ます。
私は以前、こういった記事も書いています。(「noteEXPO2021」を主宰されている、奥田さんの記事をシェアして作成した記事です)
内容は、
✅(奥田さんの記事の内容から引用した)「今後も発展を続けるAmazonという大企業が行うKindle出版として電子出版を続ければ、Amazonがなくならない限り、出版した本がなくなることはない」
✅「書いた本人が死しても、その本は存在しつづけ、誰かから見出される機会は残り続ける」
ことを書いたものです。
こういった意味でも電子書籍で歴史を語ることは大きいです。
確かに、個人で出版する電子書籍はまだまだ技術的に難しいところも多そうです。
画像を自由にいれることは難しそうですし、上等なものにするためには手間がかなりかかるようです。
また、電子書籍の購買層はまだ多くはなく、余り売れないことが予想される😅歴史解説本はまだ、出版の手間には見合わない可能性が高そうです。
でも、今ではない、いつの日か、
電子書籍の技術も発達し、購買層も増えれば、誰でも読むことができる分かりやすい歴史解説本の出版にも着手できます。
あるいは、もう1万5千字をはるかに超える字数の電子書籍も定着しているかもしれません。
また、無料ではなく、有料の購買層が中心である電子書籍なら、幅広い歴史語りができる空間が確保できているかもしれません。
その時こそ、歴史解説本を自由に出版できる時なのでしょう。
私としては、他の分野などの電子書籍の作り方を勉強しながら、時を待つことにしたいです。
5年後か、10年後か、15年後か、20年後か、いずれその時は来ると信じております。
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