信号を待つ理由
深夜3時頃。友人と交差点近くの縁石に座ってアイスを食べていた。車も人も全く通らなかった。しばらく喋っていると、ちょうど目の前でバイクが信号待ちをしていた。私はなんの気無しに「車も人も全く通らないのに信号待ちしてて偉いね」と友人に告げた。友人は「いつも信号に守ってもらってるからなあ」と言った。素敵な考えをする人だと思った。
無意識のうちに、知らない所で、気づかない内に私たちは色んなものに守られてると思う。お巡りさんだったり、法律だったり、それこそ信号だったり。守られていることに気付き、敬意を示した上での主張が大人の言論なのだと思う。好きなラッパーが警察は迷惑で不必要と言っていた。タメ口で話しかけてくるお巡りさんは私も迷惑だなと思う。あと原付の試験に落とされた(これは自業自得)。それでも不必要と言い切ってしまうのは、お巡りさんの働きの恩恵を考慮していない子供の主張だと思う。治安維持だったり、交通安全だったり。当たり前のことだし、本人たちもわかってて言っていると思うけど。
そんなことを気づかせてくれた友人は飲酒して教習所に行っていた。教習所は倫理も教えてくれるのか不安になった。
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