楽天カードマンズ

楽天スーパーポイントが○○倍貯まる 楽天ポイントカードの使い方を解説します!

初めましてP活@楽天スーパーポイントR(@R_Point_Card)です。
私は開業医として地域医療に従事する傍ら、個人投資家として不動産投資・株式投資・FX(外国為替証拠金取引)・商品先物取引・仮想通貨投資・不動産投資などで資産運用をしています。資金の一部はプライベートバンカーに運用を任せています。


Twitterの別アカウントで株式投資について呟いているうちに、投資仲間が増えTwitterのDMやLINEグループで情報交換しているのですが、昨年(2019年)後半から仲間内で流行り始めたのが楽天スーパーポイントの『ポイ活』です。

楽天スーパーポイントとポイ活

「ポイ活」とは、クレジットカード等のポイントを貯めたり使ったりして得しようという活動の事です。中には億トレ(運用している投資金額1億円以上のトレーダーの事)もいる投資家グループが、なぜポイ活に熱くなっているのか?というと、2019年10月28日から『楽天スーパーポイントを使って楽天証券で株(国内株式・現物取引)が買える』ようになったからです。(それ以前から投資信託は購入出来ました)


「ポイ活」には、通常のクレジットカード利用の中で「よりポイントの貯まりやすいカードを利用する」「よりポイントのやすいプログラムやイベントに参加する」といった王道の「ポイ活」と、クレジットカードの利用ではなくポイントサイト等の利用によりポイントを貯めていくものがあります。楽天スーパーポイントはそのどちらでも貯めやすいのが特徴です。

楽天ポイントカードの楽天スーパーポイントに関して言えば、他のポイントサービスにはないボーナスポイントが多数あり、ポイントが非常に貯めやすくなっています。生活のありとあらゆる場面で楽天スーパーポイントが貯まり、使えるため「楽天経済圏(エコシステム)」という言葉が生まれたほどです。

経済圏とは、普通は経済活動が一定の独立性をもって営まれる地理的範囲の事を指しますが、ネット上でも実店舗でも、日本でも海外でも、楽天グループ以外でも、楽天ポイントカードと楽天スーパーポイントが使える場面であれば、そこが楽天経済圏といえるのです。

公共料金の支払いに楽天ポイントカードのクレカ払いが使えますし、コンビニのファミリーマートで買い物をするとき楽天スーパーポイントが貯まり、支払いに貯まったポイントを使うことが出来ますから、誰でも楽天経済圏にいると言えると思います。

ポイ活は、「手間ばかりかかってポイントが貯まってもごくわずかなので面倒だからやらない」という人もいますが、楽天スーパーポイントに限ってはほとんどの人が「こんなに貯まるの?」と驚くと思います。

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これは昨日(2020年1月15日)の、私の楽天スーパーポイントの残高とポイント倍率です。


上の総保有ポイント53206(ポイント)というのが現時点で私が保有する全ポイントです。ポイントは期限切れが嫌なので、少しでも貯まるとすぐ使ってしまいます。したがって1月に発生した総額というわけではありません。


下のポイント合計20倍というのが、楽天スーパーポイントが増える倍率です。ほとんどの場合買い物額の1%(100円の買い物で1ポイント)付くのが楽天ポイントカードの基本ですが、画像で見る通り20倍になっています(100円で20ポイント)楽天市場であらゆる商品が2割引で買えるに等しいのです。 


画像に最大44倍とあるように、この倍率は様々な条件で変わります。楽天スーパーポイントはキャンペーンをすべて利用すると最大44倍(≒利用金額の44%のポイント還元)になることがあります(キャンペーン事ポイントに上限があるため、利用金額のすべてがポイント44%になるわけではありません)


【楽天スーパーポイントの特徴】
・通常の利用で100円=1ポイントで貯まる。
・SPU(スーパーポイントアッププログラム)で楽天市場での買い物がポイント最大16倍
・5の倍数の日に楽天カード決済で+2倍(最大18倍)
・お買い物マラソン楽天スーパーセールで最大+28倍で(最大44倍)

44倍になるようにすべての条件をクリアすることは難しいですが、<5~10倍は誰でもできるレベル>なのでポイントが非常に貯まりやすいのです。


買い物以外の方法でのポイ活も可能ですから、あまり買い物をしない人でも楽天スーパーポイントは簡単に貯まります。
両方のポイ活を上手に活用すれば、ものすごい効果が生まれます。

実際に楽天スーパーポイントを貯めてみたら思ってたのと違ってた件


私は2019年11月から楽天スーパーポイントを集め始めました。私は会社を経営している関係で普通のサラリーマンよりは支出が多いとは思いますが、極端な浪費家でもないので金銭感覚は。いたって普通とお考え下さい。

今記事を書いている約5万ポイント保有していますが、もし5万ポイント全てをキャンペーン無しで貯めるとしたら500万円分クレジットカードで買い物しなくてはいけません。流石にこれは…と思いますよね。

しかし、もしポイントが20倍になるキャンペーン中なら25万円の買い物でも貯まるわけです。更に買い物以外の場面でポイントをためるP活も可能なため、実際の支出はもっと少なくなります。買い物以外でも公共料金の支払いなど楽天ポイントカードを使う機会はありますので、1か月で1万5千~2万ポイントは誰でも貯められる可能性があるのではないかと考えています。

そして、その貯まったポイントで株(国内株式・現物取引)を買おうとワクワクしながら貯めていたのですが、ちょっとした思い違いがあり、投資信託に投資することにしました。(この思い違いは非常に重要なので後から詳しく説明します)。そして

「楽天スーパーポイントで投資信託を買って元手ゼロで資産運用する」

という仕組みは投資家仲間の受けはイマイチでしたが「投資の未経験者や初心者に最適」だと思いました。

そこで最初は投資家向けのポイ活ノウハウを作るつもりでしたが大幅に加筆修正して「家計を節約したい」「投資をしたいけど元手がない」といった方向けのノウハウをまとめました。なんといっても元手ゼロで世界的大企業に投資できるんですから、やらないという選択肢はないでしょう。

購入した株式や投資信託は運用益が期待できるだけでなく、現金で購入したものと同じように売却可能なため、間接的に現金化も可能という事になります。

楽天カードを使って日常の買い物を楽天市場でするだけで、現金をもらえるといっても過言ではありません。未だやっていない人はこの機会に「ふるさと納税」も始めるといいでしょう。


もちろん、株式や投資信託には価格変動リスクがありますが、もともと日常生活で必要な物品の購入先を楽天に変えただけで、楽天スーパーポイントの獲得コストは0円なので、どんなに値下がりしても損はしません。投資の世界で「絶対に損しない」というのは詐欺用語なのでNGなのですが本当だから仕方ありません。そして、金融商品に対する投資である以上、売却益や配当益が見込めます。


楽天スーパーポイントを貯めることで、株式投資の利益率が上がってしまう。我々欲張りな(笑)投資家が、このチャンスを見過ごすはずがありません。そういうわけで、私の投資仲間の間では楽天スーパーポイントのポイ活がブームなのです。

とは言え、お金の事ですのでいい加減な事は言えません、ここから、


「どうやったら楽天スーパーポイントを効率的に貯められるか?」
「どうやったら貯まった楽天ポイントで資産運用できるのか?」

について、出来る限り丁寧に説明したいと思います。必要に応じて楽天グループの公式サイトなどを見ながら読んでいただけると理解が早いと思います。

楽天スーパーポイントは他のポイントサービスと比べて集めやすく、楽天市場での買い物だけでなく、楽天証券で株式投資にも使えるなど、間接的に現金化できるうえに投資で現金を増やす事も出来るんです。


楽天経済圏(エコシステム)での、楽天スーパーポイントの使い方

私は貯まった楽天スーパーポイントで株式投資を行って資産を増やしていますが、株式投資に抵抗がある人は楽天市場での買い物でポイントを利用するだけでも充分、現金の支出が減るので節約効果は絶大です。

楽天はショッピング以外にも、電気、携帯電話、保険、証券会社など、幅広いサービスを提供しているので、楽天グループのサービス全体を「楽天経済圏(エコシステム)」と呼ぶこともあります。楽天経済圏を利用すればするほど、楽天スーパーポイントの還元率が上がり、貯まりやすくなる仕組みです。

まだ楽天スーパーポイントを貯めていない人や、あまり活用していない人のために『楽天経済圏の歩き方』を説明します。

楽天ゴールドカードか楽天プレミアムカードは絶対必要!

楽天スーパーポイントの使い方を極めるには、効率的に楽天スーパーポイントを貯められるような仕組みを最初に作る必要があります。それにはまず、年会費が有料の楽天ゴールドカード(税込み2,200円)または楽天プレミアムカード(税込み11,000円)を作る必要があります。


年会費無料のカードよりポイントが5倍も多くもらえるので普通に利用するだけで十分元が取れますし、前の章で紹介したSPUや楽天スーパーセールで最大16倍→最大44倍といった爆発的なポイント還元率を出すためには絶対に欠かせない要素です。


法人オーナーの方は、代表者が楽天プレミアムカードを持っている事が法人カード作成の条件になっている為、楽天プレミアムカードがお勧めです。

私は法人でも楽天スーパーポイントを貯めています。法人カードで発生したポイントも代表者個人のものですし、マイルを貯めるよりも絶対に還元率が高いのでお勧めです。マイルと楽天スーパーポイントの比較は別の章で詳しく解説します。

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楽天スーパーポイントを増やすには最大16倍SPU攻略が必須!

SPU(スーパーポイントアッププログラム)は、楽天スーパーポイントの魅力を語るのに絶対に外せないポイントアップ制度です。楽天市場だけでなく楽天グループの様々なサービスを利用することで倍率がどんどん上がります。

・楽天カード+2倍:楽天カードを利用して楽天市場で買い物をする
・楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカード+2:楽天カード(プレミアム・ゴールド)を利用して楽天市場で買い物する
・楽天銀行+楽天カード+1倍:楽天銀行の口座から楽天カード利用分を引き落とし
・楽天の保険+楽天カード+1倍:「楽天の保険」の保険料を楽天カードで支払い
・楽天でんき+0.5倍:加入&利用
・楽天証券+1倍:月1回500円以上のポイント投資(投資信託)
・楽天モバイル+2倍:対象サービスの月額基本料をお支払い
・楽天トラベル+1倍:対象サービスを月1回5,000円以上の予約、利用
・楽天市場アプリ+0.5倍:楽天市場アプリでの買い物
・楽天ブックス+0.5倍:月1回1注文1,000円以上
・楽天Kobo+0.5倍:電子書籍を月1回1注文1,000円以上
・楽天Pasha+0.5倍:トクダネ対象商品の購入&レシート申請で、合計100ポイント以上の獲得
・Rakuten Fashion(旧楽天ブランドアベニュー)+0.5倍:月1回以上お買い物
・楽天TV・NBA Rakuten+1倍:NBA Rakutenもしくは楽天TV「Rakuten パ・リーグ Special」加入・契約更新
・楽天ビューティ+1倍:月1回3,000円以上の利用

日常の買い物に楽天スーパーポイントを利用するだけでなく、楽天ゴールドカード・プレミアムカードの利用以外にも還元率アップのチャンスは13種類もあります。これらのサービスをすべて利用するのは現実的ではありませんし、必要のないサービスをポイントアップのために利用して不要な出費を増やす必要はありません。

ポイント還元率の計算は単純で、楽天ゴールドカードを利用して楽天市場で買い物をした場合、通常の楽天市場利用がポイント+1倍として楽天カード利用(+2倍)、楽天ゴールドカード(+2倍)でポイント5倍と計算します。

ゴールドカード使用でカードの引き落とし口座を楽天にすれば(+1倍)で6倍、携帯電話キャリアを楽天モバイルに変えれば(+2倍)で8倍です。

携帯電話キャリア、保険、電気など既存の固定費を楽天に置き換えることが出来ればお得ですが、マンションでは自分の部屋だけ楽天でんきに替えるというのは無理でしょうし、生命保険は途中解約にリスクが伴いますので、無理してまでやる必要はないでしょう。

楽天証券の月1回500円以上のポイント投資(投資信託)で+1倍というのが、費用対効果が高いのでお勧めです。別の章で詳しく説明します。


最大28倍!! お買い物マラソン楽天スーパーSALEでさらにお得に!

お買い物マラソンや楽天スーパーセールは楽天市場のイベントで現金値引き以外にも楽天スーパーポイントの還元率が上がるキャンペーンが行われます。日用品・消耗品の購入はこの時まとめてする習慣をつければお得です。

買い回りキャンペーンは楽天市場内でお店を回れば回るほど倍率が上がるキャンペーンで1店目は1倍、2店目は2倍とドンドン還元率が向上するキャンペーンです。倍率は最大10倍でポイントの上限は10,000ポイントと決まっています。

また、楽天市場の各ショップが個別設定でポイントアップしている商品もあり、最大19倍(!)にもなります。ポイント10倍なら10%値引きと変わりませんので、欲しい商品は値段だけでなくポイントにも注目したいですね。

SPU同様、ポイント還元率を上げるために無駄遣いする必要はありません。SPUでポイント6倍になっている人は買い回りで+4倍になればポイント10倍達成です。

5と0のつく日は2倍!楽天イーグルス・ヴィッセル神戸・FCバルセロナ勝利で3倍!

楽天スーパーセールやお買い物マラソンは月に1度どちらかのイベントが開かれるようですが、買い物をそれだけに絞るのは無理がありますよね。楽天市場では5と0がつく日はポイントが必ず2倍になるので、イベントの無い時でも買い物は5と0がつく日にすれば効率的です。


また、楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナが勝利した翌日はポイント3倍なので、こちらもねらい目です。SPUでポイント7倍になっている人は楽天イーグルスの勝利で+3倍なればポイント10倍達成です。

実際に使いまくった印象では「15日はセールが多い」ので買い物は15日にまとめるとお得です。

楽天ポイントと楽天スーパーポイントの違いとは?

楽天ポイントカードで貯まるポイントは全て楽天スーパーポイントです。単純に書き間違いか略しているだけだと思われます。

楽天スーパーポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがあり、「通常ポイントが楽天ポイント」「期間限定ポイントが楽天スーパーポイント」という分類なのかと思いましたが、公式サイトのどこにもそのようなは記載ありませんでした。

ただ、期間限定ポイントに関しては、うっかり期限が過ぎてしまったという悲鳴がTwitterではよく見受けられるので、貯めるというよりはある程度まとまったらすぐ使う方が良いと思います。

楽天市場以外で楽天スーパーポイントが使えるお店はどこ?

楽天市場以外でも、楽天ポイントカードが使えるお店は増えています。ファーストフードのマクドナルド、ファミリーレストランのココス、コンビニエンスストアのファミリーマート、家電量販店のビックカメラ、ガソリンスタンドの出光と言った具合に、様々な業種のお店で楽天ポイントカードが使えます。

ポイントがたまるだけでなく、ポイントで買い物できる店もたくさんあります。ただし、ポイント付与の条件や使えるポイントの上限など、お店によって異なるため、公式サイトで確認してから使うようにしましょう。

種類多すぎ?楽天公式アプリの違いは?

楽天公式アプリは40種類以上あるらしいのですが、楽天市場と楽天スーパーポイントに関連すると思われる5種類のアプリの特徴をまとめました。

楽天市場 アプリ

1.アプリで買い物するとSPUで+0.5倍になる
2.ポイント情報の告知
3.街のお店でもポイントが貯まる、使える
4.アプリ限定ラッキーくじ

※+0.5%と細かいですが、楽天市場での買い物にアプリを使うだけで還元率がアップします。小さい画面では買い物しにくいという方はパソコンで商品選びまではやっておくと良いでしょう。

楽天カード アプリ

1.楽天カードの利用明細の確認
2.ポイント情報の告知
3.街のお店でもポイントが貯まる、使える
4.家計簿機能

※楽天カードの明細確認以外の機能は他のアプリでも代用可能で、カードでの支払いした場合はアプリを出す必要はないので、カードの利用明細専用と言っても良いでしょう。

楽天ポイントカード アプリ

1.街のお店でもポイントが貯まる、使える
2.近くのポイントが使えるお店が地図でわかる
3.ポイント情報の告知

※楽天市場アプリ、楽天カードのアプリでも代用可能です。

楽天PointClub アプリ

1.アプリ起動で1日1ポイント獲得
2.ポイント有効期限の通知
3.キャンペーン告知、事前エントリー
4.アプリ限定ゲームでもポイント獲得
5.街のお店でもポイントが貯まる、使える

※毎日細かポイントがもらえるポイ活アプリ。

楽天スーパーポイントスクリーン(Rakuten Super PointScreen)

1.ページを見るだけでポイント獲得
2.アプリ限定ゲームでもポイント獲得のチャンス

※ポイ活専用楽天ポイントが貯まる、お小遣いアプリ

楽天市場ショッピングアプリ ROOM

楽天市場アプリのように自分がショッピングするだけでなく、自分が気に入った楽天市場の商品をまとめた自分のお店をアプリ内に持て、好きなセンスの人とつながれるショッピングSNSです。自分のROOMから商品が売れるとアフィリエイト報酬(通常ポイント)が発生します。通常のアフィリエイト報酬は商品により異なりますが2~8%です。

「ROOMランク」によってボーナスが加算され、ランクはS,A,B,C,D,Eの6ランクあり、Bランクで5~11%、Aランクで7~13%、最高のSランクになると8%~14%の合計ポイントが得られます。

日常の買い物額には限度があるので、ROOMのアフィリエイト報酬はポイント獲得を大きく伸ばす武器になります。また、仲間内でROOMを共有して相互購入しても良いでしょう。楽天アプリの中で最もP活向きのアプリでお勧めです。

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・楽天スーパーポイントを貯めるには楽天ゴールドカード以上の有料カードとSPU、スーパーセールなどを組み合わせてポイント還元率を上げるのが重要。10倍以上を目指しましょう。
・アプリを使ったP活で買い物以外にもポイント獲得の道がある。特にROOMはお勧め。

楽天証券と最も相性が良かったアプリはROOM。

楽天ポイントカードで集めたポイントを使って楽天証券で株式投資をして、元手0で株式投資をしたい』そう思ったものの、やってみてそう簡単ではない事が分かりました。ポイント自体は凄く貯まるのですが、使い勝手が悪かったのです。試行錯誤の末、SNSアプリROOMで対策を見出しました。

使って分かった楽天証券ポイント投資の弱点

楽天ポイントカードで集めたポイントを使って楽天証券で株式投資をする「楽天ポイント投資」は、投資信託しか買えなかったのが国内株式(現物)も買えるようになりました。これが投資家には非常に魅力的に映ったのですが、使ってみて株の初心者以外は使わないだろうな~という感じでした。特に気になった点が3つありました。

楽天証券ポイント投資には、期間限定ポイントは使えない。

楽天ポイント投資に使えるポイントは、楽天スーパーポイントの中でも通常ポイントに限られます。
SPUで獲得できる多数派の期間限定ポイントは使えません。10万円分の買い物をして、せっかくポイント10倍にして10,000ポイント獲得しても、楽天証券で使えるポイントは1,000ポイントという事になります。

楽天ポイント投資に使えない楽天スーパーポイント
・有効期限切れのポイント
・期間限定ポイント(SPUで獲得した楽天スーパーポイント含む)
・他ポイントから交換した楽天スーパーポイント

ちなみに、通常ポイントの期限は1年間ですが、楽天ポイントカードを使用するたびに1年間伸びるので実質的に無期限です。期間限定ポイントの期限には数種類あって「貰った月の翌月末または翌々月頭」が多いのですが、2週間とかいう超短期のものもあるようです。ポイントによって期限が異なるため、アプリで確認する事が出来るようになっています。
というよりアプリがないと管理不能です。

また理不尽なことに。ポイントを使う時自動的に期限の間近なポイントから消費されることはありません。実質無期限の通常ポイントが先に消費されるようなので、投資に使える貴重な通常ポイントは間違って使ってしまわぬように、発生したらすぐに投資信託を買う習慣づけが必要です。(楽天ポイント投資には100円から買える投資信託があります)

投資信託の約定に時間がかかる。

ちょっと中国株にも興味があったので買ってみたのですが、1/13注文して約定が1/15、引き渡しが1/22と気が長い話になっています。これではチャンスを狙って突撃するような買い方はできません。初心者さんには、つみたてNISAに投資信託の定期購入がお勧めになります。

この買い方については後半で詳しく説明しますが、主に米国株をお勧めしています。「これは初心者、投資未経験の方が元手ゼロ円で投資する」というコンセプトで、更に加えて、「出来るだけ安全性が高く、期待値も高い」という一見矛盾した目標を掲げているからです。

「じゃあなんで中国株買ってるの?」と言われれば「私は初心者ではない」からです。もちろん米国株もたくさん買っていますし、何より投資家は「成功が約束されたような投資手法は退屈」な生き物なのです。まあ、だから大損もするんですけどね。後半ご紹介する理論は投資の基礎なのに、なぜか実践者は少なく不要なリスクをとって損してる人が多いのは「退屈だから」かもしれません。

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現金を使わず、ポイントだけで株主になりたかったのですが、国内株式購入時には、注文時には購入金額と売買手数料の総額分の現金が必要となります。つまり、まずは現金で買っておいて、あとからポイント分に相当する現金をキャッシュバックしてくれるという事。

100万円の株が欲しいけど、現金98万円しか無いから不足分はポイントで、という買い方はできないという事です。

使って分かったROOMの凄さ

公式サイトによるとROOMはショッピングSNSだそうです。

ROOMは楽天市場のショッピングSNSです。お気に入りの商品を投稿することで、他の人とつながり、お互いに思わぬ魅力的な商品に出会うことができます。

SNSは出会いの場。公式サイトには「好きなセンスの人とつながれる」なんて書いていますが、本命は志を同じくする者との出会い。つまりゴリゴリにP活やっている仲間との出会いです。
私があるROOMのお店で買い物をすると、私が楽天スーパーポイントを得られると同時に、そのお店の人もアフィリエイト報酬としてポイントをもらえます。逆もまた然り。すなわち、”GIVE AND TAKE” “WIN WIN” の関係が成り立ちます。つまり「自分から買ってくれそうな人から買う」べきです。意外と買ってくれるもので嬉しくなります。

自分で「ROOM生協」を作ってしまう

いかにショッピングSNSだからと言って、赤の他人とそう簡単にWIN WIN の関係にはなれないですよね。もともと私は投資家グループを持っていますので、手っ取り早くそこのメンバーにLINEグループ内で呼び掛けてしまっています。

「誰か○○を上げてもらえますか?」

とか声をかけて、ROOMに出品してもらい、代わりに欲しいものがあれば出品してあげるという具合に、自分のグループをROOM生協にしてしまうのです。もちろんこのような購入方法は規約違反ではありません。個人事業主や経営者の方は、経費で買える物とかもあるはずなので絶対にやった方が良いです。会社の経費で買ったものでも、ポイントは個人につきますので…
前の章に画像を貼り付けましたが、このやり方で2019年12月は売り上げ655,275円,19628ポイントでした。お買い物以外で2万円分近い通常ポイントが付くのはものすごくおいしいと思います。当然全額投資信託を買いました。

なぜ私はマイルを貯めるのをやめ、楽天スーパーポイントを貯め始めたのか?

楽天スーパーポイントにハマる前は、マイルを貯めていました。

ここで言うマイルとは、航空会社が行う顧客へのポイントサービスのポイントの事です。航空券をクレジットカードで買う時だけでなく、日常の買い物でもらえるポイントもマイルと交換できます。

マイルは航空券の購入とチケットのアップグレードに使えるのですが、手に入るチケットの価値を考えると通常のポイントサービスよりも割が良いので、人気が高いポイントサービスです。

ポイントやマイルは、店側による値引きと同じ扱いを受けるので非課税ですから、私の周りの経営者や開業医など、お金や税金に敏感な人は大体貯めています。

なぜ私がマイルを貯めるのをやめて、楽天スーパーポイントを貯め始めたのかを説明します。

楽天スーパーポイントの還元率はマイルより断然お得

ポイントサービスの定番と言えばマイレージサービス(マイル)、それは今でも変わらないかもしれませんが、ここ数年サービスの低下が続いています。サービスの低下というよりは、もともと航空会社の顧客囲い込み施策から生まれたサービスだけに原点に帰ったというべきかもしれません。

サービスのコアである、飛行機への搭乗によるマイレージサービスはさして劣化していないからです。

しかし、航空会社の利用がそれほど多くない私が、「もっといいサービスはないのか?」と探し求めていきついたのが「楽天経済圏」だったのです。

陸(おか)マイルはサービス低下、楽天スーパーポイントとの差は?

ちなみに私は「ANAダイナース プレミアムカード」を使用しています。年会費155,000円(税抜)と楽天プレミアムカード15.5倍(!)の楽天ゴールドカードの77.5倍(!!)と正直バカ高いと思います。それにも拘わらずポイントの還元率はたったの1.5%なのでその差は歴然としています。

ダイナースに限らず「プラチナカード」みたいなプレミアムカードは、入会時や更新時にボーナスマイルがもらえたり、ポイントからマイルへの交換率が良かったりします。その他、カード付帯の海外旅行保険、空港ラウンジの無料利用やホテルの優待など旅にまつわる特典が多数ついていることが多いので年会費が高くてもビジネスでもプライベートでも飛行機に乗る頻度が高い人は十分に元が取れる内容になっています。

「マイル」は航空会社の値引きの一種でしたが、クレジットカードのポイントをマイルに交換できるようになってから、マイレージサービスを軸にした「マイル経済圏」が生まれたといっても良いでしょう。

マイル経済圏は一部のお金持ちのコミュニティではなく、飛行機への搭乗ではなく日常の買い物すべてをマイルに換えるべく行動する「陸(おか)マイラー」、マイレージサービスの上級会員になるためだけに無駄に飛行機に乗る「マイル修行僧」など多様な民族で構成される結構楽しい所なのですが、前述のとおり航空会社とクレジットカード会社がサービスの見直しを進めています。

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一般的なマイレージサービス付きクレジットカードで、搭乗券の購入以外の普通の買い物をした場合平均0.5~1%位のポイント還元率です。

この時点で楽天スーパーポイントとの差は歴然ですが、日常の買い物で貯まるポイントとマイルは別の物なので、ポイントをマイルと交換する必要もあります。もう少し深堀してみましょう。

私はダイナースを使っていますが、マイルが最も貯まるカードとして使っている友人が多い「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」(以下SPGアメックスカード)も紹介しておきましょう。

SPGアメックスは年会費3,1000円と「ANAダイナースプレミアムカード」よりもぐっと安くなっています。安いと言っても3万円以上ですから普通の感覚ではバカ高いのですが、特典として世界一のメガ・ホテルグループ「マリオット・インターナショナル」のゴールドエリート会員資格がついてくる上に、継続時には無料宿泊券がもらえるので年会費実質無料という「マイル経済圏」の住人にはたまらないカードです。興味ない人には「ふ~ん」って感じでしょうが。

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SPGアメックスのポイントプログラムは世界最大のホテルポイント「マリオットボンヴォイ」です。SPGアメックスで日常の買い物をカード決済すると、100円につき3ポイント「マリオットボンヴォイ」が貯まります。

そして3ポイント=1マイルのレートで、40社を超えるマイルに交換可能なのです。ご存じのとおりマイルは航空会社別に貯まっていき、他社便で使いたい場合は同じアライアンス(提携グループ)の航空会社間でしか使えません。

「スターアライアンス」「ワンワールド」「スカイチーム」の3大アライアンスのいずれかに、世界の大手航空会社のほとんどが加盟しています。ANAは「スターアライアンス」、JALは「ワンワールド」なので、「ANAマイルを使おうと思ったらJAL便しか空席がない」というトラブルはありがちですが、SPGアメックスならその心配はないという事です。

気になるマイルへの交換レートは、100円=3P=1マイルです。さらに2万マイル単位で交換する毎に5,000マイルのボーナスがあるので100円=1.25マイルで還元率は1.25%となります。

マイルは航空券と交換しないと意味がありませんが、前述のとおり航空券は登場する日時と行先でレートが大きく異なるため、100万円の買い物で手に入れた12,500マイルに何円の価値があるか一概には言えません。概ね1マイル0.9円~4円、12,500マイルなら11,250円から50,000円の価値があるようです。

例えばANAの東京↔沖縄間の往復航空券はレギュラーシーズンの標準価格(ANAフレックス)で44,510円です。同路線でANA国内線特典航空券に必要なマイルは18,000マイルなので、1マイル=2.4円となり、還元率は2.4%、人気のない路線を閑散期に利用しても4%くらいのようです。同じ路線でもANAフレックス以外に割引の大きい航空券がありますので、それらと比較すると還元率はさらに下がってしまいます。

還元率が楽天スーパーポイントより低い事だけでなく「マイル経済圏」の弱点は、飛行機の特典航空券が経済の中心な点にもあります。旅行が嫌いな人、ビジネスで出張がない人、経済的自由はあっても自由な時間がない人など、飛行機を利用しない人もいるでしょうから、万人向けとは言えません。
私も時間的自由がなく、ハイシーズンにヨーロッパへビジネスクラスで何往復もできるくらい貯まったマイルを使いきることが出来ないでいるのです。

そこに、私がマイルから楽天スーパーポイントに切り替えた理由があります。楽天スーパーポイントは使い道が幅広く、楽天経済圏」の中ではほぼ現金と同等に使えますし、楽天証券でワンクッションおけば現金化も可能です。楽天トラベルを使えば旅行にも使え、飛行機もホテルも割安に利用できマイレージサービスの搭乗マイルは別に貯まるのです。

「楽天経済圏」と「楽天ポイントカード」の弱点と言えば「マイル経済圏」にあるクラス感がない事くらいでしょう。

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マイレージサービスは近年、航空会社の顧客囲い込みという原点に帰りつつあり、航空会社や高級ホテルのエリート会員ポイントなどは魅力的で、楽天スーパーポイントとは戦う場所が違っています。

なぜ私は楽天スーパーポイントで米株ETFを買うのか?

楽天スーパーポイントは1ポイント1円の価値で使える場がネット上だけでなく街のあちこちにあるため、ともすればすぐに使ってしまいがち。特に期限のあるポイントは使うのを忘れる前に使ってしまえと、コンビニでコーヒーを買うなど、つまらないことに使ってしまいがちです。


たった数百円ポイントがあっても何にもならないと最初から貯めようとしない人も多いようですが、楽天証券では数百円から株式投資が出来ることをご存じでしょうか?


なぜ、私が楽天スーパーポイントで米株ETF(上場投資信託)を買うのか?その理由を説明します。

229円で米株ETFを買いました。支払いは楽天スーパーポイントです。

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上の画像は私の楽天証券口座の資産明細です。私はSBI証券をメインで使っている為、この口座は楽天スーパーポイントでしか購入していない専用口座になっています。


11月末から始めて、12月末の総資産額という事で前月比+16076円という事は11月1,195円、12月16,076円という内訳で、購入しているのはETFばかりです。一番上の注文は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」という上場投資信託で注文金額は1,023円(ポイント利用1,023ポイント)となっています。

楽天証券は100円から買えるETFがたくさんあるので、獲得ポイントが少しでも株式投資が可能なのです、その下の「アライアンスバーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)にいたっては229円(229ポイント)と株式投資とは思えない投資金額になっていますが、細かい金額でも長期的に何度も購入する事で、リスクは分散されながら資金は増え続け、大きな投資効果を生むはずなのです。

なぜ私は楽天スーパーポイントで米国株式の投資信託を買うのか?

投資先はその中でもNYダウやS&P500といった米国株式市場の動向を表す株価指数に連動したETFがベストと考えています。その理由は

1.長期的にみて米国株式は実質リターンが最も大きい投資先であり、ETFなら誰でもそこに安全かつ低コストで投資できるから。
2.つみたてNISAという非課税制度を利用すれば利益率がさらに上がるから。

です。

長期的にみて米国株式は実質リターンが最も大きくリスクも小さい

『長期的にみて米国株式は実質リターンが最も大きい投資先であり、ETFなら誰でもそこに安全かつ低コストで投資できる』その理由を詳しく説明する前に、念のためETFとは何かから説明しましょう。

ETFとはETF(Exchange Traded Fund=上場投資信託)とは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等特定の指数に連動する運用成果をめざして運用される投資信託で、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。ETFのように指数に連動するよう運用成果を目指す投資信託の事をインデックス・ファンドと言いますので、インデックス・ファンドが上場するとETFになると考えても良いでしょう。

連動する指数は株式だけでなく、債券、REIT(不動産投資信託)、通貨、コモディティ(商品)の指数もあり、投資先も日本のみならず海外に広がっています。

その中でも米国株式市場の株価指数に連動したETFをおすすめした理由は、長期的にみて米国株式は実質リターンが最も大きいからに他なりません。

具体的な数字で見てみましょう。


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引用元ジェレミーシーゲル著「株式投資(第4版)

上のグラフは1801年から2001年までの200年間の資産運用のリターンをグラフにしたものです。実質という事でインフレ調整後のグラフになっています。縦軸の左側は10倍、100倍、1000倍という対数目盛になっています。

株式・債権(長期債・短期債)・金・預金(米ドル)の各資産に1ドル投資した場合の実質リターンを比較すると、


・最高のリターンを出しているのが株式で75万5163倍(=75万5163ドル)
・最悪なのが預金で0.06倍(=6セント)のマイナスとなっています。
・金(きん)のリターンは1ドル95セントでインフレ調整を受けると金は200年かけても2倍にもならない。
・長期債、短期債ともに株式投資に遠く及ばないリターンで、しかも長期債と短期債の差があまりない

安全性が高く、株式投資よりも長期投資に向いていると考えている人が多い思われる債権ですが、200年かけても一度も逆転しないという結果が出ています。

投資に疎くても学校の歴史の授業誰でも習う「1929年の世界恐慌」では、株価は80%以上下落したと言われています。しかし対数グラフの中ではそれほど大きな下落には見えません。

このグラフはジェレミーシーゲル著「株式投資」の中にあり、これを見て
「もう面倒だからダウ買ってりゃ良いんじゃね?」と、インデックス投資を見直した投資家は多いです。

「ウミガメじゃないんだから200年は長すぎ、そんな長い間値上がりを待ってられないよ」というあなたの為にもう一つ資料を出しましょう。


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これは1970年代後半から昨年までのダウ平均株価のチャートです。
「1987年ブラックマンデー」「2001年ITバブル崩壊&アメリカ同時多発テロ」「2007年世界金融危機からの2008年リーマンショック」と、「1929年世界恐慌」みたいな経済危機が何度も起きていますが、その都度立ち直って現在に至ります。


リーマンショックに至っては100年に1度の経済危機と言われた2007年の世界金融危機の翌年、もう1回100年に1度の経済危機リーマンショックが来たので、共産主義者の皆さんが「資本主義経済は終わり」とか言って煽っていましたが、全然終わる気配はなく、ダウ平均はこの10年で2.7倍にもなっているのです。

そういうと「今の株価は高すぎる、バブルははじける」と言われます。もちろん、リーマン級の暴落は今後も何度も襲ってくるでしょう。2年連続がありましたから3年連続もあり得ます。しかし、暴落のたびに立ち直り、高値を塗り替えていくのがダウ平均なんですね。

同じ株式なのに日本株には米株の強さはない。

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一方、日経平均はどうでしょう。ダウのチャートとは明らかに違いますね。「1989年12月29日の史上最高値38,915円87銭には2度と届かない」という悲観的な投資家がいる位、長らく低迷しているのです。

なぜ日経平均株価がダウ平均のように復活しないのかは興味深い問題ですが、それをここで論じても私たちには日経平均株価を上げる事は出来ません。

「私は投資経験がないので、いきなり外国株ではなく日本株から始めた方が良いのではないでしょうか?」

というまじめな方もいますが、わざわざリスクの大きい所へ行く必要はないと思いますし、何より日本人なら誰でも既に日本株や日本債権はもちろん、外国株式外国債券に幅広く投資しています。

平成30年度の国民年金基金連合会資産運用結果資料から、そのポートフォリオをご覧ください。連合会全体の運用利回り(修正総合利回り)はベンチマーク2.90%に対して2.51%でした。


個別の運用利回りを見ると「国内債券1.82%」「外国債券(円ヘッジ)1.99%」「外国債券2.87%」「その他6.46%」「国内株式-5.21%」「世界株式6.79%」と、明らかに日本株式が足を引っ張っています
たまたま平成30年が悪かった訳ではない事は資産配分比率を見ればわかります。


「国内債券17.8%」「外国債券(円ヘッジ)19.3%」「外国債券11.7%」「その他1.4%」「国内株式15.9%」「世界株式33.1%」
以前から国内株式への投資比率が低く、長期に渡って最もリスクが高く利益率が低い投資対象と判断されていることが分かります。

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年金基金は常に年金支給に備えて流動性と安定性の確保を重視したポートフォリオになっているはずです。そんなガチガチにコンサバティブな投資スタンスの年金基金でさえ外国株式は32%、日本株式は半分の16%の資産配分を基本としている事実が何を意味しているのかは言うまでもないでしょう。


「投資経験がないから日本株から」というのはナンセンスですね。むしろ、日本株の中から利益が出る銘柄を選定する事は、金融のプロですら難しいのが現実です。

日本の年金が日本株の組み入れ比率を下げているという事は、政府日本株式市場の弱さを認めていることを意味しているわけではありませんが、一つの象徴的な事象と言えるでしょう。

歴史的にもリターンが最も大きく、過去何度も大暴落を克服してきたことで、明らかに強いことが分かっている米国株式市場その株価指数に連動するETFを採用することをお勧めする理由が、これでご理解いただけたでしょう。

私が投資した「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」とは?

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私が投資した「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」は、グロースおよびバリュースタイルに分散した大型株、中型株および小型株(要するに米株全部)を投資対象とし、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動した投資成果を目指す。同インデックスは米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバー。

VTIは設定日が2001年5月の歴史あるファンドで、2019年の年間トータルリターンはベンチマークの「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」が30.84%だったのに対し、トータルリターン30.80%を達成した優秀なETFです。昨年の配当は2.90USDで配当利回りも1.75%も出ています。

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「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」の保有銘柄上位10銘柄はマイクロソフト、アップル、アルファベット(Google)といった巨大企業ばかりですが、上位10社の純資産総額に占める割合は20%以下に抑えられ、細かく分散投資することでリスク分散している事が伺えます。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスはダウ平均とは異なる指標ですが、米国株式市場の動向を表す株価指数と言えるでしょう。そう考えると米国の株式市場の強さに期待する時、CRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークとする「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」は注目に値するETFと言えるでしょう。

VTIのつみたてNISA対応版「楽天・全米株式インデックス・ファンド」とは?

SPUのところでは詳しく触れませんでしたが、楽天証券で月1回500円以上の投資信託をポイント投資すると+1倍になります。積み立てのポイント投資に使えるのは通常ポイントだけですから、SPUで10倍にして10000ポイント獲得した人なら通常ポイント1000ポイントが積み立てに使えるという勘定になります。SPU+1の為にポイント投資に挑戦してはいかがでしょうか?

楽天ポイント投資は、投資額の全額または一部にポイントが使え、ポイント使用料の上限の設定も出来るので、ポイント500円分+現金(クレカ払い)というギリギリの設定も可能です。

実は、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」には積み立てNISAに対応した楽天証券専用バージョンがあります。その名も「楽天・全米株式インデックス・ファンド」といいます。


このETFは「つみたてNISA」という非課税制度にも対応しているので「年間40万円までの投資額にかかる運用益が非課税となるので運用され、ポイント投資なら「元手0円の投資かつ運用益非課税」という神懸かり的高効率運用が可能です。

日常の買い物などの結果、無料かつ非課税で手に入れた「楽天スーパーポイント」で米国株に投資し、その配当も値上がり益も非課税。凄すぎです。

ここで、つみたてNISAの内容を再確認しましょう
つみたてNISAで、運用益(売却益・譲渡益)や配当・分配金が非課税になるには以下の条件に合致する必要があります。

・2037年まで投資した年から最長20年間
・年間投資上限額40万円
・累計非課税投資上限額 800万円
・投資対象商品 金融庁が定めた基準を満たす投資信託・ETF
・投資方法 定期かつ継続的方法による積立のみ

日本では、株式投資など投資から得られた利益に対して、20.315%の税金(所得税+住民税+復興特別所得税)がかかりますが、上記条件の範囲内であれば非課税=利益が2割も増えるのです。これはやらない理由がないですね。

しかも、対象になるETFはお金のプロの元締め、金融庁が最長20年間もの長期にわたる積立に適していていると判断した投資信託・ETFに限定されています。数千種類の投資信託・ETFの中から金融庁のお墨付きを得たのは、2019年10月1日現在173種類だけです。

その中で「楽天経済圏」で手に入るのは「楽天・全米株式インデックス・ファンド」です。

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「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は基準価格(1/10)12790円ですが、なんと100円から購入可能です。販売手数料はかかりません(ノーロード)。手数料無料で非課税。100円から買える。初心者でもお勧めしやすいETFです。


このように毎月一定額を一つの金融商品に投資し続ける手法を「ドルコスト平均法」といい、長期投資に向いた失敗しにくい投資手法と言われています。

※あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。

楽天ゴールドカードには600万円の価値がある?

私は、標準的な家庭で楽天ポイントカードを使ってP活すれば、10,000円~15,000ポイント位はほとんどの家庭で貯められる可能性があると思います。買い物だけでは厳しいご家庭でもROOMのように買い物以外からポイントを生み出すアプリを使えば、より簡単にそのラインは達成すると思います。
ポイントは1ポイント1円換算で楽天市場だけでなく色々なお店で使えるため、×12で年間120,000円~180,000円の不労所得になる可能性があると考えています。


この不労所得を株式投資の配当所得で得るとしたどのくらいの資金が必要になるでしょうか?


2019年3月のトヨタ自動車(7203)の1株当たりの配当は220円でした。100株単位から購入可能で12/30時点の株価は7,714円でした。100株購入するには771,400円必要で、期待される配当による不労所得は22,000円です。配当利回りは2.85%です。


私がトヨタ自動車の株で楽天スーパーポイントと同じくらいの不労所得を得るには、5.4~8.1倍、4,165,560円~6,248,340円の資金が必要になります。そこまで投資すれば年間の配当は198,000円でようやく楽天スーパーポイントからの不労所得を配当が追い抜く事ができました。


「投資は余裕資金で行いましょう」とか「万一無くなっても生活に困らない範囲で投資しましょう」とか言いますが、約600万円が余裕資金で無くなっても生活に困らないと言える人はなかなかいないと思いませんか?ちょっと、私には「600万位無くなってもいい」とは言えないですね。


しかし、楽天経済圏に入れば、出費は楽天ゴールドカードの年会費2,200円だけで、約600万円分のトヨタ自動車の株を買うのと同等の不労所得が得られるのです。


そして(本当は、ここはあまり強調してはいけないのですが)ポイントで購入した投資信託から配当や売却益が出るかもしれません

まとめ

実際に楽天スーパーポイントでのポイ活を本気でやってみて、マイレージより楽天スーパーポイントの方が絶対に得だと思いました。


ただし、経営者としては楽天プレミアムカードの限度額が代表者個人と合わせて300万円までなのは、経費の支払いなど全てに使うには不足です。今は噂の「楽天ブラックカード」のインビテーションが来るのを待っている状態です。インビテーションが来る基準は不明ですが、限度額いっぱいまで毎月使っていれば流石にインビが来るでしょう。

自営業の方は会社の経費で買えるものは楽天ポイントカードで15日に買うと、発生したポイントは個人につきますから使い倒しましょう。合法的に会社の経費を個人でキャッシュバック受けられるようなものですよ。これは、楽天証券ポイント投資に至っては、ほぼ現金収入に等しいですよね。


通常ポイントは日常の買い物で消費しないように少額でもこまめに投資信託に換えてしまいましょう。(初心者はつみたてNISAがおすすめ)普通、ポイントは消費されるだけで使用期限があり利子がついて増えることはありません。しかし、投資信託なら、無から有が生まれ、それを100円からプロが運用してくれるのです。


株式投資に使える通常ポイントを少しでも多く貯める為、ROOMは必ず使いましょう。家族やお友達で「ROOM生協」を作り、お互いのROOMで買い物するだけで、2%~14%のポイントが付きます。自分では1円も買い物していないのに人様のお買い物額の14%のポイントが付くって凄くないですか?お友達に「俺のビールをお前のROOMで買うから、お前の焼酎は俺のROOMで買ってくれ」って言うだけです。商品によってポイントは異なりますが、ポイントの為に必要のない買い物をする必要はありません。


ROOM経由で付与されるポイントはS-A-B-C-D-E の6ランクあり、Cまでは「ROOM生協」作ればすぐ行くと思います。Bになるには自前の商品写真をアップロードするという関門があるのですが、B以上になるとポイント付与率がぐっと上がるので絶対にやりましょう。


楽天ポイント投資に使えない期間限定ポイントは「ふるさと納税」や「電気代やスマホ代など公共料金につかうのが効率的だと思います。
ここまでやりきると、毎月のポイント付与の上限に達するかもしれません。その時は、マイルにはマイルの良さがあるので、例えブラックカードが来てもマイルはマイルで貯めたいと思います。

最後に

もし、これを読んでいるあなたが楽天ポイントカードを持っていなくて、作ってみようかな?と思われたなら私の紹介で入っていただけると嬉しいです。
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※楽天カードをお申し込みいただく際は、初めに楽天会員登録が必要になります。(すでに楽天会員登録をされている場合、再登録は不要です。)
※上記URLアクセスした際の楽天ユーザIDとカードお申し込み時の楽天ユーザIDが異なる場合、
本企画の対象外となります。

■詳細条件はこちら(お申し込みは上記URL)
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