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【声に出して助けを求めよ】

https://youtube.com/watch?v=p0QytY-w5TY&feature=share

誰かの、仲間の、助けが欲しいとき。

「自己責任」の履き違えによって、ひとこと「助けて」と言えないばかりに、どれほど追い詰められ、苦しむことになるか。

助けて、あなたの力を貸して、と声に出して言えること。たったこれだけのことが以前の私にはできなかった。

誰かの力を借りなければならないのは私の能力が足りないから、という事実を、ただ事実として淡々と受け止める。その上で、考える。じゃあどうすれば完遂できる?誰かの力を借りて一緒にやれば終えられるんじゃないか、他に術はない、だから声に出してこの人に助けてって言おう、という思考プロセスを、冷静に踏んでいく。

出来ない自分が情けない、出来ないと思われるのが格好悪い、ああもう消えてしまいたい。このような感情の湿気に取り込まれてはいけない。

じめじめと落ち込んでいる暇があるなら、このことを前に進めるために、できることは全てやる、全てやり切る。

誰かの力を借りて、ことを完遂したときの達成感、他者と共にことを行うことのかけがえのなさ、そこから湧いてくる喜び。これを自分に経験させること。協働の経験を一つずつ重ねていくこと。ここに確かな突破口がある。

人は一人では生きていけない。
これは、暮らしの中でも、仕事においても、変わらない真実。人に迷惑をかけてしまうことは織り込み済み。もし迷惑をかけたと思うなら、自分に出来ることをやり切ることで、その人に感謝を返していけばよい。

2年前に書いたこの曲を聴きながら、
いまの私はこのように思う。

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#わたしが私として生きるためのエッセイ 54
#毎日更新
#助けを求める
#息をするように音楽をする
#日常は日常のままで別次元
#fujisakihirokazu

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