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【書籍紹介】モーリス・メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』 Pelléas et Mélisande by Maurice Maeterlinck

モーリス・メーテルリンクの戯曲
『ペレアスとメリザンド』
Pelléas et Mélisande by Maurice Maeterlinck


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☆★☆ モーリス・メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』について【目次】☆★☆
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1. 各国・各地域のWikipedia情報・モーリス・メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』について
 1.1 Wikipedia JA(日本版)の抜粋
 1.2 Wikipedia FR(フランス版) の抜粋、および、その日本語翻訳
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2. Gutenberg へのリンク:モーリス・メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』
 2.1 MAURICE MAETERLINCK  “PELLÉAS_ET_MÉLISANDE”(フランス版)
Gutenberg URL> https://www.gutenberg.org/ebooks/61075
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3. 作者:モーリス・メーテルリンクについて
 3.1 Wikipedia JA(日本版)の抜粋
 3.2 Wikipedia FR(フランス版)の抜粋、および、その日本語翻訳
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〈楽曲リンク①〉
【ラジオ生活:ベストオブクラシック シェーンベルク 交響詩「ペレアスとメリザンド」】
〈楽曲リンク②〉
【ラジオ生活:ベストオブクラシック フォーレ 組曲「ペレアスとメリザンド」】
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1. 各国・各地域のWikipedia情報・モーリス・メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』について
  1.1 Wikipedia JA(日本版)の抜粋
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モーリス・メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』
Wikipedia JA(日本版) URL> https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ペレアスとメリザンド


 『ペレアスとメリザンド』(Pelléas et Mélisande )は、ベルギーの劇作家モーリス・メーテルリンクが書いた戯曲。フランス語で書かれ、1892年にブリュッセルで出版された後、翌1893年にパリで初演された。

【物語】
《》登場人物

-《》主役
 メリザンド(ゴローの后) Mélisande
 ペレアス(ゴローの異父弟) Pelléas
 王太子ゴロー Golaud

-《》脇役
 老王アルケル(ゴローとペレアスの祖父) Arkël
 ジュヌヴィエーヴ(ゴローとペレアスの母) Geneviève
 ゴローの息子イニョルド(先妻との子) Yniold

-《》端役
 医師
 牧童
 侍女
 3人の物乞い
 舞台袖の水兵たち

《》舞台設定
・時代:中世ヨーロッパ
・場所:アルモンド王国(ドイツを意味する仏語「アルマーニュ」+世界を意味する仏語「モンド」の合成語)

《》第1幕
 男寡でもう若くないアルモンド王国の王太子ゴローは、日の暮れた森の中で道に迷ううちに、長い髪の若く美しい女性が泣いているのを見つける。素性を尋ねるが、メリザンドという名前、遠くから来たこと、冠をつけていてそれを水の中に落としたこと以外ははっきりしたことは判らず、ただ泣くのみである。ゴローはメリザンドを連れ帰る。数日後、ゴローはメリザンドを妻にし、許しを得られたら塔の光で知らせるよう、もし願いが叶わなければメリザンドを連れて王国を去ることを祖父の老王アルケルに手紙で告げ、目の衰えたアルケルに代わってジュヌヴィエーヴが代読する。やがて王国の城に来たメリザンドは、ジュヌヴィエーヴに連れられて暗い城の中を案内され、ゴローの弟で若き王子ペレアスと知り合う。城の塔の外から不吉な水兵の歌が聞こえる。

《》第2幕
 打ち解けたペレアスとメリザンドの2人は、城の庭にある「盲の泉」でじゃれて遊ぶ。「この泉はかつて盲人の目を開いた奇跡の泉と言われたが、老王アルケルが盲目同然となってからは訪れる人もほとんどいない」とペレアスは言う。メリザンドはゴローからもらった結婚指輪をもてあそぶうちに、それを泉の底へ落としてしまう。ペレアスは「落とした時に正午の鐘が鳴っていたのでもう遅くなるから帰ろう」とメリザンドを諭す。その晩、ゴローは狩で落馬し、負傷して担ぎ込まれる。メリザンドが指輪をしていないことに気づいたゴローは激怒するが、メリザンドは「海辺で落とした」と嘘をついてしまう。ゴローはメリザンドに、ペレアスを同伴させて海辺を探すことを命じる。夜の海辺でペレアスとメリザンドは乞食たちを見つけ、ペレアスは「この国に飢餓が迫っている」ことをメリザンドに説明する。

《》第3幕
 夜に城の塔の上でメリザンドが「三人の盲いた王女」を歌いながら髪を梳かしていると、ペレアスがやってくる。ペレアスとメリザンドは互いに手を伸ばし触れようとするが、メリザンドの手が届かない代わりに、彼女の背丈よりも長い髪が塔を伝って落ちてくる。ペレアスはそれを掻き抱き狂喜する。しかしその場をゴローに見つかり、たしなめられる。翌日、ゴローはペレアスを深い洞窟に連れて行き、底なしの沼を見せる。外に出た後でゴローはペレアスに、メリザンドの妊娠を告げ、刺激を与えぬようあまり彼女に近づかないようにと警告する。しかしまたその晩、ゴローが先妻の子イニョルドを連れてメリザンドの寝室の中を肩車で見せると、イニョルドはペレアスが彼女と一緒にいることをゴローに告げるのだった。

《》第4幕
 ペレアスは明日遠くへ旅立つつもりで、その前に今晩泉で夜会いたいとメリザンドに告げる。老王アルケルがメリザンドと話していると、ゴローがやってきてメリザンドをなじり、その髪を引きずり回して呪いの言葉をかける。アルケルが制止してゴローは部屋を出て行くが、メリザンドはもうゴローを愛していないことをアルケルに話す。夕方、イニョルドが遊んでいると、羊飼いが遠くへ去るのを見かける。夜になり、泉で待つペレアスの元にメリザンドが現れる。愛の告白をするペレアス、私も好きだと答えるメリザンド。木陰の闇で抱き合う2人、その束の間ゴローが現れ剣を抜く。ペレアスは剣を持っておらず抵抗できない。斬られる寸前までキスを求める2人を無言で襲うゴロー。ペレアスは死に、メリザンドも傷を負い逃げ惑う。

《》第5幕
 召使によってメリザンドが「小鳥でも死なない小さな傷」によって瀕死の状態にあること、そのショックで小さな赤子を産み落としたことを噂しあう。医者に看取られ、死を待つのみで横たわるメリザンドに、ゴローは悔恨にくれつつも、ペレアスとの不義理の有無を問い続ける。しかしすでにメリザンドは黄泉の国へ旅立つ際であり、「許さなければないようなことは、思い浮かばない」などと受け答えは要領を得ない。別室へ下がったゴローをアルケルが慰め諭している最中、メリザンドは誰にも看取られず、一人静かに息を引き取る。泣き崩れるゴローにアルケルは「今度はあれが生きる番だ」と小さな赤子を見せ、静かに幕が下りる。

【音楽】
 この戯曲は同時代の多くの作曲家によって題材とされている。
・ウィリアム・ウォレス - オーケストラ組曲(1900年)
・フォーレ - 英語訳によるロンドン初演のための劇付随音楽(1898年)およびこれに基づくオーケストラ組曲(1900年)
・シェーンベルク - 交響詩(1903年)
・ドビュッシー - 原作をほぼそのまま台本としたオペラ(1902年初演)
・シベリウス - スウェーデン語訳によるヘルシンキ初演のための劇付随音楽(1905年)およびこれに基づくオーケストラ組曲(同年)



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1. 各国・各地域のWikipedia情報・モーリス・メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』について
 1.2 Wikipedia FR(フランス版) の抜粋、および、その日本語翻訳
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Wikipedia FR(フランス版) URL> https://fr.wikipedia.org/wiki/Pelléas_et_Mélisande


 Pelléas et Mélisande est une pièce de théâtre symboliste en cinq actes de Maurice Maeterlinck, créée le 17 mai 1893 au Théâtre des Bouffes-Parisiens. C'est un drame intemporel, avec une atmosphère de légende : les personnages apparaissent sans histoire, on ne connaît pas leur passé.
…  
【Personnages】
・Arkel, roi d'Allemonde, père de Geneviève
・Geneviève, mère de Pelléas et de Golaud
・Pelléas et Golaud, petits-fils d'Arkël
・Mélisande
・Yniold, fils de Golaud
・Un médecin
・Le portier
・Servantes, pauvres, etc.
…  
【Résumé】
 L'histoire générale est une histoire d'amour tragique et de jalousie entre trois personnes : Mélisande, Golaud et Pelléas.

 Golaud, perdu dans une forêt alors qu'il chassait, rencontre Mélisande en pleurs, craintive, timide et envoûtante. Elle vient de jeter sa couronne et menace de se donner la mort si Golaud tente de la récupérer ; les différentes questions que Golaud lui pose sur son origine et son passé restent sans réponse. Golaud l'emmène avec lui dans son château ; ils se marient. Au château se trouve aussi Pelléas, demi-frère de Golaud.

 Avec le temps, Mélisande et Pelléas tombent amoureux, mais tout n'est que non-dits : ils ne s'avoueront leur amour qu'à la fin. Cet amour est platonique, à l'aune du caractère candide des deux jeunes gens. Dans cette pièce, l'amour s'avoue « à voix basse ».

 La scène des aveux (IV, 4) coïncide avec l'acmé de la passion des deux personnages, qui tentent de s'exprimer, au sens étymologique : la passion tente une sortie de ces deux corps prisonniers des convenances sociales. Cette seule étreinte passionnée sera réprimée par Golaud dans le sang de Pelléas.

 À l'acte V, Mélisande donne naissance à une fille. Mais ce sursaut de vie ne peut atteindre Mélisande, qui se meurt, non de la blessure légère que Golaud lui a faite au bras, mais de celle, incurable et incommensurable, qu'il lui a faite au cœur en tuant Pelléas.
…  
【Commentaire】
 Le Moyen Âge regorge de ces histoires d'amour rendues impossibles par les convenances ; si le xixe siècle est le siècle où l'on redécouvre le Moyen Âge, la représentation scénique de celui-ci est soumise aux problématiques d'écriture théâtrale de l'époque ; ainsi, le xive siècle de Prosper Mérimée, dans La Jacquerie, ne témoigne pas que d'un regain d'intérêt pour le Moyen Âge mais aussi d'une recherche dramaturgique et dramatique dans le cadre de la naissance du drame romantique. Il en est de même pour cette pièce de Maeterlinck : cette histoire d'amour impossible et de jalousie est le support d'une dramaturgie que les historiens nomment « symboliste ».

 La pièce de Maurice Maeterlinck est une variation sur la vision : la caractéristique dramaturgique majeure de la pièce est l'obscurité et la pénombre, cette faible luminosité couvre le péché de ces amants qui ne doivent pas être vus, mais aussi permet de s'élever à un niveau supérieur de vision : l'on peut toujours ne voir dans les phénomènes de ce monde que ce qu'ils paraissent, mais dans un lieu si obscur, ce niveau inférieur de vision est rendu difficile, mieux vaut s'élever au degré symboliste de la vision et voir à travers et au-delà des phénomènes.

 La dimension symbolique de la pièce est également présente par les lieux qui sont connotés (la forêt évoque le chaos d'où vient Mélisande, le château met en place une atmosphère de doute, la fontaine est le lieu d'où jaillit la vie et où peut naître l'amour de Pelléas et Mélisande, la chambre est le lieu de l'intimité amoureuse) et les actions qui sont également symboliques (la perte de l'anneau par Mélisande suggère la mort de l'amour entre Golaud et Mélisande).
…  
【Mise en musique】
 De nombreux compositeurs furent inspirés par l'œuvre du poète belge :
・Gabriel Fauré, qui composa en 1898 une musique de scène pour la pièce (suite pour orchestre opus 80), Pelléas et Mélisande, orchestrée par Charles Koechlin ;
・William Wallace, en 1900, avec une suite d'orchestre ;
・Claude Debussy, en 1902, avec son opéra du même nom ;
・Arnold Schönberg, en 1902-1903, dans son poème symphonique du même nom (opus 5), Pelléas et Mélisande ;
・Jean Sibelius, qui composa en 1904-1905 une autre musique de scène (opus 46), Pelléas et Mélisande ;
・Mel Bonis, en 1922, dans sa pièce pour piano Mélisande1 ;
・Alexandre Desplat, en 2013, dans sa symphonie concertante pour flûte et orchestre Pelléas et Mélisande.

〜[Excerpt from above wikipedia]
〜[上記wikipediaの日本語翻訳は次の通り。翻訳にはアプリ「DeepL」を使用。]

  ペレアスとメリザンド』は、モーリス・メーテルリンクによる5幕からなる象徴主義の戯曲で、1893年5月17日にパリ・ブッフ劇場で初演された。 伝説的な雰囲気を持つ、時代を超越したドラマである。登場人物たちには歴史がないように見え、彼らの過去は不明である。
…  
【登場人物】
・ジュヌヴィエーヴの父、アレモンド王アルケル
・ペレアスとゴローの母ジュヌヴィエーヴ
・ペレアスとゴロー、アルケルの孫
・メリザンド
・ゴローの息子イニョルド
・医者
・ポーター
・召使い、貧民など
…  
【あらすじ】
 大まかなストーリーは、メリザンド、ゴロー、ペレアスの3人の悲恋と嫉妬の物語である。

 狩りの途中で森に迷い込んだゴローは、恐ろしく、内気で、妖艶なメリザンドに涙ながらに出会う。 彼女は王冠を捨てたばかりで、ゴローが王冠を取り戻そうとすると自殺すると脅す。 ゴローは彼女を自分の城に連れて行き、二人は結婚する。 城にはゴローの異母弟ペレアスもいた。

 時を経て、メリザンドとペレアスは恋に落ちるが、それはすべて言葉にならないもので、二人は最後まで愛を告白しない。 二人の愛はプラトニックなもので、若い二人の率直な性格に合っている。 この戯曲では、愛の告白は「小さな声で」行われる。

 告白の場面(IV, 4)は、語源的な意味で、自分を表現しようとする二人の登場人物の情熱のクライマックスと重なる。 このたった一度の情熱的な抱擁は、ゴローによってペレアスの血で抑え込まれる。

 第5幕では、メリザンドが娘を出産する。 ゴローがメリザンドに与えたのは、腕に負ったわずかな傷ではなく、ペレアスを殺すことによってメリザンドの心に負わせた、不治の、計り知れない傷だった。
…  
【解説】
 19世紀が中世が再発見された世紀であるとすれば、中世の舞台表現は、その時代の演劇的文章問題に左右された。プロスペル・メリメの14世紀の『ラ・ジャクリー』は、中世への関心が再び高まったことを物語るだけでなく、ロマン派演劇の誕生という文脈における演劇学的・演劇的研究の証でもある。 この不可能な愛と嫉妬の物語は、歴史家が「象徴主義」と呼ぶドラマトゥルギーの基礎となっている。

 モーリス・メーテルリンクの戯曲は、視覚の変奏曲である。この戯曲のドラマトゥルギー上の大きな特徴は、その暗闇とペナンブラである。 この薄明かりは、見られてはならない恋人たちの罪を覆い隠しているが、同時に、私たちをより高いレベルの視覚へと昇華させてくれる。私たちは常に、この世の現象に、それらが見えるものだけを見ることができるが、このような暗い場所では、このような低レベルの視覚は難しくなる。

 戯曲の象徴的な側面は、暗示される場所(森はメリザンドが生まれた混沌を想起させ、城は疑念の雰囲気を作り出し、泉は生命が湧き出る場所であり、ペレアスとメリザンドの愛が生まれる場所であり、寝室は親密な愛の場所である)や、同じく象徴的な行為(メリザンドが指輪を失うことは、ゴローとメリザンドの愛の死を暗示する)によっても存在する。
…  
【音楽設定】
 ベルギーの詩人の作品からインスピレーションを受けた作曲家は多い:
・ガブリエル・フォーレは、1898年にこの戯曲のための付随音楽(管弦楽組曲作品80)『ペレアスとメリザンド』(シャルル・コシュランによる管弦楽)を作曲した;
・ウィリアム・ウォレスは1900年に管弦楽組曲を作曲している;
・クロード・ドビュッシーは1902年に同名のオペラを作曲;
・アーノルド・シェーンベルグ(1902~1903年、同名の交響詩(作品5)『ペレアスとメリザンド』);
・ジャン・シベリウスは1904年から1905年にかけて、同じく付随楽譜(作品46)『ペレアスとメリザンド』を作曲している;
・メル・ボニは1922年にピアノ曲『メリザンド』1 を作曲している;
・アレクサンドル・デプラは2013年にフルートと管弦楽のための協奏交響曲『ペレアスとメリザンド』を作曲している。




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2. Gutenberg へのリンク・モーリス・メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』
 2.1 MAURICE MAETERLINCK  “PELLÉAS_ET_MÉLISANDE”(フランス版)
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Pelléas et Mélisande: Drame lyrique en cinq actes by Maurice Maeterlinck
Gutenberg URL> https://www.gutenberg.org/ebooks/61075

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Title: Pelléas et Mélisande: Drame lyrique en cinq actes
Composer: Claude Debussy
Author: Maurice Maeterlinck
Release date: January 2, 2020 [eBook #61075]
Most recently updated: October 17, 2024
Language: French
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3. 作者:モーリス・メーテルリンクについて
 3.1 Wikipedia JA(日本版)の抜粋
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Wikipedia JA(日本版) URL> https://ja.wikipedia.org/wiki/モーリス・メーテルリンク


 モーリス・メーテルリンク (Maurice Maeterlinck, 1862年8月29日 - 1949年5月6日) は、ベルギーの象徴主義の詩人、劇作家、随筆家。正式名はメーテルリンク伯爵モーリス・ポリドール・マリ・ベルナール (Maurice Polydore Marie Bernard, comte de Maeterlinck)。日本では「メーテルリンク」とカタカナ転写されることが多いが、本人の母語であるフランス語では「メテルラーンク」フランス語発音: [mɛtɛr'lɛ̃ːk]、ベルギーではまた「マテルラーンク」[matɛʁlɛ̃ːk]、もうひとつの母国語であるフラマン語では「マータリンク」[ˈma:tɐlɪŋk]、「マーテルリンク」[ˈmaˑtəʀlɪŋk]に近い発音となる。maeterlinckはフラマン語で「計量士」「測量師」を意味する。

 ヘントの裕福な家庭に生まれ、パリで象徴主義の影響を受け詩作を開始。劇作で才能を発揮し、神秘的な象徴劇を世に出した。戯曲『マレーヌ姫』『ペレアスとメリザンド』や、幸せの象徴である青い鳥を探す児童劇『青い鳥』、詩集『温室』など。

〜[上記Wikipediaより抜粋。]



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3. 作者:モーリス・メーテルリンクについて
 3.2 Wikipedia FR(フランス版)の抜粋、および、その日本語翻訳
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Maurice Maeterlinck
Wikipedia FR(フランス版) URL> https://fr.wikipedia.org/wiki/Maurice_Maeterlinck


 Maurice Maeterlinck, né le 29 août 1862 à Gand (Belgique) et mort le 6 mai 1949 à Nice (France), est un écrivain francophone belge, prix Nobel de littérature en 1911.

 Figure de proue du symbolisme belge, il reste aujourd'hui célèbre pour son mélodrame Pelléas et Mélisande (1892), sommet du théâtre symboliste mis en musique par Debussy en 1902, pour sa pièce pour enfants L’Oiseau bleu (1908), et pour son essai inspiré par la biologie La Vie des abeilles (1901), œuvre au centre du cycle d'essais La Vie de la nature, composé également de L'Intelligence des fleurs (1907), La Vie des termites (1926), La Vie de l’espace (1928) et La Vie des fourmis (1930).

 Il est aussi l'auteur de treize essais mystiques inspirés par Ruysbroeck l'Admirable et réunis dans Le Trésor des humbles (1896), de poèmes recueillis dans Serres chaudes (1889), ou encore de Trois petits drames pour marionnettes (1894, trilogie formée par Alladine et Palomides, Intérieur, et La Mort de Tintagiles).

 Son œuvre fait preuve d'un éclectisme littéraire et artistique (importance de la musique dans son œuvre théâtrale) propre à l'idéal symboliste.

〜[Excerpt from above wikipedia]
〜[上記wikipediaの日本語翻訳は次の通り。翻訳にはアプリ「DeepL」を使用。]

 モーリス・メーテルリンクは、1862年8月29日にゲント(ベルギー)で生まれ、1949年5月6日にニース(フランス)で没したフランス語圏のベルギー人作家で、1911年にノーベル文学賞を受賞した。

 ベルギー象徴主義の第一人者であり、1902年にドビュッシーの音楽に乗せた象徴主義演劇の最高峰であるメロドラマ『ペレアスとメリザンド』(1892年)と、児童劇『L'Oiseau bleu』[青い鳥](1908年)で今日でも有名である、 また、生物学に着想を得たエッセイLa Vie des abeilles (1901)は、L'Intelligence des fleurs (1907)、La Vie des termites (1926)、La Vie de l'espace (1928)、La Vie des fourmis (1930)を含むLa Vie de la natureの中心作である。

 また、ルイスブルックに触発され、Le Trésor des humbles (1896)に収められた13の神秘的なエッセイ、Serres chaudes (1889)に収められた詩、Trois petits drames pour marionnettes (1894、Alladine et Palomides、Intérieur、La Mort de Tintagilesからなる三部作)の著者でもある。

 彼の作品は、象徴主義の理想に典型的な文学的・芸術的折衷主義(演劇作品における音楽の重要性)を示している。




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〈楽曲リンク①〉
【ラジオ生活:ベストオブクラシック シェーンベルク『交響詩「ペレアスとメリザンド」作品5』】



〈楽曲リンク②〉
【ラジオ生活:ベストオブクラシック フォーレ 組曲「ペレアスとメリザンド」】

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