「いじめ」なのか、これは「犯罪」なのではと感じることがある時
北海道、旭川で中学生がいじめから自殺したという報道があった。
「いじめ」について、いつも感じるのが、いじめを受けている方は「言えない」ということを知って欲しいと思うのと同時に、自殺まで追い込まれたことを「犯罪」だとは言わないのだろうか?と感じてしまう。
実はここに記事のURLを張っていましたが、犠牲になったお子さんの顔がアップで貼られていました。それを見て心が痛んだのです。まだ14歳なのに・・・申し訳ありませんが、記事を読みたい方は検索してください。
今回は犠牲となった少女のご家族からの許可があると書かれてありました。
いじめの内容が、まるで大人の世界で起こっているようなことに驚きを隠せなかったのです。
まだ、14歳の精神的にも大人になれていない子供達が、大人の世界では犯罪だと思われるような行為をしていることを、いじめと呼んでいいのだろうか?と思うような事件だと思ったのです
この事件はいろんな事が絡み合っていて、簡単にはほどけ無い事だと思うのだけど、でも、犠牲になったお子さんの無念をしっかりと受け止めて反省してほしいと心より思い願います。
そして是非、いじめの結果がどうなるのか、どうなってしまうのかを理解して欲しいのです。
いつも思うのですが、いじめられている本人に問題がある、という感覚は何処から生まれてくるのかがわからないのですよね
本人が嫌だと言えばいいじゃないか!とよく言われますが、見えない抑圧に対して抵抗ができますか?
人間は1人ではそんなに強くないのです。
1人では生きられないということを、皆さんもよく知ってらっしゃるはずなのです。
大人でさえ、見えない抑圧に対してノーと言えないことは、皆さんも体験していると思うのです。
いじめている人間も実は1人ではない、集団心理の中で行われていたりします。
1人で立ち向かう厳しさを、いじめられている人間ができるのか?と。問うて欲しいと思います。
私の家族が、子供がもしこのようなことに巻き込まれたなら、もし加害者になってしまったら、こころが痛くてしょうがありませんでした。
もし、加害者や巻き込まれたのなら、
「私はあなたを愛している、それには変わりない。だけど、愛しているからこそ、人としての過ちを償える人になって欲しい、だから、しっかり自分がやってしまった行為を見つめなおし、相手やご家族の気持ちを痛いほど知れ!そして、自分の痛みとしてこい」と伝えたいと思います。
年齢を盾にもし、隠れ蓑としているのならば、大人になりそこなう大人になって欲しくないと思うのです。
いじめは犯罪に結びつく行為だと思います。自死することを選ぶことしかできなかった子供を、そこまで追い込んでいく行為は犯罪であると言えるのかどうかを考えてほしいと思います。