静けさを感じる日々
新型コロナウイルス感染拡大防止のため全国に緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出の自粛を求められる世の中になってしまいました。5月14日に47都道府県のうち、39県の解除が正式に決定されましたが、一部の地域ではまだ宣言が解除されていない状況が続いています。
前までよく通っていた飲食店屋さん、商店の皆さん、学校の先生や親友、今まで笑顔で優しく接してくれた方々。今はどうしているのだろうか…いつもそのことばかり思ってしまいます。
街を歩いていてもコロナウイルスが発症する前と比べたら店は閉まっている、人々の気配がない、公共交通機関の行き来が少ない…本当に寂しくなってしまいました。
今までは外出を出来るだけ控えていましたが、そろそろストレスも溜まってくる気がしたので久しぶりに函館山へ行き撮影してきました。函館山も自粛規制がかかっており、ロープーウェイは終日運休で動いてなく、車で登山も終日規制がかかっていて登ることができないので、徒歩で登山してきました。上りは約30分くらいで登り下りは約20分くらいで行き来出来ました。登山途中に出会った観音様にも合掌。
コロナウイルスが発症する前まで山頂は人々で埋め尽くされていたのに今は誰一人いませんでした。その誰もいない山頂を見た瞬間今の現状がより知れた気がしました。
日没まで待ち函館の街がキラキラ輝くまで待ち続け撮影してきました。途中何人か夜景を見に徒歩で登山してきた方々もいました。
コロナウイルスが発生し函館山には観光客がいなくなってしまい、本当に静けさを増してしまい寂しい状態になってしまっています。しかしそんな状況でも函館の街は輝きを増していてとても幻想的でした。この輝きはいつまでも忘れたくないものです。