子供の遊園地にある闇を見に行く②
こんにちは。体育祭で転んだShun-Hayabusaです。
今回は、前回の続きで、実際にこどもの国に入ろうと思います。
まだ読んでいない人は前回の記事を読んだ上でご覧ください。
それでは、早速入園しましょう!
入園!
こんにちは。前回の続きで、こどもの国の入口にいます。
開門前にチケットを買わないと。
チケット売り場に行って購入。
小中学生200円って安すぎないか?
こどもの国にくる人は小さい子供が多いので、おそらく同伴の親などからの料金で収益を上げているんでしょうね。
早速入園。
弾薬庫跡へ向かいます。
歩いている途中、第一トンネルという名前のトンネルがありました。
結構古い感じがします。
それもそのはず、弾薬を運搬する際に使っていたトンネルだそう。
さらに現在のこどもの国線が弾薬運搬路線だった時代このトンネルを通っていたという説があるらしいです。
言われて見ると確かに鉄道トンネルっぽくも見えますが、弾薬庫時代を知っている人が「トラックが通っていた」と証言しており、真偽は定かではありません。
さて、トンネルを抜けてしばらく歩き、弾薬庫前に到着…
アレ?
いや、何してんねん。
見ればわかるでしょう、牛乳を買ったんです()
こどもの国は牧場が有名らしく、種類別が「牛乳」ではなく「特別牛乳」になっているという珍しい牛乳を買うことができるらしいので買ってみました。
1パック300円(当時)とお高めでしたが美味しかったです。
ちなみにほとんどの人(小さな子供たちが多い)はソフトクリーム(当時600円)を買うために並んでいて、普通の牛乳を買う人は僕しかいませんでした。
さて、そろそろ弾薬庫跡を見にいきますか。
お、おお〜。
思ったよりちゃんと残ってる。
なんて言うんだろう…生々しい?って言うんですかね。まだ使えそうな感じ。
なんかここだけ見ると小さな子供たちがたくさん訪れるテーマパークだとは思えません。
ちょっと中も撮ってみましたが、木の扉らしきもので塞がれ見ることはできませんでした。
たまにイベントがあってここを開ける時もあるそうですが、イベント自体滅多にないので入れません。
機会があったら入ってみたいな。
弾薬庫は当時50ヶ所くらいあったそうですが、多くが潰されて現在は10数ヶ所のみ残っています。
それでも全てを潰さなかったのは、後世にここは弾薬庫だったことを教えるためなのかもしれませんね。
これ、子供じゃなくてむしろ大人が行く場所なんじゃないか?
弾薬庫を埋めたと思われる場所にこんなものもありました。
説明もあったので、合わせて載せておきます。
「無名のスカウト戦士」と書かれたこの話、実話らしいです。
ただなんでここにあったんだろう…
合唱をするべき場所なのかはわかりませんが、合唱をしておきました。
歩きながら地図を見ていた時、入り口付近にあった祈念碑をスルーしていたのに気づき、帰り際に撮影。
「平和を祈る」。
この五文字にどんな想いを詰めたのでしょうか。
こどもの国外にも戦争関連のものが
こどもの国の外にも弾薬庫関連のものがあります。
それが近くの住吉神社と呼ばれる場所にある慰霊碑。
行った時はどこにあるか気づかず、写真を撮れませんでした…(T T)
代わりにGoogleマップのストリートビューのスクリーンショットを載せておきます。
この慰霊碑はなんのためでしょうか。
実は、この辺りで悲惨な事故が起こったのです。
1944年、学徒動員の移動の際にトラックごと川に転落、横浜第2中学校(現在の県立横浜翠嵐高等学校)の男子学生6名が死亡。
またその翌年1945年にはゲート近くの広場で弾薬運搬中の爆発事故が発生。軍属6名が死亡、近くにいた神奈川高等女学校(現在の神奈川学園)の女子学生が片足切断の重傷を負いました。
この慰霊碑はそのような人達を追悼するために作られた慰霊碑だったのです。
弾薬庫時代にはこのような悲惨な事故も起こっていたんですね。
帰宅
さて、そろそろ帰らねばならない時間になってきたので帰ります。
行くときはこどもの国線で来ました。というかほとんどの人がこどもの国線を使うことでしょう。
しかし、使う人が少ない「第2の手段」が存在します。
それが、バス。
長津田駅から一駅八王子よりの駅に成瀬駅という駅があり、そこまでバスが出ています。
なので、帰りはバスです。
少し待つと…やってきました、神奈中バス。
座席はこんな感じ。
柔らかいんだか硬いんだかわからない微妙な座席でした。
長時間利用を想定していないんでしょう。
バスは到着後、定時で発車。
しかし、バスは渋滞などでだんだん遅れてくるものです。
終点の成瀬に着く頃には5分ほど遅れていました。
成瀬に到着後、横浜線で帰宅しました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は子供が遊ぶ場所にある弾薬庫跡を見に行ってみました。
こうしてみると、昔は戦争が身近にあったんだなぁと思わされます。
しかし、今の情勢をみるともはやそれも他人事ではなくなってきました。
このような跡をみたからこそ、今後二度と戦争が起こるべきではないと祈るばかりです。
では、失礼します。
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