#02 マテリアルデザインの『NG』と『OK』デザイン | Elevation編
Elevation(高さ)とは?
マテリアルデザインにおけるElevationとは、『サーフェスの高さ』です。
すべてのサーフェスとコンポーネントには、Elevationが定められています。
Surface edges
Surface edgesとは『オブジェクトの輪郭』のことです。
基本的には、オブジェクトは影を使用して輪郭を表現しますが、
次のような方法でも輪郭を示すことができます。
・表面に異なる色を与える
・オブジェクトに異なる不透明度を与える
Surface overlap
Surface overlapとは『オブジェクトの重なり』のことです。
2つのオブジェクトが重なっている場合、高さの高いオブジェクトが前に表示されますが、オブジェクトの不透明度や、コントラストが適切でないと、どちらのオブジェクトが前にあるか分かりづらくなってしまいます。
その際、オブジェクトの輪郭が明確に定義されているかを確認して、曖昧なoverlapを回避することが必要です。
Scrimmed backgrounds
Scrimmed backgroundsは『暗い処理がされた背景』のことです。
この処理をすることで、ElevationのEdgeを表現することもできます。
Shadows
Shadows(影)は、サーフェスのedges・overlap・Elevationを示すことができます。
(Elevationを示すことができる唯一の方法です。)
Elevationの初期値
まとめ
今回は、ElevationのNGデザインとOKデザインをまとめてみました。
UIデザインの勉強の参考になればうれしいです。
※ガイドラインでは、動画等を使用してさらに詳しく解説がありますので、是非ご覧ください。
次回は『layout』のNG/OKデザインについてまとめていきます。
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