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2010年の「こち亀」アイフォン

「現代ケータイ事情の巻」(ジャンプ・コミックス175巻収録)
今回は、スマホ時代を迎えた2010年のケータイ事情と、端末紛失への対処方法について描いたお話をお届けする。

本作が描かれた2010年は、アップルのiPhoneとGoogleが開発したOS・Androidを搭載したスマホが出そろい、本格的なスマホ時代が到来した時期だ。

スマホの特徴をはじめ、キャリアやSIMについての基本的な知識をわかりやすく紹介した、『こち亀』ではお馴染みの最新情報通信系のエピソードとなる。

加えて本作の後半では、個人情報がギッシリと詰まった「スマホ」というツールが持つ、紛失や盗難、ハッキング……などに関する危険性と対処方法について予見している。画面ロックはもちろん、データやアプリを隠す、バックアップを取るなどの防御策を講じておく重要さを感じさせるお話となっているぞ。

ちなみに、擬宝珠纏(ぎぼし・まとい)が本作中で使っている骨董級の携帯電話は、2000年に描かれた「擬宝珠 纏の祖母登場!の巻」(ジャンプ・コミックス119巻収録)で持っていたものと同じ品のようだ。

祖母・夏春都(ゲパルト)から譲り受けたのだというが……。シニア向け携帯ならぬシニアからもらった携帯だ。両さんも作中で驚いているが、物持ちがよすぎはしないか?

以下が2010年。

Cメール?プチメール?何それ知らないっす。

日本製?そんなのもあったんですね2010年。ソニエリなんてこの2年後に合弁解消してソニーに吸収合併。

2024年現在、世界シェアは1%にも満たない、ソニーのスマホ。( ;∀;)

2010年当時は対抗心燃え燃えだったとして、今(2024年末)の日本、もはやアレになってるし。

私の身近にもスマホ使いこなせなくて使わないできる方がいらっしゃいます。


これ今でもわかっていない方のほうが多い気がする…

両さんのキャラクターの濃さで、説明文をもたせてしまう。


ただのAHOやんか。


その後打倒できたかな?

2010年の「ジャンプ」はこういう違法裏ワザを載せてくれてたんですね、よくわかんないけど。


この纏(まとい)というお嬢さん、実際に身近にいたら嫌ですね。いちいち教えこまないといけないし、その割にはあまり感謝してもらえなさそう。


たとえば同僚のひとりがスマホを紛失してパニックになって、そこに「勘吉に聞いてみる?」と切り出すのはいいとして…

「勘吉もやさしいところがあるな!」って、あんた何様?

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