TES vs TT(W8D5)とTES vs LGD(W9D5)とTES vs V5(W10D2)の感想

はじめに

しばらく忙しい日が続きLPLをあまり見れなかった結果またしても試合が溜まっていたのでまとめて消化のコーナーです。それでは参りましょう。

TTについて

HoyaとUcalの元Griffinに所属していたプレイヤー達を主軸に期待の若手を集めたチームといった印象です。

Spring SeasonではUcal vs allといった感じのチームとなってしまい最下位を抜け出す事が出来ずに終わってしまいました。
この状況を重く見たチームは再度Ucalを中心にメンバーを集め直しSummer Seasonに挑むこととなりました。

チームとしてのまとまりはかなり上がったかと思いますが、やはりこのメンバーをSpring Seasonに集めていればと言った思いが拭いきれません。

プレイオフ進出に向けてもう負けは許されない今の状況。果たしてUcal率いるTTは見事プレイオフ進出を果たすことが出来るのか、注目です。

LGDについて

2020年のWorlds出場を果たして以来低迷が続くLGDですが、今年もこの泥沼から抜け出すことは出来ずに終わってしまいそうです。

チームとしても今年はもう諦めて来年に向けて色々試していこうという意志が見られますが、今のLGDの選手達はほぼ全員今年が契約更新の年度となり、何人残留出来るかは定かではありません。

7月の終わり際に現ヘッドコーチが解任され、再度5月に脱退したヘッドコーチを再加入させるなどフロント陣に関してもバタつきが見られるLGD。
強豪ひしめくLPLの地でプレイオフ出場常連となる道は非常に厳しいものとなる事でしょう。

V5について

Spring Seasonに続きSummer Seasonでも好調をキープし、プレイオフ上位進出が確定したV5。

Rookie、Karsaの実力と実績があるベテランプレイヤーを軸に、TESの2部チームで確かな実力をものにしたPhoticとppgodのbot duo。そしてHotS界のFakerと呼ばれていたRichをTopに据え盤石の布陣となりました。

特にRichはLPLに来てからの進歩がめざましく、LCK時代中々結果を残すことが出来なかった鬱憤を晴らすかのごとくLPLでは快進撃を続けています。

既に今年のWorlds出場は確実とまで言われているV5、LCKの強豪チーム相手にどこまで渡り合うことが出来るのか非常に楽しみです。

一方でKarsaについては契約上のトラブルの影響で試合に出場出来ないとの話もあり不安な一面も見られます。なるべく万全の状態でプレイオフ、ひいてはWorldsに挑んでほしいなと思います。

各試合のリプレイについて

いつものリプレイは下記から御覧ください。

・TES vs TT

・TES vs LGD

・TES vs V5

TT戦の感想

今回の試合を通して良かったところは2戦目のTahm KenchをPickしたところかと思います。

TTはRakanにNocturneとTESのバックラインに容易に飛び込む事ができる構成を取り、ゲーム中盤まではNocturneのウルトにやられてしまう場面が多かったかと思います。

しかし終盤、集団戦が始まればTahm KenchのウルトでしっかりとJinxを守る事ができ、TTのエンゲージを凌ぐ事ができていました。最後にJackeyLoveのペンタキルで締める事ができたのも良かったです。

LGD戦の感想

TESとしては初めてのパッチ12.14での試合でしたが、注目したいのはTianのViのビルドです。

ケミパンクチェーンソードにラッシュし、2つ目のコアアイテムにサンファイアを購入するこのビルド。パッチ12.14ではどちらともNarfされてしまったアイテムですが、それでもまだ猛威を振るっているようです。

レベル差もありましたが、この2つのアイテムを購入するだけでMelee DPSに必要な耐久と相手ADCを何もさせずに撤退させられる火力。おまけに重傷もついてくる非常に強力なビルドだと思います。

この試合でもJackeyLoveのペンタキルが発生しまさかの2試合連続でのペンタキルを見ることが出来ました。終始安心して見れる試合だったと思います。

V5戦の感想

苦戦することが予想されていましたが、予想以上にV5の戦術がTESを上回っていました。

KnightのSylasを潰すためにPickされたOriannaや、Waywardの得意チャンピオンを全てBANで潰してきたりとBAN/Pickの段階から不利を背負ってしまったという印象です。

TESとしても得意のSivir、YuumiコンビをPickしたりしますが、Gragasを機能停止に追い込まれてしまいAatroxを止める事が出来なくなったりと試合展開でもこちらの思う通りにさせてもらえない事が多かった試合でした。

V5とは間違いなくプレイオフで戦う相手となりますので、次は勝ってほしいと思います。

さいごに

早いものでSummer Seasonもいよいよ次で最終戦。次の対戦相手はALとなりますが、この試合に勝つとプレイオフ最上位通過が確定となり負けてもルーザーズがある非常に有利なところからスタートする事ができます。

驚異の13連勝は止まってしまいましたが、最後の一戦気を抜かずに戦ってほしいなといったところで今回の記事を終わりにしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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