10数年後の僕たちへ
自殺に失敗した次の日、YouTubeのオススメに流れてきて、なんとなく聞いた曲があった。
After the Rainさんの「10数年前の僕たちへ」という曲だ。
(https://m.youtube.com/watch?v=JapPIaj2d50)
「さよならの意味もわからずに」という部分が、大した覚悟もなしにこの世界と"さよなら"しようとした自分と重なって。前髪もちょうど長かった私は、心を掴まれて、動けなくなった。
"後悔ばかりの日々も、今は辛い人生も、いつかは終わるから大丈夫だよ"と言われている気がして。
生きていてもいいかなって、思えた。
ラスラビでの、2回目の「それだけはもう間違えないで」。
勝手に、死のうとしたことを当てはめて。
もうあんな間違った選択は、それだけは、しない。
そう心に決めた。
曲の最後では、今まで「10数年前の僕たちへ」だったものが、「10数年後の僕たちへ」になって。
10数年後の私が憧れのようにはなれていなかったとしても、笑えてるといいな、そう思った。
もちろん、このようなテーマの曲ではないのだろうと思う。私は、この方々のことをよく知らないし、自分勝手な解釈すぎるとはわかっている。
それでも、私はこの曲に救われた。音楽はいろいろな解釈ができて、たくさんの人を救うことができるんだなと思った。
本当に出会えてよかったです。ありがとうございます。こんな薄っぺらい文章しか書けないのが悲しいです。もっと書けるようになりたい。
10数年後の私は、もう笑えてますか?