改めておさらいWorlds 2022
はじめに
いよいよ今年のWorldsまで1週間を切りましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
LPL決勝戦も終わりすっかり今年も終わりムードになってしまった事と某イカのゲームが面白すぎてLoLがそっちのけとなっていましたが、改めてWorlds 2022の概要を振り返っておこうという回です。それでは参りましょう。
Play-Inの試合形式について
まずはルールからおさらい。Play-Inでは「Round 1」と「Round 2」に分けられ勝敗を競います。詳細は下記になります。
■Round 1
・全12チームを6チーム2グループに分け、その中で1回ずつ総当りで行う。
・試合はすべてBo1
・グループ1位のチームはそのままメインイベントへ出場決定
・グループ5位、6位のチームはその時点で脱落
■Round 2
・各グループの3位と4位のチームが戦い、勝てば残り負ければ脱落
・上記試合で勝ったほうが、別のグループの2位のチームと戦う
・2位のチームと戦い勝ち残ったほうがメインイベント出場
・試合は全てBo5
試合形式については、昨今の国際情勢や世界的パンデミックの影響から従来とは変更せざるを得ない部分もありました。
ですがそれらを加味し、より一層面白い試合形式として昇華させ今のルールになっていると思います。
個人的には3チーム4グループに分ける従来のPlay-Inは面白くないと感じていましたので、今大会の試合形式には満足しています。
Play-In出場チームについて
残念ながらCISが今年のWorldsに参加出来ず、またしても世界の全リーグの参戦は叶いませんでした。
しかしその分、今年は長らくパンデミックの影響から出場出来なかったVNリーグの参戦。LPLとLCKの4位チームに、更にはLECの3位と4位チームまでPlay-Inに加わる等、過去類を見ない程のハイレベルなPlay-Inとなっております。
さてPlay-Inに挑む12チームのうち異彩を放つ存在といえばやはりRNGと言えるでしょう。
LPL4位のチームではありますが皆さんご存知今年のMSIチャンピオンチームがRNG。明らかにPlay-Inにいて良いチームではありません。
Uziの後継者として着実に実力と名声を積み重ねてきたGALAを止められるチームが果たしてPlay-Inに存在するのかが最大の焦点となっています。
更に面白い事に早速その答えが証明される場がRound 1に用意される事となりました。
今なお世界一の称号を手にすべく挑み続ける、LCKが誇る天才ADCプレイヤーDeft率いるDRXと同じグループになり、早速どちらが上か証明する場が設けられました。
どちらのチームも間違えてPlay-Inの舞台に来てしまったと言っても過言ではない程の実力の持ち主。直接対決の日が非常に楽しみです。
今年のDFMについて
皆さんご存知の通り、LJL史上初となったメインイベントへの進出を皮切りに世界へとその実力が認められた結果、今年はプール2での出場となりました。
マイナーリージョンのチームの中でもついに格上として認められたLJL。今まで常に挑む側でありましたが、ついに挑まれる側になるとは中々感慨深いものがあります。
しかし安心している暇はありません。まずは改めてPlay-Inのチーム分けを見てみましょう。
今のDFMの実力であればRound 1を突破できる可能性は高いでしょう。しかし問題は次のRound 2にあります。
先程のルールをもう一度思い出してください。各グループの3位と4位のチームが戦い、勝ったほうが他のグループの2位のチームと戦います。
この他のグループの2位というのが曲者で、グループBはご存知の通りDRXとRNGが一堂に会するグループ。そして前評判通りに行けばほぼ確実にこのどちらかが2位となるでしょう。
つまりDFMが今年もメインイベントにコマを進めるためには、グループAで1位となる、もしくはRNGかDRX相手にBo5で勝利するという相当厳しいハードルが待ち構えています。
しかし逆境に挑むのはむしろDFMとしては慣れたもの。今年は元JAGのmidレーナーであるYaharongを筆頭にいつものYutapon、Steel、Evi君、そして新たなYutaponの相棒であるHarpと強豪チーム相手に牙を突き立てられるメンバーは揃っていると思います。
今年は例年以上に見応えのあるPlay-Inとなること間違いなし。会場がメキシコとなる為観戦するには少々つらい時間帯ですが、Play-Inは9/30(金)のAM 5:00から開幕です。頑張って早起きしてDFMの勇姿を見届けましょう。
メインイベントについて
今年のワールドチャンピオンを決めるべく集まったチームの組分けは下記となりました。
この4グループで最も注目したいのはやはりグループAとなるでしょう。
LPLでは3位出場となりましたが、世界を代表するLPLのチームであり去年のワールドチャンピオンでもあるEDG。
最早LoLプレイヤーでその名を知らぬものはいない、世界で最もワールドチャンピオンの称号を手にした魔王Faker率いるT1。
そして毎回とんでもないグループに放り込まれる事に定評のあるLCSのLast Hope、C9と誰が見ても波乱が起きる予感しかしないグループになったと思います。
他のグループで面白そうな組み合わせといえば、グループCのTESと恐らく勝ち上がってくるであろうDRXとの直接対決に、グループDのこれまた勝ち上がってくるであろうRNGとGENの直接対決になるかと思います。
Pickemについて
私はこんな感じにしてみました。ただチャンピオンに関しては最近のメタを全然追えていないのであてにならないと思います。
要するにKnightへ全ベッドのPickemになってしまったので今年もTESを全力で応援します!
さいごに
今年はLPLもLCKも4チーム出場となり、LPL vs LCKの構図がより一層引き立てられていると思います。
個人的にはどちらもワールドチャンピオンを争うに相応しいリーグだと思いますので、これがWorldsと言った試合を見せてほしいと思います。
また、例年のLPLとLCKしかいないプレイオフに待ったをかけるチームがどれだけ出てくるのか。そして今年こそNA躍進の年になるのか、今から楽しみが尽きません。
今年最後の世界大会となるWorlds 2022。皆さん全力で楽しみましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。