「Universal Classic Monsters」

仕事が忙しい合間には、肩のこらない映画が見たい。

おとついの昼は、ユニバーサル社の1935年の「倫敦の人狼」(Werewolf of London)。期待してなかったから、けっこう面白かった。少々毛深くなった程度のメーキャップは全然怖くないけど、自分がこうなったらどうしようという怖さは感じました。

昨日の昼は「謎の狼女」 (She-Wolf of London)。1946年のハリウッド映画は女性を毛むくじゃらにしないし、殺人の場面さえ見せない。ホラーではなく、「レベッカ」や「ガス燈」のようなゴシックスリラー。時代は19世紀から20世紀の変り目。主人公の女性が朝起きてみると、スリッパが泥だらけで、服に血痕がついている。新聞は狼女が公園で人を殺したと報じている。それが何度も起きるので、主人公は自分が狼女じゃないのかと疑い始める。セットはちゃんとしているし、知らない俳優たちが役にピッタリ。途中で察しはつくものの、主人公が可愛いのでハラハラした1時間少々でした。

2015年9月21日

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