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[日本語]マテリアルデザイン 『Applying color to UI』#13

はじめに
今回は『マテリアルデザインガイドライン』の『Applying color to UI
』について解説していきます。
なお、この記事は私が(翻訳機能を使って)ガイドラインを読む中で、日本語訳に違和感を感じたり、理解が難しいな。と思った箇所を分かりやすい言葉に置き換えるなど、一部個人的な解釈が含まれます。

正しい情報は下記のガイドラインをご確認ください。
引用元 Google - Material Design URL:https://material.io/
※動画・画像データ等はこちらから引用させていただいております。

UI に色を適用する際の原則

色は、「一貫した意味のあるルール」で UI 要素とコンポーネントに適用します。

「Top and bottom app bars」の色の適用

「Top app bar」と「Bottom app bar」に色を適用する際は、「Primary color」を使用します。

また、「System bar(画面最上部)」には「primary variant(明るいprimaryか暗いprimary)」を使用し、ユーザーが「それぞれ別の要素である」と認識できるようにします。

このトップ アプリバーではプライマリカラー (紫 500) が使用され、システム バーでは暗いプライマリバリアント (紫 700) が使用されています。

また、下の画像では、それぞれのコンポーネントの違いを強調する為に、「 floating action button」(FAB) にセカンダリ カラーを使用ししています。

[注意する点]
下の画像のように隣接するコンポーネントで同じ色を使用する際は、「Floating Action Button」に「Shadow」を付けるなどの方法で、それぞれのコンポーネントを区別を明確にする必要があります。

「bottom app bar」 と「 floating action button」で同じ色を使用

また、「Top app bar 」や「bottom app bar」が「Background color(背景色)」と同じ場合、コンテンツを強調させることができます。

このアプリの画面では「top app bar」 の色と「Background color(背景色)」で白を使用しています。ただし、スクロールすると「top app bar」に影が付き、その後ろでスクロールするコンテンツよりも高い位置にあることがわかります。

Backdrop

「Backdrop(背景)」のカラーには2つのレイヤー(前面と背面のレイヤー)があります。
この2つのレイヤーを区別するため、基本的には下の図のように、前面の「Backdrop」には「白」背面の「Backdrop」には「Primary color」を使用します。

Sheets and surfaces

「Bottom sheet」「Navigation drawer」「Menu」「Dialog」「Card」などで使用する、「Sheets 」や「Surface」(またはコンポーネント)の色は、基本的に「白」です。

また、これらの「Surface」(またはコンポーネント)は、他のUI要素とのコントラストを高めるために、配色(色付け)することができます。
配色によってコントラストを高めることで、各要素間の境界線が明確になり、「Surface」が重なったときに、その「Elevation(高さ)」の違いを表現しやすくなります。

「navigation drawer」や「bottom sheets」などの基本カラーは「白」ですが、下の画像のように「Primary color」や「secondary color」を使用してコントラストを高めることができます。

また、下の図の場合では「Navigation drawer」のカラーは基本カラーである「白」ですが、「Navigation drawer」以外のエリアを「透過するホワイト」で「Scrim」することによって、背後のコンテンツを目立たなくしています。(「Navigation drawer」を目立たせる)

Cards

「Card」の基本カラーも「白」ですが、下の画像のように、アプリのブランドを表現したり、視認性を向上させたりするためにカスタマイズできます。

このカードは、「Primary color」(紫 500) を使用しています。アプリの背景色は白で、データの見やすさのために「secondary color」(ティール 200) も使用しています。

また、下の画像のように、「Card」に写真を適用し、その上にテキストを配置する場合は、テキストを読みやすくするために、写真とテキストの間に「Scrim」を使用しています。

Buttons, chips and selection controlslink

「Button」「Chip」「Selection control(選択している状態)」は、「Primary color」や「Secondary color」を適用することによって、強調させることができます。

Color categories

  • テキストが含まれている「Button」や、アウトライン ボタンでは、基本的に「Primary color」を使用します。

  • 「Floating Action Button」や「Selection control」には、基本的に「Secondary color」を使用します。

1. bottom app bar にprimary color (purple 500) を使用し、floating action buttonとselection controlsのアクセントとしてsecondary color (teal 200)を使用しています。
2. 選択されたリスト項目のアクセントとしてsecondary color (teal 200)を使用しています。
このアプリでは、floating action button と chipsにprimary color (pink 100) を使用しています。 また、sliderにはprimary dark variant (pink 900)を使用しています。

Floating action button (FAB)

Floating action button(FAB) は、画面上で最も認識しやすいアイテムの 1 つで、基本的に「secondary color」を使用します。

Typography and iconographylink

「テキスト(Typography)」にカラーを使用することで、視認性と重要度の両方を高めることができます。

例えば、下の画像では「Card」のタイトルテキストに「Secondary color」を適用し、「LEARN MORE」のボタンには「Primary color」を適用し、それぞれを強調しています。

Headlines and tabs(見出しとタブ)

タブや見出しなどの重要なテキストには、primaryまたはsecondary colorを使用できます。

このアプリは、見出しにsecondary color (オレンジ 800) を使用してアクセントを付けています。

[注意]
下の画像のように、本文テキストに対して「Primary color」や「Secondary color」を使用することは避けてください。

Icons

アイコンは、アクションを識別し、情報を分かりやすくするために役立ちます。アイコンの色は、読みやすく、識別できるように、背景に対して対照的である必要があります。

「Icon」に対して「Primary color」と「Secondary color」の両方を使用しています。
「Icon」に「Primary color」の「Dark variant (#442C2E)」のカラーを使用しています。

まとめ

今回は、マテリアルデザインガイドラインの『Applying color to UI』を解説しました。
ボリュームが多くて、このコンポーネントは基本的に何色を使うんだっけ??と、なってしまいそうなので下記にまとめてみました!
(ただし、基本色であってカスタマイズ可能です)


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