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ラジオ生活:クラシックカフェ チャイコフスキー『弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」』

聞き逃しサービス 2023/09/13 放送
クラシックカフェ


『弦楽六重奏曲 ニ短調「フィレンツェの思い出」弦楽合奏版』
オルフェウス室内管弦楽団(弦楽合奏)
作曲: チャイコフスキー(Pyotr_Ilyich_Tchaikovsky)
(33分31秒)

開始より1時間15分03秒頃 (終了より34分57秒前頃)


配信終了2023/09/20 15:50

 (すでに配信終了してます)


番組情報


Google検索 URL>
https://www.google.co.jp/search?tbm=vid&hl=ja&source=hp&biw=&bih=&q=Peter_Ilyich_Tchaikovsky+Souvenir+de+Florence+op+70


Bing検索 URL> https://www.bing.com/videos/search?q=Peter_Ilyich_Tchaikovsky+Souvenir+de+Florence+op+70


 

チャイコフスキー
『弦楽六重奏曲《フィレンツェの思い出》』
wikipedia 日本版> https://ja.m.wikipedia.org/wiki/弦楽六重奏曲_(チャイコフスキー)


  弦楽六重奏曲《フィレンツェの思い出》(仏: Souvenir de Florence)作品70は、ピョートル・チャイコフスキーの最後の室内楽曲。サンクトペテルブルク室内楽協会の名誉会員に選出してもらったことへの返礼として、1890年に作曲され、同協会に献呈された。本作の創作に着手した時、チャイコフスキーはオペラ《スペードの女王》の作曲のためにフィレンツェに滞在中であったため、フランス語で上のような副題が添えられた。

【楽曲構成】
以下のように伝統的な4楽章で成る。
1. 第1楽章: Allegro con spirito (ニ短調、約10分)
2. 第2楽章: Adagio cantabile e con moto (ニ長調、約11分)
3. 第3楽章: Allegretto moderato (イ短調、約6分)
4. フィナーレ: Allegro con brio e vivace (ニ短調、約7分)

   第1楽章はソナタ形式。序奏なしに開始し、ニ短調の激しくも叙情的な第1主題と、穏やかに流れ行くイ長調の第2主題とが対比されている。展開部では魅力的な転調が行われる。定式通りの再現部の後で長調のまま閉じられるかに見せかけておきながら、短調の第1主題が再登場して加速しつつ、急速なコーダへと至る。
   ニ長調の第2楽章は、ピツィカートに伴奏された第1ヴァイオリンに始まり、チャイコフスキーのバレエ音楽にしばしば認められる、甘美だが天真爛漫な楽想が纏綿と歌い上げられる。基本的には、この旋律がほかの楽器に受け渡される中で大きく高揚していく、緩徐なカンティレーナである。ごく短い中間部で、3連符の動きがめだつニ短調の間奏が現れるが、やがてまたロマンティックな曲調に戻ってゆく。
   後半2楽章は、先行2楽章と大きな対比が付けられており、旋律やリズムの発想にロシア民謡の面影が偲ばれる。
   第3楽章は、素朴だがとぼけた味わいを持ち合わせており、間奏曲もしくは2拍子のスケルツォとしての役割を果たしている。ことによるとブラームスの《弦楽五重奏曲 第2番》のワルツ楽章を意識したのかもしれない。中間部ではより躍動的な楽想に転じる。
   フィナーレは、展開部なしのロンド・ソナタ形式。ホモフォニックで忙しいニ短調の第1主題、ポリフォニックに織り成されていく経過句、ハ長調で朗々と歌い上げられる第2主題というように、全体の対比付けが見事である。第1楽章と同じく、荒々しい舞曲調のコーダのうちに閉じられる。
〜[上記wikipediaより抜粋]


【チャイコフスキー研究】
「フローレンスのお土産(フィレンツェの土産)」
URL> https://en.tchaikovsky-research.net/pages/Souvenir_de_Florence


   チャイコフスキーの弦楽六重奏曲 ニ短調、フィレンツェの土産、Op. 70 ( TH 118; ČW 94) は、1890 年 6 月と 7 月にフロロフスコエで作曲および採点され、1891 年 11 月から 1892 年 1 月の間に マイダノヴォで改訂されました。

【楽章と演奏時間[Movements and Duration]】
4 つの楽章があり、演奏時間は約 35 分です。
I. アレグロ・コン・スピリト
[Allegro con spirito]
   (ニ短調、769 小節)
II. アダージョ・カンタービレ・エ・コン・モト
[Adagio cantabile e con moto]
 (ニ長調、204小節)
III. アレグロ・モデラート
[Allegro moderato]
   (イ短調、260 小節)
IV. アレグロ・ヴィヴァーチェ
[Allegro vivace]
  (ニ短調、480 小節)

【構成(Composition)】
   サンクトペテルブルク室内楽協会の名誉会員を授与されたことを受けて、チャイコフスキーは 1886 年 10 月 5 月 17 日、オイゲン・アルブレヒトに対して次のような誓約を交わしました。室内楽作品」。しかし、チャイコフスキーが新作を弦楽器のための六重奏曲にすべきだと判断したのは1887年6月のことだった。

 チャイコフスキーは、1890年8月2日付けの オイゲン・アルブレヒトに宛てた手紙の中で、この作品の演奏と編集に関してさらに詳しく次のように書いている。
『技術的な欠点を率直に指摘してほしい。この点に関しては、好きなように変更していただいて構いません。なぜなら、あなたはこれらの問題について私よりもはるかによく理解していると確信しているからです。特に、フィナーレに 1 か所あります。 6 部構成のフーガです。テーマは 2 つのヴァイオリンがユニゾンで演奏することから始まり、次に 2 つのヴィオラ、そして 2 つのチェロが演奏します。2 小節目では 2 つの声が互いに独立し、 2 つ目の声は徐々に不協和音になっていきます。準備と決意はまったく正しいですが、速いテンポではフーガ全体が不協和音に聞こえるのではないかと心配しています。私の心配が的中した場合は変更しますが、まず勉強していただくようお願いします。到着したらセントピーターズバーグそれを放棄すべきだと思うか、変更すべきだと思うかを教えてください。これはピアノではぎこちなく聞こえますが、弦楽器ではどうなるかわかりません。…』

〜[上記「チャイコフスキー研究」の翻訳より抜粋]


ピョートル・チャイコフスキー
(Peter Ilyich Tchaikovsky)
Wikipedia 日本版>  https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ピョートル・チャイコフスキー
Wikipedia ロシア版>  https://ru.m.wikipedia.org/wiki/Пётр_Ильич_Чайковский


   ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840年4月25日[ 5月7日]  、ヴャトカ県ヴォトキンスク村 - 1893年10月25日[ 11月6日]、 サンクトペテルブルク) -ロシアの作曲家、教師、指揮者、音楽評論家。
〜[上記wikipediaの翻訳より抜粋]

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