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転職を計画する(高校教師➡︎建築士)

教師になって10年たった。
できることも増え、10年間の自分の成長も感じながら、ここ数年の自分の成長の鈍化に苛立ちを覚えるようになってきた。

今年度は教務主任となり、また新しいことができると思いワクワクしていたが、そんなにワクワクするような仕事はなかった。
高度な能力が必要とされる感じもしない。誰でもできるような仕事な気さえする。学校の全体は見えるものの、学校でできないこと、自分の権限の限界も見えてくる。

こんなワクワクしない毎日は嫌だ。自分がつまらない人間になっていく気がする。そう思ったのが今年4月。何かを変えなくてはと思って考えていたが、「建築士になりたい」これが一番グッときた。

私は元々私立文系だったから、理系の勉強はほとんどしていない。でも、なんだかできる気がする。
一度きりの人生で、このまま納得のいかない時間を過ごしてはだめだ。そう考えながらすぐに行動に移した。大学の説明会に行き、最短で一級建築士になるためにはどうしたらいいか考えた。

『プラダを着た悪魔』をちょうどこの前見たけれど、ラストシーンで主人公がなぜ出版社を辞めたのか、分かった気がする。

今後自分を振り返るため、教員から転職を考えている人のため、考えたことと行動を少しずつまとめていく。

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