2019年2月16日 三陸沿岸道路 歌津北-小泉海岸、本吉津谷-大谷海岸区間が本日開通
式典では、それぞれ地元伝統芸能が披露された。
午後に行なわれた津谷大谷区間の式典では、親戚の中学生の子が地元を代表して言葉を述べた。当時まだ幼稚園児だった彼女は、震災後にPTSDになってしまった。そこにはうちの母の死が関係していた。時間が少しずつ彼女の心を癒していき、今彼女は命を大切にする仕事がしたいと、助産師になることを目指している。子どもが震災から受けた影響は計り知れない。
三陸道は希望の道となるか、破滅への道になるかはわからない。でも、彼女はこの道を通って多くの人に気仙沼に来てもらいたいと話す。そして、みんなに気仙沼のきれいな海を見てもらいたい。と力強く訴えた。
もうじき震災から8年。大人がグダグダかっこ悪いことしてたら、子どもたちに申し訳が立たない。頑張らないと。