お産の仕事をする理由
赤ちゃんが好きは変わらない
一人目を宿した頃は大学病院で麻酔科医をしていた。
心臓麻酔、それもこどもの心臓の手術の麻酔ばかりの日々・・
それから思えば大きな方向転換。
赤ちゃんが好き。は変わらないかな。
病院も(仕事場)家も変わり、我が子がそばにいる生活になり
産科麻酔の面白さを知った。
おめでとうございます!と言える麻酔。
赤ちゃんとママの笑顔を引き出す麻酔。
産科麻酔ができるところ
かといって産科麻酔ばかりできるところは
なかなかなくて。
名古屋まで新幹線通勤したり
大阪まで高速通勤したり・・
今に至るまでには紆余曲折・・
そのあいだに一人目二人目三人目・・
無痛分娩を当たり前に
無痛分娩が世の中で注目されだしてから
麻酔科医の存在も注目されてきたのがきっかけで
今の働き方に落ち着いた。
産婦人科であるだけに子育てにも理解ある職場であったのは
子供を育てやすい環境をもらったと思う。
産科麻酔科医の仲間が増えたら
4人目を産んだクリニックは無痛分娩立ち上げをして、
いまや麻酔科医は5人もいる。
5人目を産んで、自身が妊娠出産をまた経験するなかで
お産をもっと楽しく笑顔でむかえてほしい気持ちがむくむくと。
麻酔科医も非常勤の仲間が増えた。
ママの安全な麻酔のためにも、素晴らしいこと!
精進を怠らず
いつも話せる麻酔科の仲間がいないので
こういった機会はとってもありがたい!