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みんな、ねむる時・・(=^・^=)
塩ふつて冬至禊の火を鎮む 森田公司
おづおづと夕日沈める冬至かな 鈴木真砂女
(今日は少し趣向を変えて・・・(=^・^=))
冬至ですね~(=^・^=)
24節季、冬至を迎え、日照時間は一番短い時期❣❣ 太陽の力が一番弱くなっているとき、ものみな眠る時かもしれません。
こういう時は、気も弱って来るのか、何となく、はかないことをかんがえたりもするもの😿
牡蠣食べてわが世の残り時間かな 草間時彦
再びは生まれ来ぬ世か冬銀河 細見綾子
でも、そういう心を一掃する達観しきった痛快な古歌もありますネ🙀
ご存じ頓智で有名な一休さんの詠った歌とされています❣❣
生まれては死ぬるものなり何ものも 釈迦も達磨も猫も杓子も 一休禅師
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晴れやかに・・・(=^・^=)
もの皆滅する様な時ではありますが古人は此れをプラスに捉えてますヨ🙀
冬至は、古代、大昔の中国ではこの日が元日、一年の始まりとされていたとか❣ すべてのものの始まりと云う事なのでしょうか。
こういうことを踏まえて、現代にも世界各地に、いろんな風習が伝わっているようですね。
有名な処ではクリスマスも元をただせばどうやらこの冬至を祝う祭が始まりと云う説も❣
中国北方ではこの日一家団欒で餃子を食べ、南方では中国の伝統的な一品料理のひとつ、餅米を丸めて作る、湯円と云う食物を食べるとのこと❣
日本での冬至のお祭りとしては、
妙見系の神社等や、天台宗や真言宗の寺院で行われる「星供養」❣❣ 俗に「星祭」といわれ、各自の生まれ年の十二支に該当する当年星をお祀りする様。
又、食べ物としては、ご存じ冬至南瓜の他、コンニャク・豆腐・唐辛子等々
を食べる風習もあるようです。
冬至に関するいろんな行事や食べ物は日本だけでなく、何れも気の一番弱くなった時期に邪気を払い、無病息災を願うところから始まったとは、
ものの本からの受け売りで~す=^_^=。
冬至かな昼は南瓜夜は柚子湯 (=^・^=)駄句
とうじかな ひるはとうなす よはゆずゆ
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一陽来復
受け売り序でに、「易」から ひとつ
易には「地雷復」と云う卦があります。易64卦あるうちの第24番目の卦。
その卦辞には
「復亨 出入无疾 朋友无咎 反復其道七其復 利有攸往」
「復はとおる 出入咎なく 友来たりて咎なし その道を反復し七日にして来復す 往くとところあるによろし」
訳すると「復は思う事がとおる、進むも退くも障害はない。
朋友が集まって来て咎めはない。往ったものも七日たてば元に戻って来る。
積極的に行動しても順調にいく」
(現代のエスプリ「易」から丸山松幸先生の解説)
と云う意味らしいです。
「復」とはもとに返る、元に戻ると云う事。
全ての陰(気)が徐々に陽(気)にかわってくる形を表しているとか。
植物で言えば地上では枯れた様に見えている状態でも、地中にエネルギーを溜めて、やがて来る春(陽気)を 迎える機運になっている状態とのこと。
将に、冬至の時期はそういう時らしいですね。
「一陽来復」とは、この地雷復の図から見て取れるように、下から段々と陽気が昇って来るイメージと云う事らしいですネ。
古代の人はこの「復」に「福」の到来を重ねていたのでしょうか❣❣
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家の中の猫も外の猫たちも、この時期しっかりと食べてしっかりと寝て、
来る春に備えているのかもしれません。
なかには、今の時期で昼夜関係なく大暴れして手の付けられない子も
いますが・・・💖(=^・^=)
「冬至過ぎ陽はゆるゆると育ちゆく」 (=^・^=)駄句 ー再録