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2007年の「こち亀」はアイフォンではなく

「毎日こち亀」は私のお気に入りで、毎日とはいかないのですがときどき目を通しています。

ITの進歩と生活の変化が追えるのも「こち亀」の良さです。

「私のケータイライフの巻」(ジャンプ・コミックス160巻収録)

今回は、機械音痴、ハイテク音痴の大原部長が、最新式の携帯電話を手に入れて(例によって)調子に乗り、さんざんな目に遭うお話をお届けする。
本作が描かれたのは、2007年。作中でも触れられているが、アップル社が初代iPhoneをリリースし(日本では未発売)、スマホ時代の幕開けとなった年だ。スマホが登場した時代は、今ではガラケー(ガラパゴス携帯)と呼ばれるようになったフィーチャーフォンが、高機能化、多機能化を極めていた時代でもある。

そんな時代に最新端末を手に入れた部長は、生活様式を一変させる。一切の現金払いをやめて、電子決済ですべての支払いを済ますようになる。それがとんでもない悲劇を生むことになることも知らずに……。

ちなみに部長は、ガラケーからスマホに乗り換えた「スマホ競争の巻」(ジャンプ・コミックス190巻収録)でも、またまたやらかしている。

本作と同様に、義理の息子から発売前の最新スマホをプレゼントされて一念発起……するのは結構だが、署の女性警察官やスナックのお姉さんたちに自慢して悦に入る姿は、どうにもいただけない。そして、にわか知識しかないのにスマホを操作した挙げ句に、またもや……。

本作のスマホ版とでもいうべきこちらのお話も、機会があればぜひ読んでいてほしい。

「スマホ競争の巻」より。嗚呼、それ以上いけない!


ここから2007年。ケータイナビですねこれ。

このくらいで超びっくりだった時代があることに中びっくりです。

アイフォンがこの2007年にアメリカ市場に登場。日本では翌年でしたか。

お財布機能も。

母から「画面つかへん」と暗い顔をされたときのことを思い出す。「充電しなかったらつかへんに決まってるやん、あほ?」

ちなみにこの男性が使っているのはアイフォンではないです。外資系(おそらくUS)メーカーによるケータイの最新型。架空のものです。今だとたぶんガラケーに分類されちゃう。スマホがすべてを変えた!

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