TES vs UPの感想(LPL 2022 Summer W7D7)
はじめに
対戦相手のUPは総合順位13位でプレイオフ圏外と、苦しいシーズンになっています。
TESから移籍となったZoomを始め、元RNGのmidレーナーで2021年のMSIチャンピオンとなった立役者のCryin等、実績も実力もあるメンバーを揃えているはずですが、今だ3勝しかあげられていません。
このメンバーでも中々勝つことが出来ない事実が、L世界最大規模のリーグであるLPLが如何に厳しいかを物語っているかと思います。
一方のTESですが、早々とプレイオフ進出を確定させ、あとは上位進出を目指して連勝を積み重ねることが出来るかと言ったところ。
今日も快勝で終わりたいところですが果たしてどうなるでしょうか。早速試合の方見ていきましょう。なお、本記事は下記の動画を参考に作成されています。
1戦目
まずはBAN/Pickから。
UPはAzirにApheliosとlate gameをしっかりと見据えた構成に。SupportにLuluを選択することで打たれ弱いチャンピオン達をしっかりとフォローします。
反面全体的に耐久が低めとなっているので、装備差をつけられてしまった時に逆転できる可能性が低くなりがちです。
一方のTESですが、安定の断食SennaにPoppy、更にはGnarと火力も耐久も兼ね備えた構成を取ります。
次のパッチではガーディアンを含めた不滅系統のルーンにNarfが入ってしまいますが、その分エンチャンター達のアイテムにも同様にNarfが入りますのでまだまだ強い組み合わせだと思います。
midにTaliyahを選択し、中盤の主導権を確実に握るための構成になったと思います。AzirやApheliosのビルドが完成してしまうとゲームセットなので、早い試合展開が求められますがどうなるでしょうか。それでは見ていきましょう。
UPは執拗にbotを狙いSenna及びTahm Kenchを育てさせないように仕向けますが、気づけば先にbotの1stタワーを破壊したのはTES。
その後順調にゴールド差をつけ、ドラゴン、バロンを獲得しあっという間にUPのネクサス前での集団戦が始まります。
しかし1コアしか持っていないAzirではどうすることも出来ず、育ちに育ったTESの前に成す術ありません。
そのままネクサスを破壊し、まずは1戦目TESの完勝となりました。次の試合に行きましょう。
2戦目
先程の反省を活かし、中盤も見据えた構成にしてきたUP。次のパッチではNarfも決まっているGPを始め、レーニングフェイズでの他のレーンへの出張が強いLee SinとNautilusのコンビと悪くない構成だと思います。
一方のTESは、久しぶりとなったLucian、Namiのbot duoを選択。他のADC達の影に隠れがちですが、MSIまではダントツで強かった組み合わせ。果たして今でも活躍することは出来るのでしょうか。試合の方見ていきましょう。
試合は4体目のドラゴンファイト、TESはドラゴンソウルにリーチなので全力でUPが妨害に来ますが、またしてもこの男がやってくれました。
ドラゴンピットの裏から回ったGnarによる完璧なフラッシュウルトが炸裂。一挙4人に命中させ完全にUPの陣形を分断させれば、あとは豊富なAoEを叩き込むだけ。
この集団戦で4キルとドラゴンソウルを獲得したTES。これが決定打となりこのままUPのネクサスを破壊。事前の予想通り完勝となった一戦でした。
さいごに
ついに11連勝となったTESの勢いに喜びつつ、元TESでもあるZoomの調子が終始悪かった事に若干複雑な気持ちです。
ですがまずは今日の一戦に勝利できたことを良しとしたいと思います。早ければ7月中にも次のパッチでの試合となりそうですが、今のTESであれば問題なく勝てるポテンシャルがあると思います。
来たるべき決戦の日に備えて、一つでも勝ち星を上げてほしいなと言ったところで今回の記事を終わりたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。