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【USGS】[年月別カウント] 地震情報の設定変更β1b’・半径2500km以内・マグニチュード5.0以上・2024年1月〜、測定中心位置:小笠原・母島 [更新: 2024/08/09, 14:00までのデータ]
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〜…〜【今回の主な変更点】
(1) データの取得日時を更新 : 2024/08/09, 14:00までのデータ
・Webの取得設定は変更なし。再取得しただけ。
(2) 「フォッサマグナミュージアムの東経137.5212以西、かつ、母島の北緯26.6394以北」に限定したフィルター処理を追加。
〜…〜【今回の主な変更点】は以上
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〜…〜【前回の主な変更点】
(1) データの取得期間について
取得期間・開始:2024/01/01〜。(期間終了の指定なし)*
*(期間終了の指定なし):Start timeのみ指定したものであり、同一URLで確認の都度、最新情報に更新される。
(2) 色が地震の度合いを示す【最新情報の詳細・その1・Shake Map】を追加。
〜…〜【前回の主な変更点】は以上
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〜…〜【設定概要】
⭐︎今回はUSGSのデータ取得設定を変更すると共に、フィルターを使った結果も追加。
→ データ取得設定を変更:
半径2500km以内、
震源深さの指定なし、
マグニチュード5.0以上、
取得期間・開始:2024/01/01〜、取得期間・終了:(指定なし)
→ フィルターの設定内容:次の位置情報を用いて地震データを絞り込む。
(a)母島の位置の北緯26.6394以北における地震活動。
(b)フォッサマグナミュージアムがある位置の東経137.5212以西の地震活動。
(c)「フォッサマグナミュージアムの東経137.5212以西、かつ、母島の北緯26.6394以北」に限定した地震活動。
(【☆★☆注意☆★☆】このフィルター(c)では台湾、および、台湾より南での地震活動)が除かれる。)
〜…〜【設定概要】は以上
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〜…〜【データ概要】
【USGS】地球マークを選択[押下]すると、地震発生分布が表示される。
震源深さの指定なし、マグニチュード5.0以上、2024年1月〜を見ると、母島を中心に半径2,500kmの範囲では172回の地震が発生。
ダウンロードしたデータをアプリ「Numbers」のピボットテーブルを使って、発生年月別に件数をカウントした所、2024年04月が最も多く78回[この中での最大マグニチュードは7.4]。
→2024年04月マグニチュード7.4の発生場所は台湾:(23.8353, 121.5977)
[↑GoogleMapsで確認できる。GoogleMapsの検索欄に、この半角()付きのまま入力。]
母島(北緯26.6394)以北に限定したフィルター(a)処理後のピボットテーブルを見ると、2024年の現時点までの発生件数は59回。
フォッサマグナミュージアム(東経137.5212以西に限定したフィルター(b)処理後のピボットテーブルを見ると、2024年の現時点までの発生件数は104回。
今回新たに追加した、「フォッサマグナミュージアムの東経137.5212以西、かつ、母島の北緯26.6394以北」に限定したフィルター処理後のピボットテーブルを見ると、2024年の現時点までの発生件数は27回。
〜…〜【データ概要】は以上
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【USGSの設定内訳】
【基準の位置情報】小笠原・母島
アンナビーチ母島ユースホステル(Gest_House)近く
26.639385°N 142.157308°E
(26.6394, 142.1573)
この場所を中心に半径2,500kmの地震情報を取得する様に設定。その他の条件は次の通り。
・震源の深さ:設定なし
・マグニチュード:5.0以上
・地震情報の取得期間:20240101,00:00 - (期間終了の指定なし)*
*(期間終了の指定なし):同一URLで確認の都度、最新情報に更新。
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【USGS】の設定を変更する場合は「ギアマーク」⚙を押して[選択して]、「検索の変更」(原文では「MODIFY SEARCH」)を押して[選択して]、該当部分を訂正する。訂正できたら、「検索」(原文では「SEARCH」)を押す。
※使用しているアプリ:「Chrome」(上記「原文では」とは翻訳機能OFFの場合)
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【URL】
https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/map/?extent=-69.03714,-400.42969&extent=82.94033,-40.42969&range=search&baseLayer=terrain&map=false&search=%7B%22name%22:%22Search%20Results%22,%22params%22:%7B%22starttime%22:%222024-01-01T00:00:01.152Z%22,%22latitude%22:26.6394,%22longitude%22:142.1573,%22maxradiuskm%22:2500,%22minmagnitude%22:5,%22orderby%22:%22time%22%7D%7D
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【最新情報の詳細・その1・Shake Map】
☆Color indicates degree of earthquake☆
☆色が地震の度合いを示す☆
【事例】<昨日> 2024-08-08 16:42発生の例>
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日本時刻:2024-08-08 16:42:55 (UTC+09:00)
→ [UTC+00:00]では2024-08-08 07:42:55 (UTC)
位置:北緯31.719度 東経131.527度
深さ:25.0キロ
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150120830/picture_pc_adcff32965e7ce91fe28140204906993.png?width=1200)
【注意①】世界各地の標準時は協定世界時(UTC)を基準として定められており、日本標準時(JST)は、協定世界時より9時間進んでいます(東経135度分の時差)。このことから、日本標準時は「+0900(JST)」と表記される。
※今回は、日本の(JST)に合わせるため、【USGS】の設定を(UTC+0900)とした。
【注意②】上記【USGS】の時刻設定を(UTC+0900)にしても、ダウンロードデータには適用されず、協定世界時(UTC)のまま。
【表計算アプリ「Numbers」のピボットテーブル設定】
① 【年月列の新設】ダウンロードした発生時刻の横に列を追加して新設。ダウンロードした発生時刻の列から、次の関数でセルB2には「年月」のみを生成し、B3以降の各セルにはコピペ。→タイトル行は「yyyy_mm」を入力。
・追加新設した列内のセル B2=MID($A2,1,4)&"_"&MID($A2,6,2)
② 【カウント列の新設】新設した各セルに値“1”を設定。→タイトル行は「N」を入力。
③ 上記①②と「マグニチュード」を含めて列選択し(他の列が含まれても良い。今回の場合、行はタイトル行も含む全部)、「列アクション」を選択し、さらに、「選択したセルのピボットテーブルを作成」を選択。
④「この表に値を追加するには、ピボットオプションを表示します。」と表示されたら、この「ピボットオプション」部分を選択。
⑤表示されている「フィールド」内の項目を以下の通りドラッグ&ドロップ。
・「yyyy_mm」(上記①) →「段組」(以前は「列」)
・「mag」(マグニチュード)→「行」[マグニチュードは下側に隠れてたりする。]
・「N」(上記②)→「値」
⑥右上に表示されている「✕」を選択[押下]。
ーーー以上でピボットテーブルの生成は完了ーーー
【ピボットテーブルを生成する元のテーブルの一部】
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150121992/picture_pc_350bd12a20f0425d00fb17e9d5500d79.png?width=1200)
【生成されたピボットテーブル(1)】
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150122407/picture_pc_4cbfca5a7ab79cf7ba104478ec08d0df.png?width=1200)
上記ピボットテーブル(1)を見ると、今年2024年の中で、発生年月別件数のカウント最頻値は、2024年4月が最も多く78回[この内の最大マグニチュードは7.4]。
→2024年04月マグニチュード7.4の発生場所は台湾:(23.8353, 121.5977)
[↑GoogleMapsで確認できる。GoogleMapsの検索欄に、この半角()付きのまま入力。]
【フィルター設定(a) 】母島(北緯26.6394)以北における地震活動だけに絞り込む「フィルター」を設定する。ピボットテーブル生成用のピボットオプションとフィルター設定(a)は次の通り。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150124108/picture_pc_3d15119978a237e513a01b92ab3690ef.png?width=1200)
上記ピボットテーブル(1)の生成後に、フィルター設定(a)「緯度(Latitude) 26.6394以上」の結果は次の【生成されたピボットテーブル(2)】となった。
【生成されたピボットテーブル(2)】
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150123342/picture_pc_78c0742e0eef06c3f3baed722e81066d.png?width=1200)
母島(北緯26.6394)以北に限定したフィルター処理後のピボットテーブルを見ると、2024年の現時点までの発生件数は59回。発生年月別件数のカウント最頻値は、2024年01月が最も多く19回[この内の最大マグニチュードは7.5]。
その次に多い年月は2024年04月の11回[この内の最大マグニチュードは6.5]。
先月2024年07月は10回[この内の最大マグニチュードは6.2]。
今月2024年08月は本日9日目ではあるが、3回[この内の最大マグニチュードは7.1(発生日時:昨日2024/08/08, 16:43頃)]。
一方、上記のフィルターとは違うフィルターを、上記ピボットテーブル(1)の生成後に、【フィルター設定(b) 】フォッサマグナミュージアムの東経137.5212以西の地震活動だけに絞り込む「フィルター」を設定する。ピボットテーブル生成用のピボットオプションとフィルター設定(b)は次の通り。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150124674/picture_pc_b8b3716326c869078c5ea074c9b7172f.png?width=1200)
フィルター設定(b)の「フォッサマグナミュージアムの東経137.5212以西」の結果は次の【生成されたピボットテーブル(3)】となった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150125255/picture_pc_d70aacfb39f81ec6d224829e6f458250.png?width=1200)
フォッサマグナミュージアム(東経137.5212以西)に限定したフィルター処理後のピボットテーブルを見ると、2024年の現時点までの発生件数は104回。発生年月別件数のカウント最頻値は、4月3日08時58分頃の台湾付近の地震があった2024年04月が最も多く61回[この内の最大マグニチュードは7.4]。
その次に多い年月は能登半島地震があった2024年01月の16回[この内の最大マグニチュードは7.5]。
先月2024年07月は6回[この内の最大マグニチュードは5.5]。
今月2024年08月は本日9日目ではあるが、2回[この内の最大マグニチュードは7.1(発生日時:昨日2024/08/08, 16:43頃)]。
さらに、上記の2つのフィルターを同時に追加した場合 ( フィルターのand条件 )は次の通り。上記ピボットテーブル(1)の生成後に、【フィルター設定(c) 】フォッサマグナミュージアムの東経137.5212以西、かつ、母島の北緯26.6394以北における地震活動だけに絞り込む「フィルター」を設定する。ピボットテーブル生成用のピボットオプションとフィルター設定(c)は次の通り。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150127018/picture_pc_b8b029be3d94569329557b511c4f4fb1.png?width=1200)
フィルター設定(c)の「フォッサマグナミュージアムの東経137.5212以西、かつ、母島の北緯26.6394以北」の結果は次の【生成されたピボットテーブル(4)】となった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150127236/picture_pc_da17af3b478144395e2abc17f67d2370.png?width=1200)
「フォッサマグナミュージアムの東経137.5212以西、かつ、母島の北緯26.6394以北」に限定したフィルター処理後のピボットテーブルを見ると、2024年の現時点までの発生件数は27回。発生年月別件数のカウント最頻値は、能登半島地震が発生した2024年01月が最も多く14回[この内の最大マグニチュードは7.5]。
その次に多い年月は2024年04月の4回[この内の最大マグニチュードは6.3]。
先月2024年07月は1回[この内の最大マグニチュードは5.2]。
今月2024年08月は本日9日目ではあるが、2回[この内の最大マグニチュードは7.1(発生日時:昨日2024/08/08, 16:43頃)]。
ー以上ー
【参考】
【リンク】地震:【気象庁】主な地震の発震機構解(速報値), 初動発震機構解
【リンク】「地震:【気象庁】地震情報一覧」
《注》次のデータにはマグニチュード5.0以下も表示されます。
【リンク】
「フォッサマグナミュージアム」
URL> https://fmm.geo-itoigawa.com
ー 以上 ー