市民プールに行った。
今日は予定されていたイベントを雨の為スルーした。イベント内容自体は子供の職業訓練のようなもので、市も協賛していて非常に魅力的ではあった。開催場所がハウスメーカーの住宅展示場でなければ多少の小雨なら行っていた。
僕は社会の底辺に生息している人間なので、宝くじで1等でも当たらない限りこういう「まともな仕事に就き、人生順調な人間」たちが行くような場所自体を毛嫌いしている。成人式もそうだった。行かなかったし、ニュースで目にする時はすぐに消してしまう。
華やかな舞台なんて一生目にしたくは無い。家族に希望を与えてはならない。あれは住む世界が違うんだよ。君たちは少なくとも僕と家族でいる間は絶対にそちら側とは無関係なのだから。
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今日はどこにも行かないかな?と思っていたが、子供達が昨日から「プール行きたい!」コールをするのでプール行きを採用したようだった。車を1時間弱走らせればサマーランドという巨大プール施設があるのだが、9月のこの時期でも家族4人で入場料だけで2万円強掛かってしまう。当然ながらウチにそんな金の余裕は無いので、行き先は市民プールだ。
たかが市民プール、と侮るなかれ。なんと流れるプールがあるのだ。ウォータースライダーもある。入場料は未就学児、市内の小中学生は無料なのも大きい。市の施設だから大人でも1人850円、この物価高のご時世で家族4人で2千円以内で半日遊べるなんて神過ぎる。
実はこの施設を知ってからまだ日は浅い。
6月のとある日、以前行った箱根ユネッサンという温泉施設にまた行きたいと子供達が連日騒ぐのだけど、箱根まで日帰りで行くのはなかなかに骨が折れる。物価高もあり交通費も含めると間違いなく計3万円は超えるし、何より疲れ過ぎるのだ。宿を取ろうにも家族で7万円以上が当たり前。だから子供達との思い出は大切だが、ここに行くのは断固拒否したかった。
ダメ元で市内に子供達が満足出来そうな施設がないか、検索してみる。サジェストに市民プールが出てきてマップで検索してみると、車で20分ほどの場所に良さげな市民プールを見つけた。ホームページや口コミサイトの画像を見ると期待が高まる。恐る恐る長女に「箱根まで行くのは大変だから、とりあえず近くのプールに行ってからで良い??」と確認すると、快諾。それで流れるプールに大興奮した子供達は4ヶ月間で6回ほど足を運んだというわけだ。ちなみに小中学生が夏休みになる7,8月は2時間ごとに入場料の半額が市内在住の小中学生であれど支払わなくてはならなかった為、盆休みは案外空いていて快適に過ごせて良かった。
そんなこんなで今日また行った市民プールは時間制限がない為か割と混んでいた。4時間滞在したが、子供達はまだまだ遊び足りないようだった。つきっきりで子供が溺れないか見守る必要があるので親は楽しめないばかりか精神的疲労が常にあるのを理解して欲しい。
次回は10月に行こうかね。来週から涼しくなるだろうから利用者はかなり減って快適になる事を期待したい。