トゥレット症(小学生)
私はトゥレット症に出会う前まではすごく社交的な子供で、公園で全く知らない親子と遊んだり、学校が大好きな子供でした。
そんなうちを小学生の時に襲ったのはこのトゥレット症という病気です。
トゥレット症とはチックの重症的なもので、
当時は、足を引きづるチック、絶叫チック、自傷行為(腕や手はアザだらけでした。)等沢山ありました。
小学6年生の時担任の先生が理解のない先生に当たってしまい、理不尽に怒られました。また、運動会の時のダンスで腕が少し曲がっている程度でも、これは病気のせいか?と毎日電話がありました。母が病院の先生に話をし、電話番号を担任に渡しましたが、卒業するまで1回もしてくれませんでした。
その頃から私は自然にチックというのは悪い行為なんだ、外では出してはいけない行為だと思い込んでいました。だから、無理やり止めました。止めなかったら死んでしまう、そんな風に自分に言い聞かせて止めていました。もちろん楽ではありません。出た時にも本気で自分を責めました。それでもチックというものは次から次へと出てきます。
でもそのことを誰にも言えない、上手く言葉にできないもどかしさがありました。周りは気づいていたはずなのに、上手く自分の気持ちをまとめることができなかったのです。
でも母のおかげで学校に行くことが出来ました。1番の友達のお母さんに、「ここまで辛い思いしたんだから、何があっても乗り越えられるね」と卒業式の日に言われました。
分かってくれたととても嬉しかったです!