60年後、また会おうね
今週末は祖父の五十日祭でした。
お葬式が終わってからのこの1ヶ月半は、爆発的な寂しさから自分を守るのに必死で、敢えて忙しく生きていました。
介護ベッドを片付けたことで広くなった部屋を見ても、まだそこにニコニコ笑って迎えてくれる祖父がいる気がして、現実と向き合えるまでどれくらい掛かってしまうのだろうと怖くなります。
受け入れる必要なんてないのかもしれないけど。
おじいちゃんに会いたい。
とにかく会いたいです。
祖父は入院したまま亡くなったので、
どんなことを思って旅立ったのか分からないのが本当に悔しくて苦しくて。
でもきっと家族との数え切れない思い出や、
祖父が人生をかけていたと言っても過言ではない仕事のことを考えていたのだと思います。
その中に少しでも私が入っていたら嬉しいな、
別れがこんなに苦しいなら子供のまま時間が止まってほしかったと思うけど、祖父の様な困っている人に手を差し伸べる強く優しい大人になりたいから、明日からまた進み続けます。
そして「もう人生充分頑張った!」と思えた時、どこか知らない所にいる祖父に会いに行こうと思います。(自分の手で終わらせようとかではなく)
あわよくば生まれ変わって、また祖父の初孫になりたいです。
でもその時は、今まで以上に、嫌がられるくらいたっくさんの愛を伝えたいです。
宇宙一素敵な自慢のおじいちゃん。
22年間ありがとう。
ずっとずっとずーっと大好きです。
2023.06.18
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