酪農発祥の地で、ちっこライスバーガー
千葉県鴨川市の大山千枚田に行って参りました。青田が瑞々しくてとても美しく、目に優しい光景が広がっていました。
その大山千枚田に有る古民家レストランで昼食を取りました。
鴨川と言えば直ぐにお魚が思い浮かびますが、意外や意外、酪農発祥の地ということを初めて知りました。
その昔、子牛を産んだ母牛から搾る最初のお乳(初乳)は濃すぎて売り物には出来なかったので、お酢を加えて固めて食していたそうです。それを地元ではちっこ(乳っこ)と呼んでいたそうです。ちっこライスバーガーは味付けされたちっこをご飯で挟んだものです。食感は大豆ミートみたいな感じで、照り焼き風のお味付けがご飯とマッチして美味しかったです。
そのご飯は、こちらで収穫されたお米を特別なお釜で、もみ殻を燃料にして炊いているそうですが、近々その特別なお釜が製造されなくなってしまうらしく残念です。ふっくら艶々していて、噛むとお米の一粒一粒に存在感が有り、甘味も感じられてとても美味しかったです。
千葉県には発祥の地や日本で唯一という文化が結構あるんですよね。次回は日本で唯一の物をご紹介したいと思います。