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2022年 特急とき号リバイバル運転
こんにちは。スマートニュースに僕の記事が載ったShun-Hayabusaです。
今回は、2002年以来の「特急とき」リバイバル列車に乗ってきましたのでそれについて書いていこうと思います。
それでは、始めていきましょう!
そもそも、「特急とき」って?
「特急とき」とは、上越新幹線が開通するまで運転されていた在来線の特急列車です。
運行区間は上野〜新潟間、使用車両は181系や183系でした。
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上越新幹線の開通に合わせて1982年に廃止されましたが、15年後の1997年に復活運転、2001年と2002年にも復活運転をしています。
今回は2002年のリバイバル運転から20年、そして廃止から40年という節目の年に運行することとなりました。
今回は、部活の後輩から「特急券2つ予約できたので一緒に乗りませんか」と誘いが来たのでその誘いにのり、乗車してきました。
後輩もnoteをやってるのでリンクを貼っておきます。ぜひフォローを!(宣伝)
さて、説明も終わったところで、次からは乗車レポートです!
レポート開始
おはようございます。現在時刻は8時過ぎ、ここはJR上野駅です。
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「特急とき」は既にホームに入線済み。
上野駅地上ホーム17番線にはたくさんの人がいます。
発車標にも「特急とき」の表示が。
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今回使う特急券はこちら。
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今回のリバイバル運行では、181系も183系も引退して使えないので、代わりに国鉄色にラッピングされたE653系が使用されました。
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方向幕は「臨時」。
流石に「とき」は出せなかったようです。
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上野駅にある歌
さて、余談ですが、この上野駅には有名な歌があります。
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ふるさとの 訛なつかし 停車場の
人ごみの中に そを聞きにゆく
これは、クズで有名な石川啄木の歌ですが、この「停車場」は上野駅を指しています。
「ふるさとの 訛なつかし」は、自分のふるさとの訛った方言という意味ですね。
そして、「そを 聴きにゆく」の「そ」は、「楚」。つまり、故郷です。
ということは、上野駅の人混みで自分の故郷の方言を聴きにいく、という意味になります。
なんで上野駅なのか。
それは、かつてたくさんの寝台特急や夜行列車があった時代、東北の玄関口がここ上野駅だったからです。
東北各地の人たちが上野という一つの駅に集まるため、自分の故郷の方言も上野駅で聴くことができたんでしょう。
啄木も、ここで故郷の懐かしさを感じたかったのでしょうか。
車内へ
さて、余談が終わったところで、車内に入ります。
見た目は国鉄色とは言えど、車内は普通の特急。
座席はこんな感じです。
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この座席のリクライニングは、座面がちょっと沈む構造になっていて、快適でした。
また、リクライニングの他に「座面スライド」という機能も搭載。座面が少し前に動くので、普通車でも快適に過ごすことができます。
前との間隔は下の写真の通り。
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広くはないですが、前の座席の下に足を伸ばすことができるので問題ないです。
さて、次は座席以外の紹介。
このE653系にはグリーン車にラウンジスペースがありますが…
僕はグリーン券を持っていなかったので撮ることはできませんでした。
それ以外には特段すごい場所はありませんでしたが…
これはなんだろ?
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元喫煙室かな?とも思いましたが、灰皿の跡もなく、しっかり禁煙になってました。
談笑室かなんかかな?
発車
さて、車内を物色していたら8:30になりました。特急とき号の発車です。
上野発車後のアナウンスを録りました。
E653系というそんな古くない車両に鉄道唱歌のチャイムが鳴ったのが印象的でしたね。
☆ハ プ ニ ン グ☆
さて、今回この「とき号」に誘ってくれた後輩ですが、彼が旅に行くと必ず遅延するという話を本人から聞いていました。
今回もまさか…なんて思っていたら案の定。
「ただいま、大宮駅で非常停止ボタンの操作がなされたため、安全確認を行っております。この電車は、途中のさいたま新都心駅で一旦停車をいたします。」
早速遅延が発生しました。
彼は呪われているのか…?
大宮を通過し、高崎で降りる
先ほどのようなハプニングもあり、特急とき号は数分の遅れで走っています。
この列車は、上野の次の停車駅が高崎。大宮にすら停車いたしません。
つまり、僕らは次の停車駅で降りなければならないのです。
乗車時間は一時間半弱。一見長そうにも聞こえますが、結構短かったなあ…
高崎到着のアナウンスが流れます。
高崎に到着です。
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高崎駅の行き先表示案内板は、「特急」のみでした。
でも高崎で「新潟」表記は違和感あるな。
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E653系をお見送りです。
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次のリバイバル運行は何年後になりますかね…?
投稿者から一言
いかがでしたか?
今回は、後輩に誘われて「特急とき」のリバイバル列車に乗車しました。
正直国鉄っぽいのは見た目だけで、車内はなあ…なんて今まで思っていたのですが、結構快適で国鉄車とは違う楽しさを見出すことが出来ました。
「特急とき」はしばらく走らないと思いますが、E653系国鉄色は臨時列車としての使用頻度が多く、また国鉄色でない車両は特急「しらゆき」や「いなほ」として毎日運転しています。
皆さんも乗ってみてはいかがでしょうか。
では、失礼します。
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