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【開催報告】日本人従業員向け「やさしい日本語講座」~その日本語、ちゃんと伝わっていますか?~

日時:2024年12月1日(日)
場所:高山市民文化会館4-9(中会議室)
参加者:19名


高山市の在住外国人は約1,200人でここ5年間で約300人増加しています。そのほとんどが技能実習制度などの働く外国人です。外国人が働きやすい職場環境をつくっていくために外国人に伝わりやすい「やさしい日本語講座」を開催しました。7月続き2回目。

講師は、飛騨地域で活躍する日本語教師であり、岐阜県多文化共生推進員の糸田恵子さんと、外国人技能実習生の管理団体所属、飛騨地域に住む外国人と日本人住民との多文化共生を目指した市民団体でも活動されている野中彩香さんに登壇していただきました。

やさしい日本語で伝えるポイントや、コツなどを実践を交えながら行いました。外国人が実際使っている教材や、教科書も手にとってみる時間も設け、国語とは別のアプローチで学んでいることに触れました。

グループワークでは、在住の外国人も交え自己紹介や、病院で使う用語をやさしい日本語で考えました。

参加者からは、「少し気をつけるだけでやさしい日本語になることが分かった。実際に、伝えようとすると言葉がでてこないこともありましたが、確認しながらあせらず伝えることも大切だと勉強できました」「外国人の方の日本語を分かろうとする姿にも感動しました!」との感想もいただいております。


参加者のみなさんが、会話を通してとても楽しんでいる姿が印象的でした。とても温かくて、やさしい気持ちであふれた講座になりました。

※本事業は、高山市から委託を当法人が実施いたしました。