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保護活動あれこれ

仔猫保護の相談


先日、黒崎の北九州市民サポートセンターを介して、若松在住の方から保護仔猫の連絡が入りました。仔猫を保護したが疥癬がひどくどうしたらいいかとのご相談。

聞けば、サポートセンターよりはじめに紹介を受けた若松の有る愛護団体へ連絡を入れるが何度連絡しても応答なしだったとの事で、再度こちらへ連絡が来たというわけ。

保護団体の方々も、連絡を全部受け入れていたら動きが取れなくなるという様な事情もあるのか、結構、こちらに来る相談でもそういう方々のご相談が多い様にも感じます。

この方は、ハワイと北九州を常時行き来されていらっしゃるようで、ハワイでは動物愛護のボランティアもなさっているとの事、ハワイの愛護活動事情とこちらの活動事情の違いに、驚きと憤りを感じていらっしゃったようです。

awaiian Humane Society(NET画像転記)

Hawaiian Humane Society(ハワイ動物愛護協会)ハワイアン ヒュメーン ソサエティー

ハワイの公的な動物愛護センターで、広々とした場所で、迷い犬猫・遺棄された犬猫等々が、整った施設の中でのんびりと暮らしているとの事。医療体制も充実していて外部からでも格安の値段で診て頂けるようです。勿論保護された犬猫たちの避妊去勢等も行われている様子。

充実した公的な施設が急務なのでは?


北九州市での任意団体や個人ボランティアの方々は日々、TNRや里親さん探しの活動に奮闘はされているのでしょうが、先程の電話の様に、関係のない所からのご相談に迄応じる程、余裕がないというのが実情なのでしょう。
やはりここは、ハワイや欧州のようなもっと行政が本腰を入れてトータル的な愛護活動の拠点を作る必要があるのではと思っています。
その旨は、北九州サポートセンターを通じて、市の方へ働きかけもお願いしています。

日本でもそれに近いような状況で行政が活動をしている地域もあるかもしれません。また、TNR活動については「どうぶつ基金」という財団法人の団体がダイナミックな活動を展開しています。が然し、こちらではいろんなクレームのご相談の情報が上がってくるという事を考えてみますと、まだまだそこまで充実した体制には至ってないのでしょう。

先ずは、任意団体をサポートできる、或いは個人のご相談にも気軽に応じていただけるような仕組み・窓口が出来れば保護活動ももっと一般の方々のご協力が頂けると思いますが如何なものでしょうか?

疥癬の仔猫は


本題の疥癬の仔猫の件は、残念ながら自費にはなりますが先ずは若松の近くの獣医さんへ行っていただくことをお伝えし、こちらでも、お世話になっている獣医さんへ連絡を取り対処法を後程お伝えするという事に致しました。

聞くところによると、疥癬などの場合は、強い薬を使うよりまず栄養をつけてあげた方が直りが早い、要は免疫力を上げてあげる事との獣医さんの意見もあるようです。

何はともあれ、保護活動に前向きな好い方とつながりが出来たことはうれしい事です。今後いろんな面でご協力できればと思っています。



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